つらいけど、皆さんにも読んで欲しい話です。夫婦の愛をを本当に感じます。
こういうことを忘れずに、災害を乗り越えなきゃいけないんだな、って思います。
【合掌】一人のベガサポが天国へ旅立ちましたhttp://plaza.rakuten.co.jp/vegaltan/diary/201103180000/?
上記のブログにフルブラウザでアクセスしてください。是非読んでほしい。
「下記はコピーとなります」
昨日の夜、天国へと旅立った仲間のカミさんから連絡が入った。
仲間のカミさん「先ほど知人から連絡が入って、うちの人の車が発見されたそうなんです。お忙しい最中に、こんな事をお願いするのは気が引けるのですが、明日、一緒に発見された車の場所へ行っていただけませんか?」
自分「あ、そうなんですか、あいつの車が・・・。分かりました、支店長の許可を貰って、一緒に行けるようにします。なぁ~に、支店長には「アイツの車に、大切な仕事の書類が残っているかもしれないので・・」とでも言えば問題ないでしょう」
仲間のカミさん「本当に申し訳ありません。一人では、怖くって・・」
自分の車に仲間のカミさんを乗せ、車が発見された場所に到着。一応、発見してくれた知人からは簡単な略図を書いてもらったのだが、津浪に流されて屍となっている車の数は尋常じゃあなく、結局1時間程かけて仲間の車をようやく見つける事が出来ました。
自分「で、何か、探し物でもあったのですか?」
仲間のカミさん「はい、この車には大切な物が絶対に残されているんです。それを彼に渡さないと、あの世から彼に叱られてしまいます・・」
仲間のカミさんは、その大切な物のありかを事前に知っていたらしく、ダッシュボードを明けると簡単に目的のものを見つけ出した。
仲間のカミさん「あった、あった、やっぱりあった!!これこれ、これがないと、入れないもんね・・。あとは、そうそう、これもあった。やっぱり几帳面だわ、うちの人は・・」
自分「何なんですか?探し物って?・・・」
すると、仲間のカミさんは、クリアーファイルの中に保管されていたチケットとドライブの行程表が記してある簡単なメモ紙を私に見せてくれた。そのチケットとは、私と一緒に行くことになっていた柏戦の物で、行程表は私のリクエストである「柏へ行ったら、試合前に美味しいトンカツを食べて気合をいれ、試合後はスーパー銭湯にでも行って汗と疲れを流してから仙台へ帰りたい」という我侭をカバーすべく、アイツなりにネットで調べた店舗が記入してあった・・・・。
お昼頃に柏へ着いたら、千葉県柏市明原の「とんかつ 塩梅(あんばい)」で昼食。
試合後は、柏天然温泉 白金の湯でリラックス
「アイツ、真面目なフリして仕事もしないでこんな事を調べていたんだな」そんな事を思いながら感傷に浸っていると・・・仲間のカミさんが話しかけてきた。
仲間のカミさん「このチケットは、払い戻しの為に探していた訳ではないんです。うちの人は柏戦へ行くことを楽しみにしていたので、絶対に、あの世へ行っても日立台のスタジアムに入ろうとすると思うんですよ。だから、まだ、火葬になるか土葬になるのか分からないんですけど、あの人に・・・このチケットを渡しておかないと・・。チケットが無いと、スタジアムへは入れないじゃないですか?「お前、なんで、ポケットへ入れといてくれないんだ!」って、あの世から叱られちゃうので・・・」
仲間のカミさんが、なんとか搾り出した言葉を聴いた瞬間、私は涙が出るのを我慢する事が出来ませんでした。私の前には、ヘタな恋愛ドラマなんて足元にも及ばないくらいの愛情で結ばれていた強い女性が居たのです。生前、アイツは酔っ払うと「うちの嫁さんは日本一です」ってウザイくらい俺たちに言っていたけど、その意味がようやく分かりました。残念だけど、死んでから分かりました。
「美香さんは、お前にはもったいないくらいの素晴らしい女性だったよ。せっかく、美香さんがお前の為にチケットを探し出したんだから、お前さー、あの世へ行ったら忘れんなよ。試合は延期になったから、日時とかは美香さんから聞いておくんだぞ」そんな独り言を心の中で呟いていたら、ついに感情の波に耐え切れず美香さんは号泣。それを見た私も号泣。俺にも、こんなに涙が流せるんだ・・。
伸行、お前の嫁さんは、本当に日本一だったんだな。そして、一緒に行こうな、柏へ。
ここから私たちは学べることもあるはず。災害にも気を付けることも大切です。でも、その前に愛する人とどれだけ深い毎日を過ごせるか?大切ですね。
長かったとは思いますが、皆様もいかがだったでしょうか?
こういうことを忘れずに、災害を乗り越えなきゃいけないんだな、って思います。
【合掌】一人のベガサポが天国へ旅立ちましたhttp://plaza.rakuten.co.jp/vegaltan/diary/201103180000/?
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昨日の夜、天国へと旅立った仲間のカミさんから連絡が入った。
仲間のカミさん「先ほど知人から連絡が入って、うちの人の車が発見されたそうなんです。お忙しい最中に、こんな事をお願いするのは気が引けるのですが、明日、一緒に発見された車の場所へ行っていただけませんか?」
自分「あ、そうなんですか、あいつの車が・・・。分かりました、支店長の許可を貰って、一緒に行けるようにします。なぁ~に、支店長には「アイツの車に、大切な仕事の書類が残っているかもしれないので・・」とでも言えば問題ないでしょう」
仲間のカミさん「本当に申し訳ありません。一人では、怖くって・・」
自分の車に仲間のカミさんを乗せ、車が発見された場所に到着。一応、発見してくれた知人からは簡単な略図を書いてもらったのだが、津浪に流されて屍となっている車の数は尋常じゃあなく、結局1時間程かけて仲間の車をようやく見つける事が出来ました。
自分「で、何か、探し物でもあったのですか?」
仲間のカミさん「はい、この車には大切な物が絶対に残されているんです。それを彼に渡さないと、あの世から彼に叱られてしまいます・・」
仲間のカミさんは、その大切な物のありかを事前に知っていたらしく、ダッシュボードを明けると簡単に目的のものを見つけ出した。
仲間のカミさん「あった、あった、やっぱりあった!!これこれ、これがないと、入れないもんね・・。あとは、そうそう、これもあった。やっぱり几帳面だわ、うちの人は・・」
自分「何なんですか?探し物って?・・・」
すると、仲間のカミさんは、クリアーファイルの中に保管されていたチケットとドライブの行程表が記してある簡単なメモ紙を私に見せてくれた。そのチケットとは、私と一緒に行くことになっていた柏戦の物で、行程表は私のリクエストである「柏へ行ったら、試合前に美味しいトンカツを食べて気合をいれ、試合後はスーパー銭湯にでも行って汗と疲れを流してから仙台へ帰りたい」という我侭をカバーすべく、アイツなりにネットで調べた店舗が記入してあった・・・・。
お昼頃に柏へ着いたら、千葉県柏市明原の「とんかつ 塩梅(あんばい)」で昼食。
試合後は、柏天然温泉 白金の湯でリラックス
「アイツ、真面目なフリして仕事もしないでこんな事を調べていたんだな」そんな事を思いながら感傷に浸っていると・・・仲間のカミさんが話しかけてきた。
仲間のカミさん「このチケットは、払い戻しの為に探していた訳ではないんです。うちの人は柏戦へ行くことを楽しみにしていたので、絶対に、あの世へ行っても日立台のスタジアムに入ろうとすると思うんですよ。だから、まだ、火葬になるか土葬になるのか分からないんですけど、あの人に・・・このチケットを渡しておかないと・・。チケットが無いと、スタジアムへは入れないじゃないですか?「お前、なんで、ポケットへ入れといてくれないんだ!」って、あの世から叱られちゃうので・・・」
仲間のカミさんが、なんとか搾り出した言葉を聴いた瞬間、私は涙が出るのを我慢する事が出来ませんでした。私の前には、ヘタな恋愛ドラマなんて足元にも及ばないくらいの愛情で結ばれていた強い女性が居たのです。生前、アイツは酔っ払うと「うちの嫁さんは日本一です」ってウザイくらい俺たちに言っていたけど、その意味がようやく分かりました。残念だけど、死んでから分かりました。
「美香さんは、お前にはもったいないくらいの素晴らしい女性だったよ。せっかく、美香さんがお前の為にチケットを探し出したんだから、お前さー、あの世へ行ったら忘れんなよ。試合は延期になったから、日時とかは美香さんから聞いておくんだぞ」そんな独り言を心の中で呟いていたら、ついに感情の波に耐え切れず美香さんは号泣。それを見た私も号泣。俺にも、こんなに涙が流せるんだ・・。
伸行、お前の嫁さんは、本当に日本一だったんだな。そして、一緒に行こうな、柏へ。
ここから私たちは学べることもあるはず。災害にも気を付けることも大切です。でも、その前に愛する人とどれだけ深い毎日を過ごせるか?大切ですね。
長かったとは思いますが、皆様もいかがだったでしょうか?
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