フィルターで遊ぶ
(↑光彩拡散フィルター)
(粗いパステル画フィルター)
まだいるだろうか。
池に一羽で飛来した冬鳥ミコアイサ♂。
遠くてあまり生き生きと撮れなかったけれど、
4枚選んで、記念にアップ。
パンダ模様の上部の端に、小さな黒い目がありました。
今度の冬も、この池でまた会いたいね。
枯れたオオブタクサの茎を突くコゲラ
中にいる虫が御馳走です。
小さな鳥の無心な表情
美しい模様、繊細な羽の流れ、柔らかな身のこなし
その上、雄の印、赤い班も見せてくれて大サービス。
前回紹介のイチョウやメタセコイアの紅葉を楽しめるこの場所では、
何匹ものノラ猫ちゃんたちに遭遇します。
あ! 前にも会った恰幅のいい猫ちゃん♪
のっそのっそと落ち着き払った歩きぶりで現れて、
目の前を横切って行きました。
良く見ると、綺麗な秋色。
首輪はないけれど、豪華な毛皮ですからこの子はノラちゃんではなさそう。
凄みのきいた動きと容姿に惹かれ、以前にもパチリパチリ。(1月)
幹の中から出てきたのかと、びっくり。
大人しく腰を下してポーズをとってくれたりと、
いつも余裕の猫ちゃんです。(3月)
公園にも校庭にも街路樹としても方々に植えられている
メタセコイアには魅力がいっぱい。
とんがり頭の形の良い樹形、対生に律儀に並ぶ繊細な葉っぱ
独特のレンガ色の紅葉、
そして、お洒落なブローチにもなる素敵な果実。
それに加えて、今年はもう一つ新しい美を見つけました♪
枝分かれした短枝に残る緑色との美しいコラボレーションです。
紅葉へと移ろうひと時の初々しい姿です。
白っぽくなってしまい、あまり綺麗に撮れず少々がっかりです。
イチョウにも、緑と黄色のひと時の美。
黄金色に染まり、今にも踊り出しそうな扇形の葉っぱ
同じ場所の黄葉2010 (1) (2)
葦の茎の前に立っていたアオサギに全く気付かずに、どんどん道を進んで行きました。
首を長くして立っていると、ヨシゴイのように葦に溶け込んでしまうのでしょうか? まさかね。
知らぬが仏で近付き過ぎた為、アオサギさんはふわりと飛びあがりすぐ4~5m先の道の真ん中に舞い降りました。
あれ? 逃げないの?
行く手を塞ぐように道の真ん中に立つアオサギさんって、初めて!
↑折角近くにいてくれるのだからどう撮ろうかと、わくわくドキドキしながら立ったり座ったりしていると・・・
奥の方から人がやってきました。
大きな野鳥が近くにいるのというのに、横を向いて見ていない!
もったいないから、気づいて!と、奥の人を気にしながら、
アオサギさんにじりじりと近付いていくと・・・
やっぱり、飛ばれました。
また同じくらいの距離をあけて着地したところ。
広げた綺麗な羽を撮ろうと切ったシャッターは、なぜか奥の人にジャスピン。
こんなに大きな動きをしたのに、この人こっちを見ていない!
ゆっくり動くので、羽を畳むしぐさにレンズの動きが間に合いました。
あー、行っちゃった。
最後まで気づかれなかった気の毒な?アオサギさん。
右目でこちらを、左目で奥の人を気にしていたことでしょう。
再び近付いてみると、もう距離をあける場所がないのかゆったりと飛びあがり・・・
葦原の奥へと去って行きました。
この場所に慣れ親しんで、訪れる人たちにも動じない一羽のアオサギさんとの出会いは、帰る寸前の出来事。
最後に素敵なプレゼントをもらいました。
真面目に使ってみようと持ち出した18-135mmレンズ。
印象的な写りには今一つでしたが、景色も植物も予期せぬ野鳥が現れても何とか対応できる便利なものでした。
仕舞い込んでいた18-135ミリのキットレンズの練習にと、[根木内歴史公園]へ出かけました。
ここは城跡を整備して作られた公園で、常緑樹や湿地など自然豊かな里山風景を楽しむことができます。
前回の訪問記は、2年前の9月。
ヒレタゴボウやマツカサススキ、タコノアシ、マコモやソクズなど、わくわくする興味深い植物たちが生息していました。
11月の今も生息しているはずなのですが、一面綺麗さっぱり草刈りされて、枯れ姿も見えず淋しい限り。
代わりに樹林。
ブランコができそうなヤマフジ(山藤・マメ科)の蔓。
手が届かなくて残念です。
板の様に太く厚い
唯一の彩り、コナラ(小楢・ブナ科)の黄葉
カルガモの一群が、勝手知ったると言った様子で、小さな池に入ってきました。
仲良しグループがお風呂に入っているような長閑な光景です。
数えてみると7羽です。春には新しい恋がいくつ生まれるのでしょうか。
2、5mほどに背丈を揃え一帯を埋め尽くすヨシ(葦・イネ科)
淡い色の穂が一斉に風に揺れて、煌めいて・・・来る度ごとに見惚れています。
ススキやオギより 荒々しく、群生すると威圧感すら感じる葦の穂です。
目の高さには茎の群生
穂を見上げて歩いていると、ひょいと飛び上がったアオサギの動きが目に入り、ずっと葦の茎の前に立っていたことに初めて気付きました。
形の良い一本のイチョウの木・・・に見えますか?
二本のイチョウの木を重ねて撮るとこうなりました。(^^)
後ろの樹の枝も加わって良い形♪
紅葉の中でもひと際色鮮やかなモミジバフウ(紅葉葉楓・マンサク科)
葉の形はカエデに似ていますが、何となく大雑把。
対生に葉が付くカエデに比べると、互生のモミジバフウは全体に乱雑な印象です。
大きめの葉の紅葉は輝くような赤と黄色
実も見つかりました。
赤い葉に惹かれて思わず撮ったこの木は、なんだったかしら?
葉っぱの形を見ると…多分、モミジバスズカケノキ(紅葉葉鈴懸の木・スズカケノキ科)
ユリノキ(百合の木・モクレン科)の葉は半てんの形。
ハナミズキ(花水木・ミズキ科)の紅葉の中にとんがり頭の可愛い子♪
コケシの頭のような、ネギ坊主のような・・・まだまだ硬い蕾です。