良いお天気の割りにさぶい1日
きのう 恐らく今年最後の講演会に行ってきました。
ネットで開催情報を得たもので なっちのリウマチの大学病院とも全くの系列外の先生たちの講演会である。
系列外の全く考え方の異なる先生の話も聞いてみたくて参加した次第です。
なんと言っても なっちの地元開催なので 行かないと勿体無いですもんね。(~◇~;)
膠原病内科・整形外科と講演がありましたが 内科の方について感想を述べたいと思います。(整形は医師の腕で変わるのであって 講演内容はそう変化ないので~)
講演内容からして かつてその先生がいた病院からすると薬を駆使する先生のようです。(本来 これが当たり前なんだけど・・・。)
質問にも 誠意的に一生懸命に応えてくれる姿勢は好ましい先生でした。
(地元の開業医なので 地元の患者相手に当然と言えば当然かも知れないね。)
ただ 講演内容&なっちの質疑応答の回答には 納得できない点がチラホラ・・・。(*¬_¬*)
①講演内容で リウマチ熱に対する分類の考え方に疑問。
この医師の講演では 「A群溶連菌による感染症であって膠原病ではない。」と分類されていた。 昔は関節リウマチに酷似した症状から膠原病に分類されていて なっちが発病した頃は“A群溶連菌による感染症”と分類され膠原病から外されていた。
しかし 近年ではA群溶連菌の上気道感染後に無菌状態なったときに発症するもので“感染症ではない”というのが一般的になって来ているはず。
また 関節・心臓・血管・神経など多岐に渡る結合組織に炎症や変性が起こり 特に心臓の膠原線維が障害されやすいことから 現在では“膠原病”と分類する説が有力になって来ている。
ただ 医学も日進月歩。 また膠原病自体良くわかっていないこともあり この先生の理論も真っ向から否定しないで置こうと思う。
②講演内容から引用する形で なっちも質問して見た。
初期リウマチで レミケード+リウマトレックスで寛解に至り 数年後レミケードを切ることができ 更に良く効いた人にはリウマトレックスすら切ることができる。 薬の要らない状態まで持っていける治療が可能になって来た。
という 内容があった。
確かに そういう人も居るであろう。 それはなっちも否定しない。
ここで 主治医がなっちのリウマトレックスを切る点をダブらせて 質問した見た。
「先ほどの初期リウマチ講演内容で レミケード・リウマトレックスをも切ることが出来るようになって来たとありましたが もし再燃したとしてレミケードは無理かと思いますが リウマトレックスは再度使っても効果はあるのでしょうか?」と このように質問してみた。
先生の回答は 「レミケードもリウマトレックスも再度使っても効きます。」との回答でした。
「レミケードもですか」 「レミケードもです。」
「あの・・・長い期間休止してもですか」 「休止してもです。」
というような やり取りをしました。
( ̄~ ̄;) ウーン 良く勉強され居る方は このやり取りで疑問をお持ちになりませんか?
全く100%効かないとは言わないけれど・・・。
特に レミケードは再使用して効く効かないの前に 長期間休止後の再使用は アレルギー(アナフィラキシーショックを含む)が起こりやすかったりするのは リウマチ学会でも厚労省研究班の説でも公表されていることなんですけど・・・。
【長期間の中断や休薬の後の再投与は可能な限り回避するか、厳重な準備とともに行なうべきである。】とネットでも公開されている。
そうなると この先生のリウマトレックスも再び効くというのも 信頼できなくなる。
それとも 早期リウマチなら効くということなのだろうか
なっちは 手の変形も少ないし 座ってマイクを持って質問するには早期リウマチに間違えられた(~◇~;)
それと この講演会自体が 某製薬メーカーの主催?後援?で開催されていたことを思えば 致し方のない回答だったのかもしれない・・・。
好意的に回答してくれたけど なっちの納得のいく回答は得られなかった。
高圧的じゃないし 普通に保険適用枠内で治療するには良い先生ではないでしょうか。
ただ 保険適用枠内でも 生物学的製剤+プログラフ+リウマトレックスなどの3点セットのような多種薬を使う治療をしてくださるかは不明ですが・・・。
なっちとしては リウマトレックス12㎎/週で全く効かなかったことを考えると 生物学的製剤を使用しても保険適用枠内で効かなかった場合(押さえ切れに無かった場合) 治療に行き詰るので 当面この先生のお世話になることはないかな・・・と思った。
地元なんだけどなぁ~~~。
はじめまして なっちです。^^
いつもご覧いただきありがとうございます。
嬉しい限りです。^^
炎症を起す部位は異なるものの クローン病とも共通する薬が多くありますね。
ええ レミケードは抗体も出来やすいので 再使用場合は効かないことも多いようです。
また 長期間の中止期間があると副作用も出やすくなるようで 再使用には厳重な管理の下行うというのが なっちの勉強した内容です。
(もちろん 100%効かないとも言いませんけが・・・。
先日の講演会は 田辺三菱製薬がバックについた講演会だったので 会場案内に社員の方が何人もいらした中で 再使用の際の不都合は答えにくかったのでは?と解釈しています。
また 私自身 以前の講演会での質疑応答で疑問を持って突っ込んでも医師の機嫌を損ねるだけ・・・と懲りている部分もあり それ以上は追求もませんでした。
出来れば 患者会主催の講演会の方がまだ患者側に即した回答が得られるのかも知れないですね。
日に日に寒さが増し インフルエンザも流行っています。
クローンズ kさんも ご自愛ください。