園会議のNGワードは？（笑）

うちの園には楽しい保育士仲間達がいます。

保育士仲間のみちさんは、とてもまじめに一生懸命やる方で、
そして笑い上戸。一度、笑うと5分は止まりません。
特に私の行動が面白いらしく、どこかにつまづいたりするだけで・・・
ずっと笑っています。
また、何故かそのタイミングを見られることが多いのです。
先日も、パソコンのキーボードを打っていて、数字を打とうと思ったら、
電卓を打ってしまいました。それを見て、大笑い！
しばらく収まりませんでした。

そんなみちさんですが、唯一あまり笑わず、関心を示さないものがあります。
それはスポーツです。特に野球

うちの園のミーティングで、園長の私から、こんな話をしました。
チームワークの話の例えとして・・・
「野球の中で、送りバントって、あるのを知っていますか？
　野球は得点を取らなければ勝てません。でも一人ひとりがばらばらに
　打っていても得点を取れないんです。
　送りバントは、自分が犠牲になって、仲間のためにランナーを進めるって、
　ことなんです。
　打ちたい！ヒーローになりたいという気持ちを捨てて、仲間のために
　助ける役割を担うんです。
　保育も仲間を常に思いやって、サポートに回ることも大切なんです・・・」
　という感じの話をしました。

　ところが、一人だけうわの空の人がいました。
　みちさんです。
　ヘッジ
　「話はわかりました？」
　みちさん
　「ところで・・・バントって、何ですか？
　　野球のルールがわからないんですけど・・・」

しまった・・・野球はわからなかったんだ・・・と
悟りました。

しかし、またしても2009年春のワールドベースボールクラシックでの日本の優勝に
感動していたヘッジはミーティングでだった野球の話を使って
しまいました。

業務がベテランなど一人に偏ることがあるので、チームで頑張れ！と伝えたくて
こんな話をしました。とくにベテランが体調が悪い時にクラスの運営がうまく
いかないというのがあると困るので・・・
「今回の野球のワールドベースボールクラシックで日本が優勝したのを
　知っていますか？
　日本ではイチローがとにかく注目され、他の選手もとにかくイチローに
　頼っていました。普通のチームは4番バッターに期待がかかりますが、
　日本は1番のイチローに。
　しかし、期待のイチローは絶不調！日本も当然、苦戦しました。
　日本のチームはあきらめませんでした。イチローが失敗した後もみんなで
　カバーし、他の選手の活躍で決勝戦まで勝ちあがりました。
　みんなが助けてきてくれたことを知っているイチローも最後の試合の最後の
　打席で決勝点のヒットを打ちました。
　チームとして、助け合うことでお互いの信頼感も強くなります。
　また、ベテランのスタッフもいつも調子が良いわけではありません。
　お互いにみんながカバーしあいましょう！」

　そんな話を・・・
　しかしまたしても、ぼーっとしてる人が・・・
　みちさんです。
　聞いてみました。
　ヘッジ
　「すみません、野球の話でわかりにくかったですよね？」
　みちさん
　「いえ、大丈夫です。野球って、１番が１番いいんですか？
　　あと、何の試合ですか？」

野球には全く、興味を持っていないみちさん
ワードです。

ヘッジも極力、たとえ話の際には、野球は使わないようにしています。
でも、よくサッカーの話題は話しています。
きっと大して変わらないでしょうね（笑）

ちなみにみちさんの趣味は・・・

物件探し　です。

楽しい仲間がたくさんいるんです。このなかでみちさんはどれでしょう？
ちなみに保育士仲間のなっちもいます。
画像は2009年の園のハロウィーンのスタッフの衣装です。