予定していた本流は、30分ほどつり上がったところで真新しい先行者の
足跡を発見。道理で反応がないわけだ。
すぐに別の入渓点に移動したが、こちらにも車が...
というわけで本流をあきらめ、前回下流部を少しだけ覗いた支流に
向かった。実質つり上がるのは初めての支流だったが、渓相は悪くない。
少し上がったところに車を止めてつり上がることにした。
ルアーではポイントが限られるが、水深のある落ち込みでは
小振りのイワナがすぐに顔を出した。
フライを振るにはややストレスを感じる渓環境ではあるが、個人的には好きである。
反応はそこそこあるものの、なかなかヒットに至らない状態が続いていたが、
ようやくイワナが出てくれた。水深もないさもない流れだった。
写真のように腹ボテのニッコウイワナだった。
さらに上流に行くに連れ、益々山岳渓流の様相になってきた。
倒木や木の枝、蜘蛛の巣が行く手を阻む。
このあたりで掛かってくるイワナは少しヤマトの血が感じられる。
4時間ほどつり上がったところで、見上げるような岩場の連続になってきたので
上をあきらめ、下流部に移動。下流にもイワナはいるが、かなり攻められて
いるようだった。
良型こそ出なかったが、急遽入った初めてといっていい支流としては
まずまず愉しむことができた。しかし、梅雨の間の貴重な晴れ間ということで、
平日にも拘わらず釣り人は多かった。
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