ＧＷの渓は・・・

コロナ禍といっても、屋外はいいだろうという感覚があって、キャンプなどアウトドアを楽しむ人は通常より多い気がする。
渓流も同じで、釣り人は普段の連休時よりずっと多いようだ。

そんなわけで、３日は県またぎは避けようと、地元大井川の上流をKANZOさんと目指したが、
道中の車の多いこと、それも半分は他県ナンバーだ。

目指す支流の入渓点に着くと、なんと天泊組含め５台の車がすでにいた。
これはダメだと別の支流に移動する。しかし途中でタイヤ減圧の警告ランプが。
途中の狭い林道ではすれ違いがいつもより多く、脇に寄ると落石を踏む確率が高くなる。
そこで拾ったかもしれないが、様子をみつつ、渓に着く。

しかし、少し上まで歩くとなんとまたしてもテントと車が。
仕方なくあきらめて車に戻ると、なんと前輪がぺしゃんこだ。
やはり完全にパンクしていたようだ。

しかしこんな時のために、オプションでスペアタイヤを積んでいたので慌てずに、交換する。
そして３たび渓を移動。

傾斜のある渓なので、二人ともちょっとハード。
そのうえ反応はほとんどない。

中央にＫＡＮＺＯさんがいるが岩が大きいのでよく見えない。

渓相は以前のように戻りつつあるが、とにかくイワナはまだ少ない。
結局反応３回、１尾何とかキャッチ。
良型バラシ１尾。という悲惨な結果だった。

とにかく釣り人も多いが、キャンプおよびデイキャンプらしき車や人も多いので
条件的には厳しい。
ＧＷ真っただ中の好天では仕方がないのかもしれないが。

 

そして１日置いたＧＷ最終日、昼から雨の予報だったので、
午前中だけいつもの渓を覗いてみた。
最終日と雨ということか、釣り人はおらず、意外にも最上流まで貸し切りだ。
水量も良く期待したが、やはりＧＷでかなり抜かれたのか、スレきっているのか、
反応はすこぶる悪い。

渓流写真家になりそうだったが、
大きなポイントではたまに反応があり、
ようやくこんなアマゴが出てくれた。

今日の状況の中では上等だ。

上流は枝がかぶり釣りにくいが、反応は少しあるので頑張ると、

ちょっと小振りだが、２尾目が出てくれた。
このあともチビが出るものの、フッキングには至らず。

そしてポツリポツリとし始めたころ、
水中に良いサイズのアマゴを発見。これは何とかしたいと、
慎重にフライをキャストすると、ガバッと出た。
ヒット！したがバレる。良いサイズだったのでガックリ。かなり悔しかった。
アマゴはまだ針が刺さっていると思っているようで、その場でしばらくのたうち回っていた

ここで雨がポツリポツリと降ってきたので、納竿とした。

予報通りに昼からの雨。ほとんど濡れずに済んだのは良かった。

そして昼時でもあるので、前回美味しかった「大根そば」を食べて帰ろうと
店に行くと、昼時というのにお客がいない。
こちらも貸し切りだった。
いつもは満員で店外のテーブルで食べている人もいるほどなのに、
ＧＷも最終日ということと、雨ということで、さすがに客足も少ないようだった。

大根そばというと、冷たい大根おろしのそばを想像するが、
これは温かいそば。
出汁が効いて、旨い。
前回もそうだったが、スープはつい飲み干してしまう。
今回も美味しかった、ご馳走様。

ということで、今年のＧＷの釣りはやや消化不良に終わった。
コロナがもう少し落ち着いたら、山岳イワナを釣りに行きたいと思う。