秋田県と岩手県の県境を通る「八幡平アスピーデライン」は冬の間はあまりの積雪のため、閉鎖されます。
それが雪解けとともに通行止めが解除されます。
例年は5月初旬なのですが、今年(2024年)は4月15日(月)でした。
例年より半月も早いのはやはり温暖化の影響です。
今年は本当に雪が少なかったですから。
その週末、早速アスピーデラインに出かけてきました。
晴天です。けっこう地肌が出ています。ショックです。雪が少ないんだなあ…。
この時期の八幡平としてはありえません……。
まだ、下の方とは言え、こんなもんですよ。いや~~ショックだわあ…(*´Д`)
名物の雪庇(せっぴ)はどのくらいできているのでしょう。
全然ないのかもしれないなあ…。
あ、少しはありますね。
それでも、こんなに地面が露出しているのは本当に珍しいですよ。
雪もだいぶ解けていますね。
ところが、上に行くにしたがって…、
天気が怪しいですね…。
視界が真っ白になってきました。
パークサービスセンターや、レストハウスでは、吹雪いています。真冬です。
すんごく寒いです。うん、八幡平はこうでなくちゃ!!!!(・∀・)
視界は真っ白です。眺望なんてありやしません。
さて、そんな中ですが、ドラゴンアイのある「鏡沼」めざして出発します。
とはいえ、こんな感じで、真冬の雪原を行く感じになるので、スノーシューをはじめとした真冬の防寒着など冬装備が必須になります。よい子は絶対真似しないでください。
私もこの時期の八幡平は初めてなのですが、スノーシューハイクは何度かやっています。
そんで、ピンクリボンがしっかりガイドされているので、よっぽどでない限りは迷わないでしょう。
たぶん。
ただ、この日はメチャクチャな吹雪で、視界も悪く…。
遭難しないよう、最新の注意を払っています。
お、柵に囲われた辺りに来ました。
これは…。
鏡沼ですね。「ドラゴンアイ」です。っていうか、全然見えませんね。沼の前面が凍っています!!!
こんだけ寒けりゃ当たり前でしょう。さて、この先の「メガネ沼」はどうでしょうか。
こっちの方が小さいのに、逆に凍っていないみたいですね。不思議ですね。
もう一つの沼は完全に凍っています。確かめてみたいですが、柵の向こう側に行くほど、私も無謀ではありません。
ズームしてみますが、まあ、よく分かりませんね。
ちなみに、山頂方面を目指して樹林帯の方へ突入しますが、「樹氷」というほどの積雪はない模様です。
こんなもんですね。
もちろん、十分寒いのですが。
なにやら、木枠が見えてきました。山頂のようです。
着きましたね。半分くらい雪に埋もれています。
何ならやぐらより、積雪の方が高いくらいです。
折角のやぐらですが、視界はゼロ。真っ白です。
当り前ですわね。
深田久弥「日本百名山」の文章の碑があります。
ぜひ、みなさんもここまで来て、確かめてみてください。
さて、ボチボチ帰りますかね。風で、木がみんななびいています。すげえもんです。
今回はガマ沼までは行かないことにします。安全策をとります。
実を言うと、ここまで来るのも、けっこう怖いのです。
とはいえ、下がって来れば、この日は好天。
岩手山もとても綺麗に見えます。
山頂付近の吹雪が、嘘のよう…。
しかし、こうしてみると、今年は本当に雪が少ないんだなあ…、と感じますねえ…。
(おわります)
【撮影日:2024/04/20】
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます