☆妖精からの贈り物☆別館☆

本館で登場させられなかった写真、大きな画面で表示してみたい写真など。
心残りの無いように、別館を作ってみました。

ひと時の美(メタセコイア・イチョウ)

2014-11-30 | 植物

 

 公園にも校庭にも街路樹としても方々に植えられている
メタセコイアには魅力がいっぱい。
とんがり頭の形の良い樹形対生に律儀に並ぶ繊細な葉っぱ
独特のレンガ色の紅葉、
そして、お洒落なブローチにもなる素敵な果実。


それに加えて、今年はもう一つ新しい美を見つけました♪
枝分かれした短枝に残る緑色との美しいコラボレーションです。

 

紅葉へと移ろうひと時の初々しい姿です。 


 

 

白っぽくなってしまい、あまり綺麗に撮れず少々がっかりです。


イチョウにも、緑と黄色のひと時の美。

 

 

黄金色に染まり、今にも踊り出しそうな扇形の葉っぱ

 

 

 

同じ場所の黄葉2010 (1) ( 


一羽のアオサギ

2014-11-23 | 野鳥

 

葦の茎の前に立っていたアオサギに全く気付かずに、どんどん道を進んで行きました。
首を長くして立っていると、ヨシゴイのように葦に溶け込んでしまうのでしょうか? まさかね。

知らぬが仏で近付き過ぎた為、アオサギさんはふわりと飛びあがりすぐ4~5m先の道の真ん中に舞い降りました。
あれ? 逃げないの? 
行く手を塞ぐように道の真ん中に立つアオサギさんって、初めて!

折角近くにいてくれるのだからどう撮ろうかと、わくわくドキドキしながら立ったり座ったりしていると・・・

 

奥の方から人がやってきました。
大きな野鳥が近くにいるのというのに、横を向いて見ていない! 

 

もったいないから、気づいて!と、奥の人を気にしながら、
アオサギさんにじりじりと近付いていくと・・・

 

やっぱり、飛ばれました。
また同じくらいの距離をあけて着地したところ。
広げた綺麗な羽を撮ろうと切ったシャッターは、なぜか奥の人にジャスピン。
こんなに大きな動きをしたのに、この人こっちを見ていない!

 

ゆっくり動くので、羽を畳むしぐさにレンズの動きが間に合いました。

 

あー、行っちゃった。
最後まで気づかれなかった気の毒な?アオサギさん。
右目でこちらを、左目で奥の人を気にしていたことでしょう。

 

再び近付いてみると、もう距離をあける場所がないのかゆったりと飛びあがり・・・


葦原の奥へと去って行きました。

 

この場所に慣れ親しんで、訪れる人たちにも動じない一羽のアオサギさんとの出会いは、帰る寸前の出来事。
最後に素敵なプレゼントをもらいました。

 

真面目に使ってみようと持ち出した18-135mmレンズ。
印象的な写りには今一つでしたが、景色も植物も予期せぬ野鳥が現れても何とか対応できる便利なものでした。


根木内歴史公園の里山風景

2014-11-22 | 植物

 

仕舞い込んでいた18-135ミリのキットレンズの練習にと、[根木内歴史公園]へ出かけました。
ここは城跡を整備して作られた公園で、常緑樹や湿地など自然豊かな里山風景を楽しむことができます。

 

前回の訪問記は、2年前の9月
ヒレタゴボウやマツカサススキ、タコノアシ、マコモやソクズなど、わくわくする興味深い植物たちが生息していました。
11月の今も生息しているはずなのですが、一面綺麗さっぱり草刈りされて、枯れ姿も見えず淋しい限り。

 

代わりに樹林。

 

ブランコができそうなヤマフジ(山藤・マメ科)の蔓。
手が届かなくて残念です。

 

板の様に太く厚い 

 

唯一の彩り、コナラ(小楢・ブナ科)の黄葉

 

カルガモの一群が、勝手知ったると言った様子で、小さな池に入ってきました。
仲良しグループがお風呂に入っているような長閑な光景です。
数えてみると7羽です。春には新しい恋がいくつ生まれるのでしょうか。

  

2、5mほどに背丈を揃え一帯を埋め尽くすヨシ(葦・イネ科)
淡い色の穂が一斉に風に揺れて、煌めいて・・・来る度ごとに見惚れています。

 

 

 

ススキやオギより 荒々しく、群生すると威圧感すら感じる葦の穂です。

 

 

目の高さには茎の群生
 

 

 

穂を見上げて歩いていると、ひょいと飛び上がったアオサギの動きが目に入り、ずっと葦の茎の前に立っていたことに初めて気付きました。


紅葉5種

2014-11-17 | 植物

 

形の良い一本のイチョウの木・・・に見えますか? 
二本のイチョウの木を重ねて撮るとこうなりました。(^^)
後ろの樹の枝も加わって良い形♪

 

 

紅葉の中でもひと際色鮮やかなモミジバフウ(紅葉葉楓・マンサク科)
葉の形はカエデに似ていますが、何となく大雑把。
対生に葉が付くカエデに比べると、互生のモミジバフウは全体に乱雑な印象です。

大きめの葉の紅葉は輝くような赤と黄色

 

 実も見つかりました。

 

  

赤い葉に惹かれて思わず撮ったこの木は、なんだったかしら?
葉っぱの形を見ると…多分、モミジバスズカケノキ(紅葉葉鈴懸の木・スズカケノキ科)

  

ユリノキ(百合の木・モクレン科)の葉は半てんの形。

 

 

ハナミズキ(花水木・ミズキ科)紅葉の中にとんがり頭の可愛い子♪ 
コケシの頭のような、ネギ坊主のような・・・まだまだ硬いです。


コセンダングサなど(こんぶくろ池)

2014-11-15 | 植物

 

林の中で見つけた花は、シロヨメナ一輪と、コセンダングサ。
そしてこのススキ(芒・イネ科)。 花序が細くても立派な花の花盛り。(*^^)v
小道の奥へいざなう様に 「いらっしゃいませ」と、頭を垂れて
楚々とした風情です。

 

 チャバネセセリが留まった黄色い花に、
極小の白い花弁が付いていました。
コシロノセンダングサとコセンダングサとの中間型の花でした。

[コシロノセンダングサの花]と[中間型]

 

 放射状に付いたそう果は、くるくる回り出しそうな楽しい形♪                        
紅葉した葉や赤い茎、そう果の先端に付いたベージュ色の冠毛など、
全部が相まって、簡素でありながら素敵な姿だと思います。

 

この線形の実が服に付くと、細くて取りにくい上に結構痛い。
かなり強力なひっつき虫です。

 

拡大してみて見えました! ひっつき虫の恐ろしい?秘密が!
先端に付いた冠毛には下向きの刺、
黒い線形の部分には上向きの刺。
これではこちらが苦戦するわけですね。


実・6種(こんぶくろ池・10月下旬)

2014-11-15 | 植物

 

訪れる人も少ない静かなこんぶくろ池

花の季節も終わり、目に留まるのは色鮮やかな実。

 

愉快な形のゴンズイ(権萃・ミツバウツギ科)の実

肉厚の真っ赤な果皮が弾けて、中から黒い目玉(種)が現れます。

 

 

この日一番優雅なは、コムラサキ(小紫・クマツヅラ科

葉柄の位置から少し離れて実が付くところ、葉の縁の上半分

にだけ鋸歯があるところなどが、ムラサキシキブとの相違点。

 

 

黒紫色に熟すイボタノキ(水蝋の木・モクセイ科)の実は、まだ未熟。

汚れのないとても美しい緑色でした。

 

 

黒紫色に熟したウド(独活・ウコギ科)の実

 

 

カラスウリ(烏瓜・ウリ科)の実

 

 

マムシグサ(蝮草・サトイモ科)の実


森の魔法使い(こんぶくろ池)

2014-11-13 | 野鳥

 

 

腕の一振りで、森の様子を変えてしまう

魔法使いに出会いました。  

 

 

 

 

 池のほとりの木々を、さかさまに生やしてみたり、

 

 

 

 

 

  

同じ木の葉っぱでも、色違いに染めることなんか思いのまま。

 

 

 

 

 

 

ただ、ペンキ塗りだけは苦手なようですね。