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毛刈りの日6





30度を超えて暑かったたのは2~3日で、急にまたジャケットを羽織る気温になりました。今後の展開が気になりますが、ドイツでは5月6月に数日暑くても、このままいわゆる冷夏の状態で夏が終わってしまうこともあります。それでも20度を超えれば夏という感覚でこちらの人たちは半袖を着ている人も多いですが、私はやはり寒く感じるので、セーターやジャケットは手放せません。夏の間もほとんど羊毛で糸紡ぎをしています。木綿や麻、絹も紡ぎますが、やはり編むのも織るのも手に優しい感触は、羊毛が一番です。たくさんの羊さんの中から、色の違った毛や柔らかく長い毛をもっていそうな羊さんを探すのも、とても楽しい経験でした。このように群れの中に多くの品種が混ざっていても食肉用であれば、特に問題がないのでしょうか。不思議な気もします。でもみんな仲良く暮らしているようですね。
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毛刈りの日5





こちらは今週から急に暑くなり、6月としては最高の気温37度が予想されています。夜も24度程度になるとか。五月いっぱい寒くて暖房をかけていたのですが。
感染率もどんどん下がって緩和ムード。外のカフェやレストランなら、ワクチンや陰性証明なして座って楽しめるようになりました。
そういうわけで、ちょっと暑いですが毛刈りの話を続けます。この群れはほとんどが白い羊さんですが、中にはこのように茶色の毛の羊や、顔の黒いサフォーク種らしいのも居ます。サフォークはすでに刈ったのが多いのは、サフォークの毛だけを引き取る人がいるからかもしれません。羊の種類についてはよくわかりませんが、譲り受けた本に英国の品種が詳しく出ていました。
「羊の博物誌 百瀬正香著 日本ヴォーグ社」にイラスト入りで多くの羊の品種が紹介されています。ドイツではどの辺にどのような種類がいるのか、調べてみたくなりました。これまで知っているのは、メリノも多いですが、山に居るCoburger Fuchsschafとか、泥炭地地方の毛の長いMoorschnucke,
北東ドイツ、ポンメルン地方の Pommersche など、羊毛を見るとだいたいわかっても顔はあまり知らないのでこれからちょっと写真を集めてみようと思います。
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毛刈りの日4







羊さーん、こっち向いて。いくらこっち向いてと言ってもやっぱり緊張からか、毛刈りをされる囲いと反対のほうへ押して行ってます。ほとんどが後ろ向き。毛の品質を見るには背中の毛を見るので、都合はよいのですが。通常はある程度好奇心も旺盛のようですが、今日はそれどころではないのか。

でも居ました。向こうからしっかりカメラ目線の一頭が。涼しい顔でこちらを見ています。やっと正面のお顔も撮れました。その後ろにはすでに刈られた羊さんも見えます。
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毛刈りの日3



さあどんどんと近くの方へ集められてきていますよ。もう刈られたらしいのも混ざっていますね。刈られたらまとめて広い方へ放されるのですが、その時も何故か言うことをきかず、また毛刈りされるグループの方へおしくらまんじゅうしているのもいる。刈られるときにも、かなり抵抗するときもあるので、毛り職人さんもときどきは痛くするときがあるようです。天気の良い日に1日か2日でこの300~400頭すべてを刈るのは容易なことではありません。また長年羊飼いをしていた方のお話しで、当たり前ですが、羊には日曜日も祭日もないので、もちろん人間の場合は交代でお休みしますが、週休2日というわけにも行かず、労働条件は相当過酷な状態らしいです。大変なお仕事ですね。それでもドイツには女性の羊飼いさんもいるのですよ。以前地域の新聞で紹介されていました。伝統的に、また宗教上の理由からも羊飼いという職業を残したいという考えが人々の心の中にあるようです。
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毛刈りの日2



さて、まずは羊さんたちが刈られる前に囲いに入れられ順番待ちの状態。区画されたところの脇にさらに別の区画がありここに発電機を置いて、電動バリカン用コンセントを数か所設置。順々に刈っていきます。広いほうに解放されているのはすでに毛刈りが済んだ羊さんたちのようです。ただし、面白いのはどこにでもいるなかなか言うことを聞かない一群。囲い込もうとしても逃げ回っているのもいます。それにしても待合所はまだ余裕があるのに、一方にグーッと固まってしまう。羊さんの習性らしいです。普段と違う雰囲気を感じてちょっと緊張しているのかも。三密どころではないです。常に触れ合っていたい。
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毛刈りの日





少し前のことになりますが、ライン川添いの羊の群れの毛刈りを見学したときの写真をご紹介します。
デュッセルドルフからアウトバーンA3かA59でしばらく南下して、オプラーデンでおりてライン川方面へ向かうとラインドルフというところがあり、そのあたりで300~400頭の羊が飼育されています。羊毛用ではなく、食肉用なので、羊毛の質は一定ではありませんが、ゆずってもらったフリースは、自分でカードして紡いでみると、大変柔らかく良い毛糸ができました。もちろん一緒に参加した友達が羊に詳しく、ちょっと背中の手を試しにとっただけで、良し悪しがすぐに判定できたからというのが大きいと思います。毛刈りのタイミングは、だいたいドイツでは5月から6月の良い天気の日を狙って行うそうですが、今年は晴れの日が本当に少なく、ずっと寒かったので少し遅れているかもしれません。5月にデュッセルドルフのオーバーカッセル付近で羊さんたちを見ましたが、その日はまだ寒くそこの羊の毛刈りもまだでした。羊さんたちの写真を見返すと、本当に心がなごみます。また、見学の機会がめぐってきますように。


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アガサさんのジャケット



6月に入って2日ほど晴天の暑い日がありましたがそのあとは毎日強い雨が降ります。ノルトラインヴェストファーレン州では、水が出て地下室に水が入ったり道路が冠水したりした地域が出ております。感染者数は大変減少していて、現在人口10万人に対する指数が2日ほど35を切っております。法律ではこの数値が5日続けば、その翌々日からさらに緩和されるようになります。うちのお店は現在一度に1名まで、FFP2マスクでなくても、通常のマスクでも問題なく店内に入ってお買い物ができるようになりました。さっそくお客様が半年ぶりに店内に入ってお買い物をしてくれました。ホッと一息です。事前の予約も、電話番号や住所の記入も不要です。是非、皆様またお買い物に来てくださいね。

今回はまたアガサさんの作品。シルクウールのジャケットです。冷房対策にも最適なジャケットはアガサさんお得意のグラデーションが素敵です。鎌倉のお店ものぞいてみてください。
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