「豪雨で渓はまだ濁りと増水で難しいだろう。明日はどこに入ろうか?」
前日に友人と相談して、このタイミングでは湖しかないだろうということになり、
前回まだ条件が悪かったこともあって惨敗してしまった芦ノ湖にリベンジに向かうことにした。
このところの気温の上昇で水温も上がっているだろうと、期待しながら出かけた。
久しぶりのDHは痛めている肩への不安もあったが無理をしないでやることにした。
現地に到着すると、快晴、無風、釣り人少なし、とやや心配な状況。
水温は9度。もう少し欲しいが前回よりは良さそうだ。
しばらく湖面を見回すがライズやハネもみられない。ボートも少ない。
不安が頭をよぎるがとりあえず始めることにした。
水量は普通、濁りは少なく、晴れ、無風ということでさらに厳しそうだ。
二人で2時間ほどやるも、全く反応がない。少し歩いてポイントを変える。
水通しの良い岬のポイントで回遊を待ってみる。ここでもしばらくやるが、
状況は変わらず。ただし風は適度に出てきた。
またまたポイント移動。少し離れたところのワンドでキャストを繰り返す。
何投目かしたところで、リトリーブ3、4回目に「ゴン!」と久しぶりのアタリが。
ラインを引いて合わせると、大きくジャンプした。まずまずのサイズのニジマスだった。
サイズの割に良く走るパワフルな相手だったので、慎重に
バレないように押さえながら岸際に寄せ、ネットイン。
40cmほどのシルバーボディが陽光でまぶしいニジマスだった。
(一瞬サクラマスかとも思える銀ピカの魚体)
砲弾型に加え、すべてのヒレが欠損なくピンと張り、魚体も全くキズの無い
見とれてしまうほどの美形であった。パワフルだった理由がわかった。
これほど見事な魚体はニュージーランド以来だろう。
尾鰭も大きく先端までピンと伸びている。これ1尾でも十分満足できる。
と思ったのがまずかったのか、この後はまた無反応の時間が続く。
ランチタイムということもあり車までもどる。そのまま大きく湖の反対側に移動する。
ウェーディングでは初めて入るポイントだったが、日頃はよく釣り人を見かける場所なので
期待しながら午後の2時間強をすごしたが、やはり全くダメだった。
ボートでのヒットシーンもほとんど見かけなかったので状況は良くなかったのだろう。
ということで、リベンジのつもりがまたまた返り討ちにあってしまった。
ただし、個人的には1尾だけだったが、感激ものの魚体に会えたので気分は悪くない。
4月の適水温の時期に再度挑戦してみようと思う。
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このサイズが結構楽しませてくれるん
じゃないかな。
湖のフライフィッシングはやったこと
ないです。
綺麗な魚ですね。
↓のライズ、ライズ、ライズとたぶん同じ区間?
本日ライズ、ライズ、ライズ満喫しました。(^^)v
渓流と違って移動が少ないですから、根気はいりますが、みんなでワイワイやれる楽しさもあり、なかなかいいものですよ。ただし、渓のタックルが流用が出来ないので、最初は物入りですが(^^;
迷ったけど、そちらの方が良かったかな(^^)
でもヒレピンが釣れたから芦ノ湖も良かったけどね。
4月には上も含めてまた通います。
今度平日行けるときはご連絡ください!
おいらも、心からそう思います。
芦ノ湖での大切な出会いとなったレインボウは、美しく力強い姿でしたね。すごくうらやましく思えます。
この1尾が、再挑戦へのモチベーションになりましたね!
今回もダメだったら今シーズンの芦ノ湖が
終わっていたかもしれません。
例年だと3月は渓がまだ厳しいので、芦ノ湖が
中心になるのですが、今年はさっぱりでした。
今回も決して良い状況とはいえませんが、
確かにこの1尾はあとを引きます(^^)
ヒレの尖った見事な魚体ですね。
こんなヒレのレインボーなら
一匹の価値も違いますね。
私も毎年恒例の奥飛騨釣行に行って来ましたが、
あちらも雪が少なくてビックリしました。
FFをしているとその時々で異なる満足感を
感じますね。数は少なくても、魚が小さくても、
時にはボウズでも。これはまさにFFが結果だけでなくプロセスも愉しめる釣りだからだと思います。
今回は1尾の満足感としては久々に高いものでした。