深夜2時半まで一気に読んでしまったのが
『架空の犬と嘘をつく猫』寺地はるな
前半はゆっくりペースで読んでいたら、半分過ぎから止まらなくなり、
次の日が仕事も休みだとつい夜更かしに自分を甘えさせてしまったという。
ちょっと後悔。
とても良い後半なのだから、ペースダウンしてじっくり味わったら良かったのに。
ペースアップしたのは、白水の名字に反応してのこと、何の事はない本筋とはかなり離れたこと。で最後まで自分の拘った白水の名字の解決ならず。
って急ぎ読んだから?
もう一度読み直そうかな?笑
いやいや、そんなことに気持ちが囚われたお陰でラストまで一気行けたんだけど、結果はオーライ。
良かったよぉ
笑。
好きだわ、この作家さん!
普通の家庭に生まれたのだけれど、何故か山吹の気持ちも良く分かった。
それぞれの置かれた境遇の中でそれぞれが苦しみ、それに耐えるための保身の形が家族バラバラになる不幸を生んでいた。
家族とは難しいね。
普通の我が家(多分きっと)であっても、越えられないお互いの壁は見ないようにしても感じるもの。
ま、それら感じることは小さなことではあって、日常では尖ることもなく波風も立たず表に出ずにいつの間にか煙のように消えていっている(多分きっと)
だから平々凡々穏やかに居られる我が家なのだ。多分。
と、気付かされた。これを読んで改めて。
ラスト、予想に反してた。
そしてホント、良かったよ。
わたしはすっかり
もう紙の本と拡大鏡と仲良し。笑
以前の
Kindleの良さも分かったけれど、やはり紙だわ、わたしには。
過去記事↓「紙の本と電子書籍」
さて、ポストに届いているかな次に読む本。
では、皆様良い1日を…