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東芝ダイナブック分解

2020-11-11 | デジタル・インターネット
最近、ノートパソコンが五月蠅くなってきた。
これが初めてでは無いので、原因は分かっている。排熱ファンのシャフトのグリスが切れたのだ。
「ジー、ブーン、バリバリ」など結構苦痛な音がするようになる。

もともと、何年も前に五月蠅くなったとき最初は排熱ファンの部品を探したが売ってるのを見つけられずネット記事も見つけられなかったのを強引に分解、グリスアップしたのが始まりだ。
ノートパソコン=精密のイメージがあったので(実際デスクトップよりは細かい。当然だけど)初めての時はおっかなびっくり、ダメモトだったのが今では「またか」ってな感じになってきた。
だいたい年一くらいのペースでグリスアップしてる印象。
外部に出すと工賃で万円オーバーが自分でやると米粒くらいのグリスと作業時間1.5時間位で出来ちゃいます。

もしかして同じような悩みを持つ人がいるかもしれないのと、備忘録としてざっと作業写真を撮ってみたので以下に記録しよう。
モデルは「東芝ダイナブック satellite T571」2011年製。core i7、17インチ液晶で8万円台だった。良い時代だったなぁ。
なお、お約束ですがパソコンの分解はメーカー保証が受けられなくなる恐れがあります(分解修理しようとする時点で切れてると思うけど)。また、この記事を参考にして行った作業の結果機械的、データ的などいかなる損害が生じても当方は責任を負いません。


まず底面から。手当たり次第にネジを外す。バッテリーも外す。
HDD(SSDに換装済み)などのカバーが2カ所外れる。外した中にもネジがあるので忘れずに外す。


丸で囲んだネジを外すと、DVDドライブがスライドして外れる。


キーボードを外す。精密ドライバーなどを隙間に差し込んで、テコで起こしつつ外周のツメを外していく。


キーボードはこのようなケーブルで繋がってる。


ちょっと写真の位置が悪いが、囲んだ部分を見て欲しい。コネクタ両端でロックするようになってるので、きちんとアンロックしてから抜き挿しする。


キーボードを外すとこんな感じ。3カ所のコネクタを抜く。
ディスプレイとタッチパッドは、キーボードのようなロックがあるタイプではない。ちょっと硬めのツマミみたいなのがあるので、それを頼りに抜き挿しするタイプ。
こっちから外すネジもあるので、ひたすら外す。


上手くネジが全部外れたら、底面を外す。こんな感じ。
左下に見えるのが、いつもの犯人の排熱ファン。これを外す。ネジ山が小さいので精密ドライバーが必要。


羽根がスポッと抜けるので、シャフトが刺さる部分にグリス(自分は有機モリブデンなるやつを使った。ホントは何が良いんだろう?)を詰め込む。

後は逆の手順で組み立てる。平ケーブルの挿し込みは十分注意しましょう。
自分は4回目くらいの組み立ての時タッチパッドのケーブルを裂いてしまい...マウスが使えないと困るノートになってしまった(_ _;;

これでめでたく音が静かになった。また暫く戦えそう(^^)



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