先日「ウイルスでがんを破壊」という記事を目にしました。
治療薬が承認されるそうで、脳腫瘍の一種「悪性進行膠腫(こうしゅ)」という病気に使用されるそうです。
脳のなかの細胞ががん化することでおきる病気で、「膠芽腫(こうがしゅ)」というものが代表的です。
「ウイルスを使って癌治療」ができるんですね!
脳の腫瘍のなかに、特殊なウイルスを一定間隔で最大で6回注入するそうですよ。
東京大学の藤堂教授が、ヘルペスウイルスを3つの遺伝子に変えて、
からだに入った時にはウイルスががん細胞だけで増えてがんを攻撃するそうで、
正常な細胞で増えないそうです。
ちなみに審査期間が普通より短い国の制度が適用されたので、
薬を患者に使ったうえで7年間データを集めて
有効性と安全性を改めて確認するという条件付きだそうです。
このような期待のもてる薬について
審査期間を短くする「先駆け審査指定制度」の対象になっていたそうですよ。
正常な細胞には悪影響がないのであれば副作用も少ないでしょうから
早く安全性、有効性ともに確立されて欲しいですね♪