奥飛騨へ三羽烏の釣りの旅

８月は忙しさとタイミングの悪さで、なかなか釣りに行けず、ブログ更新も久しぶり。

少し前からWAKASAMAに奥飛騨のお誘いを受けていたのだが、なかなか休みが確定せず決まるのがギリギリになってしまった。
なんとか行ける事になったが、台風と秋雨前線による大雨が各地で降り続いているのでちょっと迷ったものの、
愛知のデブ熊さんと３人、とにかく出かけることにした。

今回は名古屋で燃費の良いデブ熊さんの車に乗り換える。



 雨がひと段落したひるがの高原でひと休みする。

目的の川までに飛び込んでくる本流支流は大雨の影響で大増水
これはどうなることやら。

それでもとにかく行ってみよう。

そして到着するとやはり大増水。
禁漁前の土日ということで釣り人が多いことを覚悟してきたが、
この雨のせいか一人だけと、そこはラッキーだったが、
この増水ではどうなることか。

しかし下流に行くにしたがって、眼下に見える流れがなんだか変だ。
増水どころか、渇水しているように見える。

そして入渓ポイントにくると、確かに水が少ない。どうやら途中で取水されて下流は平水になっているようだ。
これまたラッキー（かどうかわからないが）

とにかくつり始める。雨は降っていない。

 

水量は少ないが、あきらかに前日までかなりの増水があったことが岸際のなぎ倒された草木の様子でわかる。
さてこれが吉と出るか凶と出るか。

しかしそんな心配をよそに、いつものような活性はないものの、ポツリポツリと反応があり
こんなサイズ中心にイワナが顔を見せてくれた。



しかし予報より早く雨が降り出し、ちょっと釣りづらくなる。


 
反応も途中から悪くなり、早めに退渓、支流を覗くことにした。

 

支流は少し水量は多いものの、なんとか釣りになる。
しかしこの日は反応するのが小型ばかり。

 

こんなのが集中してフライをつつく。
先日釣ったハゼのようだ。
若様と「ハゼ岩魚」と呼びながら釣り上がる

イブニングまで頑張ったが、数はそこそこ出たものの、サイズは上がらず、ここで納竿。

宿までの道中、雨と霧で運転手のデブ熊さんは緊張の連続。
お疲れ様でした。


とりあえず、気持ちの良い温泉で雨と汗を流し、お待ち兼ねのビール＆飛騨牛タイムへ。

スーパードライの中ジョッキを３杯、４杯といただく。旨い！

料理もお楽しみの飛騨牛のほう葉焼きはじめ、
刺身、天婦羅、魚のあんかけ、茶碗蒸し、などなど十分でした。

一人６５００円は安い。（民宿ほら）

そして翌朝の５時半過ぎ、若様の「東京に決まったよ！」の声に目が覚める。
２０２０年のオリンピックが東京に決定したようで、
この時間からテレビはすべてこの話題。
とりあえず良かったね。招致委員のみなさん、お疲れ様でした。

しかし、外は雨、雨・・・・雨。

二日目はどうしようか、朝食を食べながら検討する。
スマホを使って各地の河川の雨量を調べるが、やはりどこも難しそう。

ということで潔く釣りをあきらめ、たまにはせっかくここまできたのだから、
高山見物に行こうということになる。

デブ熊さんの友人に見所を教えてもらい、早速雨の高山に向かう。



街中を流れる宮川も増水している。でも風情ある流れだ。

　

雨の高山もなかなかいい雰囲気だ。


　

有名な高山本陣をたずねることに
なかなか興味深く、１時間弱があっという間だった。

そして朝市は宮川沿いではなくこちら本陣前を覗いてみる。


手作りの漬物や野菜、くだものなどいろいろあった。
みやげに漬物とトチ餅を購入。

自分用のみやげはもちろんここで。
 
深山菊のひやおろしを買いました

 そしてランチはまたまた飛騨牛。
 
Ａ４の肉を使った飛騨牛のカルビ丼
柔らかくて美味かった。


というわけで、釣りと高山観光になってしまった今回の釣行だったが、
それなりに釣りもツ抜けできたし、飛騨牛もいただいた。
雨ではあったがのんびりと高山見物もできたことで、
終わってみれば結構充実していたかな。

若様、デブ熊さん、お疲れ様でした。
また来年も行きましょうね。