piano 竹内直子

in other words, "I LOVE YOU".

うさぎのミー、その後。

2015-02-18 | Weblog

お客さまや、何人かの方から、ご心配をいただき、ご連絡をいただいたので、
経過報告などを載せさせていただきます。
※暗い内容なので、以下はうさぎの病気のことについて、お知りになりたくない方はお読みにならないようご留意くださいませ

 

 

************

2/20(火)のお昼に摘出した腫瘍は3つ、
病理検査の結果は、そのうち巨大な(Lサイズの卵よりも大きい)一つは、
「肉腫NOS」という、悪性の癌でした。
「線維肉腫」と呼ばれる場合もあります。

http://plaza.rakuten.co.jp/sunmond/6001/

うさぎも含め、猫にも時々発症する癌で、
ミーは特に高齢なので、麻酔のリスク、術後のダメージのリスクを懸念して迷いましたが、手術に踏み切り、
手術が始まってから、この肉腫は根っこが張っていて、境界線がはっきりしないタイプの癌だということが判り、
残念ながら、取り切ることができないまま、縫合しました。

残っているものは、ほぼ確実に再発し、すごいスピードで増殖します。
同じ病気のうさぎのBlogを見ると、
5回手術をした子、3回手術をして、それ以降は20cmくらいになってしまって内臓を圧迫して衰弱して亡くなった子、
いずれにしても、手の施しようのない病気なので、
一番長い子で発症してから一年、短い子では、すぐ再発して1週間で巨大化し、すぐ亡くなった子もいます。
肉腫の自壊の様子など、壮絶過ぎて、読むだけで厳しいものばかりです。


今年の4月で10歳も迎えるミーには、今回の術後の衰弱の様子から見ても、
もう一度手術をすることは難しいだろうと思っています。
今は、ありがたいことに、術後の予断を許さない状況からは脱して、モリモリゴハンを食べているので、
再発を遅らせるために、免疫力を上げること、
なるべく一緒にいて、たくさんなでなでして、楽しく暮らすこと、を、心がけています。


そして、小動物の手術は、まだまだ日本では一般的ではなく、
専門医の専門的医療を受けるためには、目の飛び出るような医療費がかかります。
例えて言うなら、手術代だけでも、人間の私自身が摘出した時の手術代の20倍でした。

一人でえっちらおっちら演奏で生計を立て、ミーにお留守番ばかりさせてきた飼い主ですが、
毎日毎日、「ただいま!」「いってきます!」と言って、
帰宅してから一日の報告をして、一緒に夕飯を食べて、
二人三脚で暮らしてきた、大切な家族のミーの医療費を、
とにかくバリバリ働いて、捻出しなければなりません。

すこしでも一緒に居る時間を優先したいという気持ちが先行して、ずいぶん悩みましたが、
あっという間に破産してしまうような金額がどんどん出て行くので、
今は、工夫した無料の監視カメラで、iPhoneで外からも確認できるようにして、悩みつつ仕事を続けている毎日です。
これからの看護にかかる時間、費用、仕事のこと・・・、
まだまだ暗中模索です。

近しい友達は、様子を見に来てくれたり、ずっと声をかけ続けてくれたり、
しょっちゅう連絡をくれたり、心細いときに、本当にとってもとっても助けてもらいました。

 

そして、私は、
ピアノを演奏して、聴いてくださる方のお疲れが癒えたり、何かのお力になれれば、と思いながら、
非日常の空間で、心を込めて夢を売るお仕事をしています。

プライベートで暗い内容をお届けして、お読みになった方が悲しい気持ちになってしまうことは、全く本意ではありません。

なので、
Blogでのお知らせは、ここまでにさせていただいて、
これから、闘病の後にミーが月に帰っても、ここではお知らせしないことにさせていただこうとおもいます。

人間で言えば、もう80歳くらい。
よく こんな飼い主で、がんばって生きてくれました。
病気にはなりましたが、平均寿命6歳のうさぎの一生を、充分全うしたと言えるとおもいます。
本人にしかわかりませんが、この癌は、ほとんど痛みがないのだそうです。



拙宅に、レッスンに来てくれた生徒さんたち、
リハに来てくれたメンバーたち、
お友達のみんな、
ミーをかわいがってくださって、ほんとうにありがとうございました。


本日現在の、ミーの様子です。
なるべく元気そうな写真をピックアップ!

まだ傷を舐めてかさぶたを取ってしまっていた時の、お手製術後着。
齧ってすぐダメになってしまいいましたが

 

ほんとうに、どうもありがとうございます(^-^)

飼い主&ミーより


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