【撮影日:2024/10/14】
【本日の山行】
5:40 出発
5:50 記帳所
6:10 休憩~6:20
6:40 二股分岐
7:25 「最後の水場」~7:40
8:10 蟶山山頂~8:35
9:56 大峰分岐
10:26 白神山山頂~11:00
11:15 大峰分岐
12:10 蟶山分岐
13:40 下山 帰着
日本海でございます。
日本海といえば…、
「不老ふ死温泉」!!!
日本海を眺めながら、というか、海の中で温泉に入れるという…、
中は男女分かれてございます。入浴料は1000円です。まず内湯に入ってから歩いていくのでございます。
(実際入ってみた(・∀・))
※ ※ ※
それはともかく、今回の目的は「白神山地」。
秋田と青森の境にある山地です。
秋田と青森は実は山地が少なく、平野が多いです。日本海側は特に。
白神山地は標高はたいして高くないものの、秋田と青森を屏風のように隔てています。
ですので、この山地は海に迫っています。
▲引いてみるとこんな感じです。
ちなみに、ここは「ゆとりの駐車帯」というところです。
▲いろいろ説明があるようなので、読んでみましょう。
▲白神山地のエリアが示されています。このエリア(緑色)は道路もおろか林道、登山道もありません。
当然ですが。特別な許可を取らないと入れないエリアになっているようです。
っていうか素人が入ったら、出てこれないでしょうね…。
そして赤の矢印は私が画像に書き入れたものです。そこが今回の目的地「白神山」になります。
白神山に登っても、世界遺産の地域には入れないようです。まあ、仕方がないです。
言い忘れていましたが、この地図は北が下になっています。つまり、秋田県側が上で、青森県側が下に書いてあります。
さて、次は看板の右側です。
▲こちらのエリアから見える山々です。今回は「蟶山(まてやま)」から「白神山」に登ろうと思っています。
「大峰岳」の方は藪の中で行くのは無理らしいです。
「崩山」のほうは十二湖の方から行けるようです。
「大崩」は山肌が崩れて露出している場所です。たぶん、これが「白神」の語源になっています。
▲世界遺産についての説明です。時間のある方は読んでみてください。
要は、「手つかずの自然」が残されている。ということです。
さて、その「大崩」ですが、十二湖のあたりから間近で見れるポイントがあります。
(十二湖のあたりは後日アップします)
十二湖の中の「八景の池」の近くから「大崩」を間近に見ることができます。
ちょっとだけ山道を歩きます。
まもなく、テラスのようなところにたどり着きます。
大崩が見えます。
石灰質の岩壁です。
▼こちらは別の十二湖のハイキングコースにあった案内板です。凝灰岩らしいです。
この「大崩」(日本キャニオン)はいつごろからあるのかというと能代大地震の頃とか言われていますが、判然としません。
別の資料館では、むかしからこの白い岩肌が、
海からも見えるので、船乗りたちの目印になっていたそうです。
▲こちらの写真は海からではなく、ある道路から撮ったものですが、こういう景色から「白神山」という名前が付いたものと想像されます。
多分、この露出部分は昔からあったのだろうと思います。勝手な思い込みですが。
まあ、前置きはこのくらいにして、いざ、行きましょう。
▼コチラ、登山口駐車場です。国道から10分弱山道を登ったところにあります。
駐車場はとても広いです。フラットですし、テン場としても使えますし、登山前の車中泊にももってこいです。
奥(ちょっと高くなったところ)にはトイレもあります。ちょっと臭気が強いのですが…。
ちなみに、休憩所(板敷の部屋)もあるのですが、そこは宿泊禁止だそうです。
けっこうキレイでフラットなので、泊まりたくなるんですが…。
さあ、登り始めましょう!!!!
写真右手奥の舗装路から入ります。
今は車両進入禁止です。道の端には草が覆い積もってますし、所々崩れています。
昔はこの先まで車が入っていた時代があったってことなんですねえ…。
ちなみに、先ほどの駐車場からのショートカットもできます。ちょっとだけですが。
駐車場からここの登山道まで登ってこれます。
しばらく道路が続きます。
何やら小屋が見えてきました。
▼「記帳所」です。
▲この電話ボックスみたいな建物の中に「入山届」とポストがあります。一応書きます。
▲ここから登山道です。ここまで昔は車で来られたようです。
▲先ほどのような地図があります。今度は北が上に書いてあります。
さあ、行ってみましょう。ここから登山道の始まりです。
▼入ってすぐに、機械があります。何でしょう、コレは???
説明を読むと、
なんと、まさかの自動計測装置(カウンター)とは!!!(・∀・) やるなあ、環境省。
さて、山道を進みます。普通の山道です。
秋ゆえに落ち葉が目立ちますね。
急な坂には梯子も用意されており、整備されています。ありがたい。
10月とは言え、まだまだ葉っぱも残ります。
???どうやら、登山道がコンクリートで固められているようです。
崩壊を食い止めるためでしょうか。
登山道は案内やピンクリボンが豊富です。ほとんど迷う心配がないです。
案内表示も新しい。
ちょっと道は細めな感じはしますが、普通の山道です。
いやあ、山道って癒されますなあ。
二股分岐まで来ました。直線に行けば、「二股コース」です。
地図上は早く行けそうな気がしますが、こっちは藪でしかも急登なのだそうです。
そういうわけで普通に「マテ山コース」行きます。ここから少し登りが急になります。
でも、ロープなどがあるので、ありがたい。(・∀・)
進んでいきましょう。
案内板はとても小まめにあるので助かります。
山道を登ります。
途中、水場がありました。ありがたい。ここで水を補給して休めます。
ちゃんと水が汲めます。写真には写っていませんが、ここで多くの人が休憩しています。
いろいろ情報交換もできます。
先に進みます。案内板のおかげで、少しずつ進んでいる実感がわきます。
狭い道もありますが、踏み跡をしっかり辿れば問題ありません。
途中、倒木もあります。う~~ん、歴史を感じさせます。
ブナ林を進みます。森林浴が気持ちがいい…(*^▽^*)
蟶山(マテヤマ)までの道は結構傾斜がきついです。
蟶山の近くまで来ました。
折角だから、蟶山まで行ってみます。
ちょっとだけ藪の中です。あんまり人が行かないのでしょうか。
(ちゃんとした登山道を選べば、そんなことはない)
標高が上がっていきます。ピンクリボンもありますし、なんとなく標高が高くなっている場所を選んでいきます。
山頂らしきところに向かいます。
どうやら着きました!(*^▽^*)
蟶山(まてやま)の山頂です。
三角点もありますね。
木に彫ったやつがいる…(; ・`д・´)…自然を破壊する行為は許せん!!!!( ゚Д゚)
ちなみに、眺望はゼロです。
そんなに標高が高いところじゃありませんしね。仕方ないですが。
この日は登山客がけっこういたのに蟶山の山頂に来る人はほとんどいなかったですよ…。
さて、さっきの場所に戻りました。
ついさきほどまで同行していた方の話によると、この先はなだらかで足が一気に進むということです。
この蟶山までは結構登りがきつかったので、その情報は助かります。
(後半につづきます)
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