２０１２年の、お正月。

ニューオータニ「Bella Vista」でのカウントダウンライブで、
無事に新年を迎えた2012年。
帰るところなんてどこにもないので、仕事が重なって、わさわさとしていた方が、
ずっと気持ちが助かる年末年始。

いつも当たり前の日常に遭難している私を、折に触れて気にかけてくれるやさしい友人が、
「お正月だから、一緒にご飯食べよう。」と、誘ってくれたお言葉に図々しく甘えて、
美味しい手料理をたくさんご馳走になってきました。

今年は、妹さんがちょうど早めの帰省をされていて、東京に戻ってきたばかり。
ご実家からのお節料理の直送便まで、ありがたくご相伴に預かりました。

じゃじゃん！↓↓



このほかに、なんと鮑のバター焼きと、鰤のお刺身！
1000km以上離れた故郷から届いた、海の幸のご馳走サプライズ。
お母様が大きなお鍋で焚いた煮物、お父様が捌いた、味のぎゅっと濃い鰤。

右上の春巻きは、彼女が仕込んでおいてその場で揚げてくれたもの。
曰く、片栗粉の割合を失敗したとのこと、とんでもなく美味しかったから、有無を言わせず大成功なのです。

でも、何より一番美味しかったのは、
帰る時、彼女が持たせてくれた、生姜ご飯のおにぎり。
ちょうど良い塩梅で、冷めてももっちり艶のあるお米と、清々しい生姜の香り。

翌日、また日常の仕事に戻り、
演奏の合間に、もぐもぐいただきながら、

ありがたいのと、あたかかいのと、こんなに心を幸せにしてくれるお食事ともうお別れなのがさみしいのとで、
お化粧がぐじゅぐじゅになる。

今年もほんとうにほんとうにありがとう！ご馳走さまでした。


がんばらなくちゃ、2012年も。