前日から降り続いていた雨は明け方更に激しさを増して、各地に洪水警報まで出るほどだった。
そんな状況の中、開花宣言が出たとはいえ、まだ桜を愉しむには早すぎるのだが、
いつもの写真仲間から一足早く満開を迎えるという身延山のしだれ桜撮影会のお誘いが来ていた。
しかしこの雨だ。迷ったが天気予報を確認すると午前中で雨は上がるとの予想だった。
桜はタイミングが大事だ。時間をずらして向かうことにした。
FFで通い慣れたR52を北上し、道の駅「とみさわ」で合流し身延に向かう。
ほどなく着いた身延山への入り口で交通規制を行っていた。
一般車両は侵入禁止。臨時駐車場からのシャトルバス利用となった。
豪雨明けではあるが、やはりこのタイミングを逃すまいと桜目当ての人々が
予想よりも多く詰めかけていた。
山門をくぐったところでバスを降り、重いバッグと三脚をかついで本堂までの山道を登る。
もっと軽い装備にすべきだったと少し後悔するが、日頃の山岳釣行の成果はあったようだ。
本堂前に着くと「全国しだれ桜10選」に選ばれている樹齢400年と言われる銘木が見えた。
多くの観光客やカメラマンが周囲を囲んでいた。さすがに素晴らしい木だ。
しかし、今日はまだ雨が降ってきそうな空模様に加え、
山上とあってキリが絶え間なく流れてくる。写真撮影には厳しい。
それでもとにかく、キリの状態を見ながらシャッターを切る。
満開とはいっても、さすがに祖師堂横と時鐘前の古木2本だけで、
そのほかの木はまだ5,6分のものが多い。
撮影はこの2本中心となってしまった。
天候の関係で鮮やかな桜というわけにはいかなかったが、
上の写真のように、少し幻想的なものも撮れたのでこれはこれで良しとした。
次は「ソメイヨシノと富士」を青空の下で撮ろうと約束して今回は終了とした。
帰りの参道で「桜だんご」と「草だんご」をみやげに買って帰った。
桜の花が載っていてなかなか旨かった。
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悪天候を見事に味方につけましたね♪
桜・屋根・霧・遠景の山が、美しいハーモニーを奏でているかのようです。
身延と言えばH川、年券買いに行かなくちゃ
あいにくの空模様でしたが、何とか格好がつきました。でもこういうタイミングでしか撮れない写真が撮れたと思えばまんざら悪くは無いですね。FFもそんな風に考えながらやるのがいい(^^)
釣れても釣れなくてもFFは愉しいし、撮れても撮れなくても通うんだね。
綺麗な桜ですね。
さて、明日は久しぶりの平日釣行。
水量はどうかな。(^^)
山は変化が激しいので、峰筋が写真の状態になるまで待って撮りました(^^)
キリがなければただの山が見えているだけですが、こんな一瞬はちょっと現実離れした風景になります。
自然というのは大したアーティストだと思います。
私も出かける予定ですが、今夜の雨の様子と先日の名残を考えて、湖にしました。でも暖かな雨だったので思わぬ結果もありそうです。お互い頑張りましょう