アメリカの「ファイザー」などが開発する新型コロナウイルスのワクチンが
治験で90%効果が確認された、というニュースでにぎわっていましたね。
安全性も高いようで、本当に安全で効果的なワクチンができるといいですね。
さて、こちらも良いニュースで、
先日、「胃がんの転移をおさえることに成功」という記事が出ていました。
名古屋大学の研究グループが発表したそうで、
転移した胃がんの細胞のなかで増えるタンパク質「NPTXR」をとりのぞくことで
がん細胞が増えるのを抑えることができるそうです。
まだマウス実験の段階ですが、この「NPTXR」は乳癌やすい臓がんなどでも
転移するときに増えているそうで、胃がん以外のほかの癌でも応用できるかもしれない、
ということです。
がんは、早期発見すれば治りやすくなってきましたが、
早期発見しづらいすい臓がんや胆道がん(胆のうがん、胆管がん)や、
発見が遅く、転移したがんに有効であれば患者さんの光になりますね。
一日も早く実用化できるといいですね。