いつかの秋。
仕事を終えた足で梅田の北海道展に寄り、弁当を買って京都へ。
知恩院の宿坊があります。
一休のカジュアル予約で1泊、和洋室ツインで食事なし1万円とちょっとだったような記憶があります。食事なし、宿坊で1万はやや高いという気がしなくもないが、場所も悪くはないし、非常に清潔感があって良かった。今はビジネスホテルでもやけに高価格なところも多いし。
上2枚とも翌朝に撮ったもの。
チェックインするころには真っ暗で、雨に降られながらよたよたと宿に入ります。
フロントに立つのは僧籍の方。こちらも感じよく、てきぱきと説明を受けて部屋へ上がりました。
下手なビジネスホテルよりきれいなのがありがたい。
確かこのときは10月。
このころはコロナのコの字も知らなかったわけで、イベントだってやり放題だったんですねえ。
朝の法要に連れていっていただけるということで、しっかり行くつもりだったのが、朝になってもまだ雨降り、「…………」、断念。こういうところがアカンのや。
10月6日だったんですね。
普段4時半起きのワタシは、もちろん5:50までに起床して準備して…ということなどまさに朝飯前なのですが…。惜しいことをしたなあ。いつかまた泊まる機会があれば、次こそは参加したいと考えています。
そうそう、この日は修学旅行生が宿泊していたようです。うわあ、やかましいのかなあ、と当初はびくびくしていましたが、客室を開け放して遅くまで話し声を響かせていたのは、年配の女性客グループでした。
そう、意外と年配の方々でマナーの悪さが目立つグループって少なくないのですよね。翌日のランチのお店でも、スタッフの言うことを無視して公道に広がっていたのは年配の女性客グループでした。
部屋は3階。
廊下も下手なビジネスホテルよりもシックで良い感じです。
和洋室ツイン。「和室」といっても、この程度ではあります。しかし、たったこれだけでも和室スペースがあると、心なしか京都の雰囲気を感じられるような…そうでもないような…。
写真が掲げられていました。
その他、テレビまわりや水まわりなど、ごく普通ではありますが、問題なし。
ユニットバスですが、清潔なのであまり気にもなりませんでした。
何となく「ふつうの家」のバスルームを想起させるような色あいです。
悪くない宿泊でした。
ちなみに宿坊なので飲酒はまずいかと思いましたが、
特に禁止事項も言い渡されていなかったのを良いことに、北海道展で購入したビールをいただきます。
あま~いビール、飲みやすいので2本なんてあっというまに飲み干してしまいました。
晩ご飯も北海道展で買ったお弁当です。
ほとんど泊まるだけの1日、重たいビールを抱えてよたよたチェックインするだけで何もできなかった1日でしたが、週末を1人でふらふらできるという楽しみだけで過ごせたような記憶があります。
ひさしぶりに京都に行きたいなあ。