老舗菓子売場に 感じが良くて
綺麗な女性がいて 丁寧で上品
な応対にいつも感心しています
ある日 違う階の売場に行くと
彼女が居て 配置転換になった
のかと 残念に思い帰りました
半月後位にお土産用のお菓子を
求めに行くと彼女が居られたの
で嬉しく思い 用事で上の階に
行くと彼女の姿が 見間違えた
のかまさかのドッベルゲンガー
変な気持ちのまま帰宅しました
それから数日後 近くの量販店
に行くと目を疑う事が起きたの
です 何と彼女が二人並んで歩
いています 二人は完璧相似形
の美人双子姉妹だったのです
すれ違う時 一人だけが私に笑
い掛けました 一人は無表情で
す ドッベルゲンガーでも気の
せいでも配置転換でも無かった
のです 双子姉妹が同じ百貨店
に勤務していただけなの事です
生活圏内も自分と近そうでした
10年前にジムでやはり双子姉妹
別々に出会い 挨拶しても変な
雰囲気で後日双子姉妹と分かり
大爆笑した事をすっかり忘れて
いました 学習能力がゼロです
この話を人にすると反応は今一
なのですが 私にとっては忘れ
難い 世にも奇妙な物語でした
*庭のラナンキュラスをアップで*
「ゆく春や閉しかかる戸の双子星」
(宮武寒々)