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naokk/Kunstgewerbe のブログです
ドイツ、デュッセルドルフEller地区からのお便りとお店のご紹介

Eller地区散歩 16

2023-10-13 21:46:40 | 狭い地域で


前回ご案内した初夏のお祭りの写真の続きです。

先週末に出かけた中世のお祭りには、写真を撮らなかったのが残念。やはり天気の良い日だったのに。
それで皆さまには終わってしまったプログラムで申し訳ないですが、ご紹介のページを貼り付けます。写真もたくさんあるので、こんな雰囲気と感じてくださればと思います。(この手のページは時間がたつと消えてしまうと思うので悪しからず。)

https://www.ddorf-aktuell.de/2022/10/07/duesseldorf-eller-der-schuetzenplatz-wird-zum-ritterlager/

Eller地区散歩15

2023-10-10 19:22:32 | 狭い地域で


久しぶりに投稿しましたら、見て下さった方が多かったようですので、そう言えば戦争が始まった頃、皆さまからご心配いただいたことを思い出して、少し近況報告をと思いました。
こちらの生活は、物価の高騰も勢いは少し収まり、10月に入っても暖かめなのもあって、少しはお買い物の足も戻っているようです。小麦の品不足も現在は特に叫ばれません。但し、食品メーカーの浮き沈みは激しいようで、いつも購入しているメーカーでないものが優勢になったりしています。
Eller地区は初夏から現在まで、夏のお祭りから、蚤の市、お城での高級な市、先週末のお祭り広場での中世のお祭りまで、穏やかな家族ぐるみのイベントが催され、マスクをしている人も見ません。
写真は初夏のお祭り(シュッツェンフェスト、射手のお祭り)の時のパレードで心配されましたがお馬さんたちも参加してくれて、Eller地区役場前に集合しているところです。警察の馬3頭も出て、パレートの謁見のお役目も果たしていました。この後お祭り広場まで散歩し、甘くて香ばしい炒ったアーモンドを食べながらのんびり過ごしました。
こんな風に、とりあえず元気で過ごしております。皆様もお元気で。

唐突ですが見本市

2021-03-25 04:37:31 | 狭い地域で


こちらは数年前のデュッセルドルフ見本市メディカの写真です。HH。ハンドアルバイトとホビーという見本市の招待状が届きました。もちろんオンラインの見本市です。写真のような盛況ぶりと再びなるのはいつのことでしょうか。以前HHの見本市は、デュッセルドルフとケルンで1年ごと交互に開催されていたのですが、ケルンのみになって久しかったのが、とうとうオンラインになってしまった。手芸用品や素材はとにかく見て、触って、初めて理解するものなので、とにかく残念。うちのお店の品物もインターネットでの販売はかなり無理がある品物ばかりです。お店の営業は許可されているとはいうものの、予約しないとお店に入れないのでは、やはり閑古鳥が鳴いています。お店の外での受け渡しは許可されているので、店に入らずショーウィンドウだけで即決購入される方の方が多いです。そこへきて復活祭の期間の営業も揺れていて、まさに木の葉の船に乗って漂う小売業界。辛いのですが、とにかく販路がなければ製作も許されないので、毎日ショップを一生懸命肉付けしています。決済については、今時クレジットカード払いもなしでどうするのと言われますが、決済代行業者は詳しく読んでみると必ず仮想通貨に関連してきてしまうので、少なくとも現状のような野放し状態で仮想通貨流通の片棒をかつがされるのを嫌って導入していない状況です。

Eller地区散歩14

2021-02-18 00:31:45 | 狭い地域で


寒い寒い2週間が過ぎ、少し春めいてきました。お店の前の人通りが増えてきて、歩く速さが速くなってきているように感じます。(歩いていても、いつすべって転ぶかわからないので、皆慎重に歩いていたのですね。)私も2週間ぶりに車で出かけることができました。路面凍結の間はしっかり巣ごもりしていました。アウトバーンで多くのトラックが道路をふさいで、渋滞となり夜明かしした車も相当な数でした。(そんな時は最寄りの赤十字などが出て、温かい飲み物やスナック、毛布などを配ります。)デュッセルドルフ市の周辺でマイナス20度前後を記録したのは、数年ぶりと思います。ドイツで経験した中で、最低はマイナス25度。日中の最高気温がマイナス14度でした。大きな湖が完全に結氷して、遊びに行きましたが、頭がジンジンしました。部屋の暖房も最高にしても、なかなか部屋が通常の温度に達しなかったのを覚えています。今回は、昼間の最高はマイナス5度くらいには上がったので、そこまでの辛さはありませんでした。小鳥たちのさえずりも嬉しそうに聞こえます。(写真は雪が降る前のもの。路面凍結の間、デュッセル川の脇は危険なためか、広く通行止めになっていました。)

Eller地区散歩13

2021-02-02 23:12:24 | 狭い地域で



少しうちの近くに戻り、停車場の近くの橋を出発点に小川に添って散歩することができます。これはその名も Düssel、デュッセル川です。デュッセルドルフの市内のあちこちを支流が流れていますが、交差点の付近や各所で暗渠となっており、地図などでチェックしていかないと見失う場合があります。北行すると、しばらくは川添いに歩けるようになっています。広くなっているところには、このような立て札があり、ワンちゃんたちが自由に走り回れる場所も。

現在、2021年2月2日の時点でライン川の水位が上昇し、週末まで注意が必要とのこと。デュッセル川の土手も地面の凍結で足場が悪くぬかっており、水位も上がっているためか、現在は一部散歩道も閉鎖されています。この川は以前氾濫してうちの通りの多くの建物の地下室に浸水したこともあるので、注意が必要です。

Eller地区散歩12

2021-01-30 01:46:43 | 狭い地域で




卵直売所からまたお城の裏手へ戻ると、こちらもお城の関係の建物か、古い建物が左手に見えてきます。奥は、前回の住宅群への門です。こちらは、EllerのHeimatmuseum(ハイマート ミュゼウム 郷土資料館)として使われています。Heimat Verein(ハイマート フェアアイン 郷土愛好家クラブ)という団体があり、通常は土曜日と日曜日に中に入ってEllerの歴史など、資料を見ることができます。近所の養蜂家のはちみつも販売しています。現在はもちろん入れませんが、散歩の途中に足を止めてみてくださいね。ときどきホビー作家さんの展示会も開かれます。私もここで、糸紡ぎ実演販売をさせていただいたこともあります。春になってまたイベントが再開されますように。

Eller地区散歩11

2021-01-28 02:02:36 | 狭い地域で





お城の裏手に出て少し行くと、養鶏場の直売所があります。デュッセルドルフに長く住んでいて、ここの卵を定期的に購入される方も居ます。Eller Mittteの市場のじゃがいも屋さんで売っているのはここの卵と思います。Bodenhaltung(ボーデンハルトゥング)とかFreilandhaltung(フライラントハルトゥング)と称して、平飼い卵です。

Eller地区散歩10

2021-01-23 21:35:08 | 狭い地域で



お散歩を続けて、お城の後ろ側に出ますと昔のお城の関係者のお宅なのか、素敵な一連の建物があります。こちらも一度大改修が行われましたが、その前はかなり長い期間空き家で心配したものです。今はこの雰囲気ですからすぐに借り手もついて良かったですが、高級になって以前住んでいた方々が戻って来られなかったかもしれないと思うと気の毒です。
散歩人が多いので、週末は鎌倉の住人と同様、あまり心が休まらないかもしれませんね。

Eller地区散歩9

2021-01-04 23:35:52 | 狭い地域で



1月4日の御用始め、とはいえやはりホームオフィスで新鮮さは特になしという方もいるでしょうか。会社は去年から週替わりで出社というところも多かったですが、今回できる限りの自宅勤務が奨励されています。仕事に行き詰まったときは、少し戸外に出て気分転換。デュッセルドルフでEller付近にお住まいの日本人はとても少ないですが、たまにはこちらにもお運びください。
ここでドイツ人を揶揄した有名なジョークを紹介します。(こちらに在住の方にはよく知られているのですでにご存知の方には失礼します。)

ある外国人がドイツ人に質問しました。
「雨が降ったら何をするの?」
ドイツ人答えて曰く。
「散歩だよ。雨の日の散歩は素敵だからね。」
外国人はさらに質問しました。
「それでは、雪が降ったら何をするの?」
ドイツ人は当たり前という顔で答えます。
「散歩だよ。雪の日の散歩はまたとても素晴らしいからね。」

これが全くジョークではないくらい確かにドイツ人は散歩が大好きです。これが夏場の湖などとなると大挙して人々が押し寄せてくる。それを見た日本人は何かイベントでもあるのかと思い、さっそく人々の向かう方向について行ってみました。ところがしばらくして、何故か人々の行く方向がまちまちなことに気が付きます。そしてどこにも到着しない。しばらくして、やっとこの人波がただの散歩だったことに気が付いて、なーんだ。

というわけで、私もEller城周辺の散歩。特におすすめの場所はお城の後ろ側のお堀添いの道や小さな橋からの眺めです。


Eller 地区散歩8

2021-01-03 01:19:18 | 狭い地域で


今日はお正月2日の土曜日で、今年はほとんどすべてが4日の月曜日から営業のようですが、やはり食料品と日用品のお店はにぎわっていました。市場も中日一日ですが、やはり営業していました。まだこの週末で、小さい規模で招いたり招かれたりがあるのでしょう。お花屋さんも営業が許されているらしく開いていました。

改修なったお城は大きくはありませんが、なかなかきれいなたたずまいを見せています。服飾デザイン単科大学が出たあとしばらくは、かなり荒れ果てた姿で心配したものです。やっと再開したけれど、また先行きは心配です。今年また室内楽のコンサートが開かれるようになったら、是非行きたいものです。秋ごろ毎年開催される、芸術家の市(Künstler Markt)や、不定期ですが中世の市(Mittelalter Markt)も是非是非戻ってきて欲しいですね。

Eller地区散歩7、お城の門

2021-01-01 01:53:59 | 狭い地域で


   
途中まだ寄り道があったのですが、やはり新年ということで Schloss Eller(シュロス エラー、エラー城)のご紹介。以前はドイツの記念物保護法の枠組みで服飾デザインの単科大学として使われていましたが、その後改修されコンサートや結婚式などに利用できる催事会場になりました。ここもコロナで定期的な催しがすべてキャンセルになっているはずです。でも庭は常に市民に無料で開放され、憩いの場になっております。うちから近いこともあり、私もここのお散歩は大好きです。

現在夕方6時過ぎ。気が付いてみたら日本ではすでに新年を迎えて日付が変わっていました。こちらはまだ一仕事してからカウントダウン。花火は禁止されたのですが、やはりあちこちからパーンと聞こえてきます。警察と秩序局のパトロールが巡回しております。おつかれさまです。皆さますこやかな新年をお過ごしください。

Eller地区散歩6

2020-12-30 00:02:49 | 狭い地域で



お城に向かって歩いて行くと、広い道路を渡ったところ、右手にスケートボード、ローラースケートなどを練習できる広場があります。ここもロックダウンで使用禁止。誰もいなくて残念ですが、夏場は互いに接近しなくても遊べる場所として、大変にぎわっていました。両親や保護者が直射日光や雨をしのげるパビリオンが見えます。この工事もかなりの費用がかかり賛否両論であったと思いますが、青少年のためにこのような場所を設けて良かったと思います。解放される日が待ち遠しいですね。

Eller地区散歩5

2020-12-29 06:32:36 | 狭い地域で



発着場の斜め向かい側には、プロテスタントの教会、Schlosskirche(シュロス キルヒェ)があります。現在改修工事中で足場がかかっています。通常はさまざまなコンサートやピアノの発表会が開催され、クリスマスには多くの人が訪れるはずの場所ですが、今年はゆっくりと改修工事ができますね。コロナが明けたらきれいに完成した姿を見せてくれるとうれしいです。この道はSchlossallee(シュロスアレー)で、文字通りお城への通りです。そうEllerにはお城もあるのです。

Eller地区散歩4

2020-12-25 03:00:42 | 狭い地域で


さて今日はいよいよクリスマスイブ。通常であれば午後4時以降、地下鉄も路面電車もバスも運行をやめ、町は静かな聖夜の雰囲気に包まれます。デュッセルドルフ市の中心に近い旧市街に出かけた人やパーティーに招かれた人なども自分で運転するかタクシー以外交通手段がなくなります。お酒を飲んだら乗れないので、タクシーの売上は相当なもののはず。ところが今年はほとんどの教会でクリスマスのミサもなし。パーティーも2世帯5名までしか集まれないので、人の動きは少ないです。それにも関わらずまだ地下鉄や路面電車が走っているのが不思議。タクシーの運転手さんたちはどんなにがっかりしているでしょうか。

お店のあるEller Mitteの停車駅から2駅行くと、U75と705という2路線の終点となり、地下鉄、路面電車、バスの発着場Vennhauser Allee(フェンハウザー アレー)に着きます。午後でもすべて写真が暗いのは、冬至の日の前後、確かにまわりが暗くて一日でも明るい時間帯が非常に短くなっているからです。ヨーロッパへの旅行が、夏至の日の前後がおすすめなのは、この逆に昼間の時間帯が大変長くなり、気候も良くて旅行の時間を十分に楽しめる可能性が高いからです。

この発着場から、有名なベンラート城や、湖 Unterbacher See(ウンターバッハー ゼー)など散策に行ける路線や多くの路線バスも出ています。 


Eller地区散歩3

2020-12-15 04:56:58 | 狭い地域で


こちらが、マルクト広場からお店のある通りGumbertstr.(グンバートシュトラーセ)を見たところ。道路に路面電車の線路があり、すぐ広場の脇がEller Mitteという停留所でもあります。このクラシックな街灯はなんとガス灯です。一時取り壊してLEDにする話が出ていましたが、市民の意見でコスト比較しても、このガス灯を残すほうが経済的とかで、残す案が通りました。ガス灯の明かりは若干黄色がかっていて、気を付けて見ていると見分けがつくようになります。とはいえ昔のように人が1本1本点灯してまわることはなく、すべて自動で暗くなるとつきます。この街灯はEller全域ではなく、このマルクト広場など一部にのみ残され、裏通りは新しいものに変えられました。

さて、本当のロックダウンが日曜日に協議され、12月16日水曜日から来年1月10日までと決定が下されました。食料品や生活必需品のお店以外はみな閉店しなければなりません。なんとうちのお店も今年の営業は明日火曜日を1日残すのみとなりました。時間帯を延長して長くお店を開けていますが、人々はまた買占めがあることを心配してか、皆トイレットペーパーなど日用品の買い物でせかせかと通り過ぎます。クリスマスプレゼントは、買い物の混雑を避け、やはり家でゆっくりネットショッピングでしょうか。うちのお店を含めて、衣料品や小物のお店はクリスマスで年間の30%近くを売り上げるといわれています。クリスマス後からと思っていたロックダウンをクリスマス前に実施されると、事態は相当深刻です。うちのお店はデュッセルドルフ市内は配達が無料ですので、メールや電話でご注文をお待ちしております。