ベラルーシの部屋ブログ

東欧の国ベラルーシでボランティアを行っているチロ基金の活動や、現地からの情報を日本語で紹介しています

5月9日付 東愛知新聞

2019-05-10 |   おりづるの旅
 2019年5月9日付の東愛知新聞でも、「日本とベラルーシをつなぐこども絵画展」に出展するベラルーシ側の作品について報道されましたので、ここでご報告いたします。

 「豊橋市にベラルーシの子どもの作品を持って行ってほしい。」
と頼んだら、3人も新聞記者が待ち構えていたみたいですね。ベラルーシ人3人も何とか日本語のインタビューに答えることができたようです。

 同席していただいた、神野様、浅野様、サポートをありがとうございました。
 
 ベラルーシの3人のうち、マルガリータさんは自作の墨絵作品を出展します。
 日本で初めて自分で書いた墨絵作品が展示されるのですから、本当によい機会をいただきました。本人に代わってお礼申し上げます。
(私が墨絵を教えているわけではないのですが。)(笑)

4月22日付 東日新聞

2019-05-10 |   おりづるの旅
 2019年4月22日付 東日新聞でも、「日本とベラルーシをつなぐこども絵画展」に出展するベラルーシ側の作品について報道されました。
(正しくは、誰がベラルーシから持ってきたかのニュースですね。)

 最初は郵送するつもりだったのですが、この新聞記事を見て、日本語の生徒3人に頼んでよかったと思いました。
 そのほうが顔が見える交流ができると思うんです。
 

4月21日付 中日新聞

2019-05-10 |   おりづるの旅
 2019年4月21日付の中日新聞をご紹介します。
 6月に愛知県豊橋市で絵画交流展「日本とベラルーシをつなぐこども絵画展」が開催されます。
 主催は「日本とベラルーシを子どもの絵でつなぐ会」です。会長は豊橋市の作家、神野志保子さんです。神野さんはペンネーム、うみのしほで「おりづるの旅」の作者です。
 おりづるの旅が両国で広がっています。

 絵画展については後ほど改めてご案内いたします。
 ここでは、日本文化情報センターの日本語教室の生徒3名が、ベラルーシ側からの出展作品を直接ベラルーシから豊橋まで運んでくれた、というニュースです。

 この記事に1ヵ所間違いがあります。
 「カルポアさんは自国の日本文化情報センターで剣道などを学んでいる。」
とありますが、弊センターでは剣道は教えておりません。
 日本語はこの3人に教えていますが、剣道はミンスク市内の別の場所にある、「ミンスク剣道クラブ」で練習しています。(あるいはトレーナーをしています。)

 

絵本「おりづるの旅」ベラルーシへ

2018-12-07 |   おりづるの旅
 チロ基金の活動「戦争と平和の絵本と子どもたちの絵」「ベラルーシの子どもたちが描いた広島の絵についてまとめと続報です」の記事でもご紹介していますが、絵本「おりづるの旅 さだこの祈りをのせて」(うみのしほ・作 狩野富貴子・絵 PHP研究所・出版)について、ロシア語版をベラルーシの各地にある図書館へ寄贈する活動を始めましたが、全て寄贈を終えました。

 広島県在住の新荘様、原作者のうみの様、この絵本の各国語版を手がけているANT広島様のご協力により、小部数ですが、チロ基金がお手伝いして、ベラルーシの図書館に寄贈することができました。

 寄贈先の図書館の一覧はこのとおりです。

・ミンスク市立第5児童図書館日本文化情報センター
・SOS子ども村母子ソーシャルセンター図書室(ボロブリャヌィ市)
・スベトラゴルスク市立中央児童図書館
・ビテプスク市立中央図書館
・プルジャヌィ市立中央図書館
・バラノヴィチ市立中央図書館
・モロジェチノ市立中央図書館
・グロドノ市立中央児童図書館
・保養教育センター「リーダー」内図書室
・ゴメリ州立図書館付属児童図書館「ブラチーノ」

 図書館を通じて、広島のおりづるがベラルーシの旅ができるよう、私も祈る気持ちで送り出しました。
 きっとベラルーシの人たちにも平和を願う日本人の心が伝わっていると思います。

 2018年11月16日に保養教育センター「リーダー」に「おりづるの旅」を寄贈、そして折り鶴のワークショップをしたときのようすはこのセンターのHPに掲載されています。
 ロシア語のサイトですが、画像がたくさんあります。リンク先はこちらです

 2018年12月6日にゴメリ州立図書館付属児童図書館「ブラチーノ」に寄贈をしたときの様子は、この図書館のサイトで閲覧できます。ロシア語サイトですが、画像がたくさんあります。リンク先はこちらです。

ベラルーシの子どもたちが描いた広島の絵についてまとめと続報です

2017-12-16 |   おりづるの旅
 チロ基金の活動「戦争と平和の絵本と子どもたちの絵」プロジェクトについてです。
 チロ基金はベラルーシの子どもたちが描いた作品を日本へ郵送するための送料を支援しました。 

2017年4月に以下の記事を投稿しました。
中国新聞紙上でベラルーシの子どもたちが描いた絵が紹介されました

 その後、この記事はロシア語に翻訳され、現在ネット上で読むことができます。
 リンク先はこちらです。

 これでベラルーシの人々にもこの記事を広く読んでもらえますね。

 また朝日新聞でも紹介されました。
「さだこの折り鶴」世界で共感 子どもの絵、作家に届く (2017年7月12日付)

 ロシア語に翻訳された二冊の絵本から、どんどん平和の輪が広がっていくようで、本当にすばらしいことだと思います。
 関係者の皆様、本当にありがとうございます。


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 ベラルーシの子どもたちの作品の展覧会についてはこちらをご覧ください。

7/13(木)〜「さだこ・おりづる」の旅/児童画・写真展@中部ガス名豊ギャラリー

 また展覧会についての報道についてもリンク先を貼っておきます。

 2017年7月14日付東日新聞
 きっかけは一冊の絵本
世界に届いた〈さだこ・おりづる〉の旅 児童画・写真展/豊橋で作品展と読み聞かせ


 2017年7月16日付 東愛知新聞
 世界から折鶴の思い

(2017年7月15日付 中日新聞にも掲載されました。しかし電子版はないので、リンクが貼れません。)


 2017年10月に愛知県新城市で開催された絵本「おりづるの旅」児童画・写真展について新聞等に掲載されましたので、リンク先をお知らせいたします。

 2017年10月8日付東日新聞
新城市つくで交流館で開催 絵本「おりづるの旅」児童画・写真展

 2017年12月「おりづるの旅」作者うみのしほさんが豊橋市立八町小学校で行った特別授業でも作品が展示されました。
  

「戦争と平和の絵本と子どもたちの絵」 ハーモニー絵画教室の表敬訪問

2017-10-16 |   おりづるの旅
 すでにチロ基金の活動「戦争と平和の絵本と子どもたちの絵」についてご報告していますが、10月16日、広島の新荘さんとハーモニー絵画教室を表敬訪問しました。

 このプロジェクトについて詳しくはこちらをご覧ください。
ベラルーシの子どもたちが描いた広島の絵についてまとめと続報です

 2冊の日本の絵本「おりづるの旅 さだこの祈りをのせて」(うみのしほ・作 狩野富貴子・絵 PHP研究所・出版)と「ピンク色の雲-おばあちゃんのヒロシマ」(宇留賀佳代子・作 稲田善樹・絵 てらいんく・出版)がこのプロジェクトが始まるきっかけだったのですが、今回の表敬訪問では、新荘さんが作者である宇留賀さんからの子どもたちへのお礼状(ご本人の手書きのロシア語です!)そして作品を描いてくれた子どもたちに日本の画材などの贈り物が絵画教室のエレーナ先生に渡されました。

 このように直接日本から新荘さんが持ってきてくださって、子どもたちも大変喜んでいました。
 特に初めて触れる日本の画材でまたきっとすばらしい作品を描いてくれるでしょう。
 
 そして新荘さんが持ってきてくれた中国新聞などの記事。日本の新聞に自分の作品が掲載されているのを見て、子どもたちが本当にうれしそうな顔をしていたのが印象的でした。

 エレーナ先生と芸術を通しての平和教育についてのお話も盛り上がりました。
 今回作品を描いてくれた子どもたちはきっと平和を愛する大人に成長すると確信しました。

 このような機会を与えてくださった新荘さんをはじめ、絵本を作った作家、画家、出版社の方々、ロシア語に翻訳したANT-Hiroshimaのみなさん、エレーナ先生、また郵送費を支援してくださったチロ基金支援者の皆様にも感謝申し上げます。


 

 
 

ベラルーシの子どもたちが描いた広島の絵の展覧会が開催中です

2017-07-19 |   おりづるの旅
ベラルーシの子どもたちが描いた広島の絵が、現在展示されています。

会期
7月13日(木)〜23日(日)

時間
10:00〜17:00 ※最終日のみ16:00終了

会場
名豊ビルギャラリー
豊橋市駅前大通2丁目 開発ビル9F

備考
会期中、15日、16日、17日、22日、23日は、13:00から作者による「おりづるの旅」読み聞かせを実施予定です。

協賛
株式会社PHP研究所 NGO 「ANT-Hiroshima」


問い合わせ先:中部ガス 名豊ビルギャラリー TEL:0532-51-5610


 こちらのまとめ記事もご参照ください。

 ベラルーシの子どもたちが一生懸命描いた絵が日本の皆様の目に届き、本当によかったです。
 展示を決めてくださった方々にも感謝申し上げます。

 それから、日本のマスコミが取材して報道してくれているのはうれしいのですが、ここでもう一度お知らせしておきます。
 この子どもたちの作品を日本へ郵送するための郵送費はチロ基金が支援しました。

 チロ基金が手伝わなかったら、子どもたちが絵を描いても、日本へ送ることができなかったということです。多くの日本人が見えないところで協力していることをここでお知らせしたいです。

 このあたり、日本のマスコミからベラルーシに住んでいる私(チロ基金代表者)がインタビューを受けていないので、報道されていませんが、このブログ上でお知らせ、そしてチロ基金支援者の皆様に感謝の言葉を述べます。
 チロ基金支援者の皆様のおかげで、ベラルーシの子どもたちの作品を日本へ送ることができました。
 深く感謝申し上げます。

 平和について、戦争について、ベラルーシ人も日本人も再び考える大事な機会になったと思います。
 このような企画に関わることができ、本当によかったです。支援者の皆様のおかげです。


中国新聞紙上でベラルーシの子どもたちが描いた絵が紹介されました

2017-04-18 |   おりづるの旅
チロ基金の活動「戦争と平和の絵本と子どもたちの絵」の記事でもご紹介しましたが、2017年4月17日付の中国新聞紙上で、紹介していただきました。

 この記事に関しては「ヒロシマ平和メディアセンター」のHPから見ることができます。
 こちらがリンク先です。ぜひご覧ください。

 ベラルーシの子どもたちの作品がカラー写真で掲載されているのを見ると、本当にうれしく、今回のこの活動を行ってよかったとしみじみ思いました。
 日本の関係者の皆様に喜んでもらえてよかったと思うと同時に、ベラルーシの子どもたち、つまり戦争を知らない若い世代に平和について、考える機会を与えてくださり、感謝申し上げます。
 このように次の世代につなげ、さらには広い世界に、平和が大切なものであることを伝えていかないといけませんね。

(画像は私がハーモニー絵画教室で撮影したもので、エレーナ先生と今回の作品を描いてくれた生徒さんです。何だか女の子しかいない印象ですが、生徒さんの中には男の子もいます。)
 

チロ基金の活動「戦争と平和の絵本と子どもたちの絵」

2017-02-16 |   おりづるの旅
 新しい活動報告をいたします。昨年広島県にお住まいのS様から2冊の日本の絵本「おりづるの旅 さだこの祈りをのせて」(うみのしほ・作 狩野富貴子・絵 PHP研究所・出版)と「ピンク色の雲-おばあちゃんのヒロシマ」(宇留賀佳代子・作 稲田善樹・絵 てらいんく・出版)のロシア語版を日本文化情報センターに寄贈していただきました。どちらも広島の原爆がテーマです。

 せっかくロシア語に翻訳されていてすぐにベラルーシ人の子どもでも理解できるわけですから、感想文をこちらから広島へ返礼としてお送りしようと思ったのですが、もっと分かりやすく本を読んだ感想や受けた印象などを絵に描いてもらおうという企画が立ち上がりました。

 協力してくれたのはミンスク市内にあるハーモニー絵画教室のエレーナ・ブラト先生です。
 この絵画教室は公立の施設で小中学生に美術や手工芸、スポーツなどを教えている国立副教科教育施設スベートチ青少年センターの中にある絵画教室です。約30名の子どもが週に2回絵画を習っています。
 エレーナ先生がこの企画に賛同してくださり、まず2冊の絵本を低学年の子どもには読み聞かせ、また高学年の子どもは自分で読み返し、自分たちが感じたことを自由に絵で表現してもらいました。
 集まった作品はまとめて郵送し、現在無事広島に届いています。S様がそれぞれ配布元または作者に全て渡してくださるとのことなので、広島や東京で展覧会などに出展させてもらえれば、より多くの人に見てもらえると思います。

 今回郵送費をチロ基金が支援しましたので、ここにご報告させていただきます。
 この2冊の絵本は日本文化情報センターで閲覧できるようになっていますので、今後も多くのベラルーシ人児童に読んでもらえると思います。
 
 原爆とか戦争と言っても、よく分からないという子どももたくさんいる時代になりましたが、
常に語り続けなくてはいけませんね・・・とエレーナ先生とお話しました。
 戦争とは何か、平和とは何か、一言では語りつくせませんが、絵本を読んだり、絵を描いたりするのも多くある平和教育の方法の一つではないかと思います。
 そんな中、このような機会をベラルーシの子どもたちに与えてくださった広島のS様、本当にありがとうございました。この2冊の絵本を読んだ子どもは人種を問わず、まじめに戦争と平和について考えると思います。

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 追記です。
 ベラルーシの子どもたちが描いた作品は2017年4月17日付中国新聞「平和欄」で紹介されました!

 この活動についての続報、まとめはこちらです。