渓もまもなくシーズンを閉じる。しばらく振りの大井川本流だが、
河原に立つとカラッとしたそよ風が心地よい。もうすぐ秋になるんだと実感した。
途中でみつけたコスモスもすでに満開。夏の終わりの花信号。
風は心地よく釣りをしているときは全く汗をかかなかった。
そんな状況で気分は良いのだが、釣りはというと、流れには濁りが入っており
水量もやや多く、ウェーダーでなく即乾パンツだったので渡渉するときに
又上になる箇所が数カ所ありちょっと困った。
釣りの条件は今一つだったが、入渓ポイントで意外にも
良型のイワナが出てくれた。このエリアではいいサイズで26cm強あった。
しかも東北方面で良くみられるアメマスに近い魚体だった。
色や大きな白点などこの水系のイワナでは珍しい。
しかし魚体には傷一つなく素晴らしかった。
上流に行くに従い濁りはひどくなるので反応はそれに比例して無くなって行く。
時折チビアマゴが遊んでくれるのみ。でもチビでも本流育ちらしい風格
があってかわいい。
イワナに救われたような釣果ではあったが、本当に気持ちの良い釣行だった。
こんな日ばかりではまだ無いと思うが、それでも朝晩は秋の風が吹いて
シーズン終了を告げはじめている。
さあ、次はどこに行こうか!
秋風に揺れるコスモス、いい感じですね。
さて、今シーズンも終わりに近づいているというのに、結局大井川本流で納得のいく釣りができていません。禁漁までに、自転車アタックしたいと思っていますが、ゲート上の状況はどうなんでしょう。
ただし、先日の大雨で状況は変わっているかもしれません。それにそろそろ遡上組もいるかもね。いずれにしてもいつもの区間が今ひとつなのでやはり上かな。