高橋優「泣く子はいねが」 歌詞の意味

某知恵袋に、山内出身の歌手高橋優さんの曲の歌詞の意味についての質問があり、
山形の方がほぼ正確に答えられていたのですが、微妙なニュアンスが伝わりきらず・・・
じゃあ、ここは私の出番だろう（？）と言うことで、以下。
（ニュアンス的なところは意訳として【】で）

－－－高橋優「泣く子はいねが」　歌詞訳（2020年12月10日一部訂正）－－－

泣ぐ子はいねが!? ×4(泣いている子供はいないか!?)

秋田名物 八森ハタハタ 男鹿で男鹿ブリコ（魚卵。訳注：多分鰰（ハタハタ）の）
きりたんぽに　いぶりがっこ（燻し大根）に　しょっつる（ハタハタ等で作った魚醤）鍋も　しったげ美味いよ(とても美味いよ)
カブト虫は夜の電柱さ　いぐたがってるよ(電柱によく集っているよ)
蛍が舞い びっき(カエル)が唄う僕のふるさと

しゃべねば しゃべねで しゃべられる(話さなかったら話さなかったで【あいつは無口なやつだと】陰口を言われる)
しゃべれば しゃべったで しゃべられる(話せば話したで【あいつは訛ってると】陰口を言われる)
どうせ　しゃべられるんだは しゃべってしゃべられだ方がいいぜ Yeah!!(どうせ陰口を叩かれるなら言いたいことを言って陰口をたたかれた方が良いぜ)

泣ぐ子はいねが!? ×4
バスの運転手しながら民謡唄う親父と
道の駅でソフトクリーム【ババヘラ説あり】を巻いてるおふくろ
離れだって　そばにいだって　家族は家族（離れても　そばにいても　家族は家族）
合併（訳注：平成の大合併。山内村が横手市と合併した）したって村は村だ 僕のふるさと

やざねぇがってたって日は過ぎる (悲しがっても【めそめそしても】日は過ぎる)
おっかねぇがってたって明日は来る(怖がってたって明日は来る)
明日にゃ明日の風が吹く そう秋田にゃ秋田の風が吹く

泣ぐ子はいねが!? ×4
高齢化率日本一だって元気を出してこう
置かれた環境に関わらず夢は叶うよ
優先席の多い列車に乗って君はどこへ行くの?
蕗の薹（訳注：方言で「ばっけ」味噌で漬けたりして食べられる）は今年も咲くよ僕のふるさと

手っこ(手)とりあえば道が拓ぐ(拓く)
僕らの未来に光射す
明日にゃ明日の風が吹く そう秋田にゃ秋田の風が吹く

泣ぐ子はいねが!? ×4
泣ぐ子は笑え! なまはげも笑え! 秋田美人はおいで! 泣ぐ子はいねが!?

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