ベラルーシの部屋ブログ

東欧の国ベラルーシでボランティアを行っているチロ基金の活動や、現地からの情報を日本語で紹介しています

つれづれ写真「絵本『パーオーンとヒヒーン』」(1)

2010-12-18 | つれづれ写真
 これはうちのY子が2009年5月9日に自分で作った絵本である。(ということは誕生日前だったので当時は7歳である。)
 絵や文字はもちろんストーリーも自分で考えたオリジナル作品である。
 親バカ、と言われそうだが、なかなかおもしろいので、このつれづれ写真シリーズ内でご紹介する。
 ただ、作者本人がそのころ、段落をつける、とか行間を変える、とかそういった日本語作文のきまりを知らなかったため、文章が非常に読みづらい。しかも縦書きに慣れておらず、全てがぐにゃぐにゃである。
 なので、2ページ以降は私が分かりやすく、この投稿欄に文章の部分をくっつける形で紹介することにする。
 なにぶん幼い子どもゆえ、色鉛筆の塗り方も粗いのですが、ご理解いただきたい。

 さて、これは表紙である。タイトルは「パーオーンとヒヒーン」。
 パーオーンというのは象の名前、ヒヒーンは馬の名前である。では本文へどうぞ。


つれづれ写真「帰り道の夕焼け」

2010-11-13 | つれづれ写真
 9月にオシポビッチで茶道の紹介をした後の帰路。車窓から見えた夕焼けがとてもきれいでした。

つれづれ写真「テントウムシとハエの会話」

2010-08-10 | つれづれ写真
テントウムシ「やあ、コバエさん、こんにちは。」
コバエ「ああ、テントウムシさん、こんにちは。それにしても暑いですねえ。」
テ「もうベラルーシとは思えないほど暑いですよ、今年は。」
コ「こんなに暑いのはこの100年で初めてだそうですよ。」
テ「100年どころかその前にもないでしょう、こんなに暑い夏。」
コ「あったとしても、恐竜時代かなあ。ほら、私なんてこんなに日に焼けて真っ黒。」
テ「日焼け止めクリーム塗ったほうがいいですよ。」
コ「日焼けが大好きなベラルーシ人も最近はようやく、紫外線が体によくないって分かってきたようだし。日焼け止めクリームも売られるようになりましたね。ところで、テントウムシさんの体の黒い点は、日焼け止めクリームの塗り忘れたところ?」
テ「ちがいますよ!(怒)これはおしゃれでこうしてるんですよ!」
コ「そんなに怒ると余計暑くなりますよ。」
テ「実は私の体が赤いのは怒りん坊だからなんですよ。」
コ「ええ? みんなにあんなに『かわいい』と思われているのに? 私なんかキャラクターとして、かわいいグッズに描いてもらったことなんてないですよ。」
テ「

 ・・・とここまでがんばって2匹の会話を考えてみたが、もう暑くてダメ。何も考えられない。
 続きはみなさん適当に想像してみてください。(あまり暑さしのぎにはならないと思うけど・・・。)

つれづれ写真「夏ですねえ!ベラルーシも暑いです」

2010-07-14 | つれづれ写真
 夏です。日本は梅雨のど真ん中ですが、ベラルーシにはやっと明るくて、楽しい夏がやってきました。ああ、これで冬の寒さに凍った体も溶けていくわい・・・と身も心も開放的になるベラルーシの夏。やったー!
 しかし・・・地球温暖化の影響がここにも来ているのか、ちょっと暑すぎる・・・。
 気温は毎日32度。3日後には34度になるという週間天気予報を見てびっくり。
 おまけに大陸性気候のはずなのに、湿度が高い・・・。日本みたい。しかも午後になると夕立が降り、雨といっしょに雷が落ちまくり、一度に気温が10度ぐらい下がる。しかしまた30度に戻る。
 ベラルーシ人は「地球温暖化がこれ以上進むと、ベラルーシに熱帯雨林の森ができる。」「バナナ栽培が始まる。これで輸入しなくてよくなる。」と言っています。
 
 画像はミンスク市内にて。のどかな花畑に見えますが、実はすぐそばに市バスの停留所がある。バスを待つ間に撮影。
 都会の中とはいえ、こういう「すかすか」な(^^;)場所が多いので、やっぱり日本の都市部に比べると、ずっと不快指数が低いです。
 
 
 

つれづれ写真「私も私も滑りたい滑りたい」

2010-02-25 | つれづれ写真
 青空スケートリンクで、そり滑りをしているY子と同級生たちを写真に撮っていたら、近くで同じように子どもたちを眺めているふたごちゃんと、そのおじいちゃんを見かけた。
 おばあちゃんが近所の店で買い物中なので、おじいちゃんがふたごの孫を連れて、店の近くを散歩しつつ、時間をつぶしている様子。
 ふたごちゃんは
「あ、子どもがたくさんいる。みんな何をしているの? おもしろそう・・・。」
と思ったらしく、じーーーーーっとスケートリンクを見ていました。
 その様子があまりにもかわいいので、遠くからパパラッチしてしまった。(^^;)

つれづれ写真「スケートリンク」

2010-02-25 | つれづれ写真
 近所にあるスケート場。といっても、学校の空きスペースに水をまいて、雪かきしたときの雪を周りに盛り上げただけ。もちろん入場無料。
 スケート靴は持参のこと。そりで氷の上をすべってもOK。

 ミンスクの中心部には、もっと大きなスケート場があります。もちろん水をまいただけの青空スケート場ですが、そこではスケート靴を貸し出しています。
 
 とにかく団地に囲まれたちょっとしたスペースや学校の運動場に、水をまくだけでスケートリンクができるので、子どもは大騒ぎですべっています。
 左のほうに写っているのはY子。プラスチック製のそりですべっています。このそり、スプリントと言うそうですが、強制的に買わされました。
 なぜなら、小学校低学年の体育の授業がそり滑りだから。学校の近くの森の中に行って、そこで滑りまくる、というのが冬の体育の授業なのです。
 高学年になるとこれがスキーになります。

 マイスケート靴を持っている子どももいっぱいいるし、しかもみんな滑るのが上手。(私は遠くからカメラを持って見守るだけだよ・・・。)
 子ども時代からこうだから、ベラルーシ人はみんなウインタースポーツが得意なんだね。
(その割には、冬季オリンピックであまりメダルが取れないのはなぜ? フィギュアスケートなんて誰も出場してないよ、ベラルーシ人。日本人のほうがよっぽどがんばっている。どうなってるのかベラルーシ?)

つれづれ写真「ほんと、今年は雪が多かった」

2010-02-24 | つれづれ写真
 はい、ベラルーシは日本より寒いです。なので、日本より雪も多いです・・・と思っている日本人は多い。
 しかしそれは間違いである。日本の豪雪地帯のほうがよっぽど雪が積もっている。ベラルーシには山がないから、国一面にまんべんなく雪は積もっても、部分的に雪がどかっとふることはない・・・。
(だから、ベラルーシへ冬に来た日本人が外を見て
「なーんだ、意外と雪、積もってないや。ということはそんなに寒くないんだ。」
と思って軽装で外出すると、マイナス10度だった、ということがあるので、注意しましょう。)

 とは言うものの、この冬はベラルーシも本当に雪が多かったです。この画像は2月中旬ごろに撮影したもの。のいばらの木が埋もれています。
 雪かきしなかったばっかりに完全に雪が覆い尽くした車・・・も町のあちこちで見かけました。

つれづれ写真「団地ロボット」

2010-02-04 | つれづれ写真
 つれづれ写真、白黒シリーズの続きです。
 白黒写真はすごいですねえ。撮影したのはミンスクにいーっぱいある、ごくふつうの団地です。これも白黒にすれば、ご覧のとおり。この中にベラルーシ庶民が住んでいるように見えないですねえ。ロボットの軍隊みたい。
 こうして平凡かつ日常的風景を無理矢理、SFな世界にして楽しむのだ・・・(と打ち込んでいて、ため息が出た。はあ。)
 

つれづれ写真「くる年・・・」

2010-01-02 | つれづれ写真
 ついにやってきました、寅年。ベラルーシ人からは
「寅年はふつうどういう1年になるの?」
「お互い噛み付き合う年になるの?」
「虎だから、お正月には肉料理食べないといけないんでしょ?」
と質問されます。
 そして「日本人なのになぜ知らぬ。」「なぜ分からぬ。」攻撃をされます。

 あまりこういう占いめいたことは知りません、私・・・。
 日本でもあまり言いませんよね? 私が知っているのは「家に3人ねずみ年の人がいると、その家は栄える。」「未年の女の人は紙(紙幣。お金)を食べる。」「丙午の女の人は夫を食い殺す。(・・・ひどい。)」ぐらいです。
 
 寅年はこんな1年になる、なんて分からないよ。
 超能力者だったら、干支に関係なく
「今年は景気がよくなる。」とか「株価が上がるから今のうち買っておこう。」とか言えますけどね。そんな能力ありませんよう・・・。

 この画像は昨年ベラルーシの子ども番組に出演したときに収録用に作った、卵焼きで作ったトラです。
 卵と海苔で作れます。(目のところにはトマトの皮を使いましたが・・・。)

 それでは寅年の1年、元気よく過ごしましょう!
 
 

つれづれ写真「ゆく年・・・」

2009-12-29 | つれづれ写真
 もうすぐお正月ですね。もうすぐ丑年から寅年へ。
 2009年は世界不況、新型インフルエンザの流行、日本では政権交代、と21世紀初めの中でも多くの人の記憶に残る1年になったと思います。
 来年はどうなるんでしょうか・・・。ぜひとも今年よりはいいことが多い年になってほしいですね。
 画像はうちの子が通っていた幼稚園に立つ牛。
 板に着色したものです。ちなみに作ったのはS夫。彩色は幼稚園の先生という合作。
(ベラルーシの幼稚園について詳しくはこちら。)

http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/f3fcfddea8b2f4f956375958c0fc3b98

つれづれ写真「天井天使」

2009-12-23 | つれづれ写真
 つれづれ写真、白黒シリーズの続きです。とは言っても少々色がついていますが・・・。
 もうすぐクリスマスですね。と言うことで天使の画像をどうぞ。え、かわいくない? そのとおりですねえ。
 これは何かというと、天井に映し出されたアニメのワンシーンなのです。
 人形劇のぺトルーシカを見に行ったときです。(人形劇ぺトルーシカについてはこちら。)

http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/85dd42c823133e80249dd7a2308b92db


 開演前に集まったお客さんたちが退屈しないように、アニメを上映していました。しかしプロジェクターでアニメを映すのはいいのですが、なぜか天井をスクリーン代わりに映していたため、このようなゆがんだ映像に・・・;
 お客さんたちは座席に座ったまま、天井を向いてアニメを見ていました。 
 うーん、変!
 しかも映していたアニメ作品(パペットアニメ)が、どれもこれもかわいくなかった・・・。それとなぜか音声はなかった。ミュート状態・・・。

 なぜ、このような演出をぺトルーシカの上演前にするのか・・・(芸術?)
 しかしつれづれ写真のネタを求めて、変った被写体を探す私は、一生懸命天井に向かってシャッターを切るのでした。

つれづれ写真「絵本翻訳中!」

2009-11-28 | つれづれ写真
 芸術の秋ですね、と思っているうちに終わりつつある11月・・・。
 特に今年の11月は忙しかったです。
 つれづれ写真シリーズもちっとも進まないしさ。本当に写真が趣味です!と言えるのか・・・。
 
 久しぶりの更新ですが、白黒にしてみました。白黒の写真はいいですよね。
 昔の俳優さんの写真とか、どれもこれも本当に美男美女に見えるし。
 ベラルーシは日本と比べると結構最近まで白黒写真を撮っていたので、S夫も昔の白黒写真で見ると、えらく男前に見えたりする。(今は・・・;)
 私と年齢が8歳年下なだけのS夫の甥っ子が、私の赤ちゃんのときのカラー写真を見るとびっくり仰天する。本人の子ども時代の写真は小学6年生ぐらいまでは全部白黒である。
 
 それに白黒写真だと風景写真なんかも芸術的作品に見えてきたりしませんか?
 というわけで、自分が撮った平凡な写真を無理やり芸術作品に見せたいがばっかりに、白黒写真に挑戦することにした。
 それに今は白黒用のフィルムなんてわざわざ買わなくてもPCで色調を自由に変えられて簡単だしね。

 では白黒シリーズ第1弾。タイトルは「芸術の秋。勉学の秋。絵本翻訳中!」
 うちのY子ちゃんが日本の絵本をロシア語に翻訳しているところです。もちろん翻訳した絵本は日本文化情報センター所蔵のもので、翻訳作業終了後はセンター内で閲覧できるようになっております。
 白黒にすると見慣れた自分の子どもも知らない人みたい(^^;)に見えてくるから不思議。
 Y子本人はこの写真を見て
「何これ? 『むかしむかしあるところにYちゃんがいました。終わり。』って感じ。」
と感想を言っていました。

つれづれ写真「レトロな亜麻人形」

2009-08-12 | つれづれ写真
こちらもスベトラゴルスク第3児童図書館内に飾ってあった亜麻人形です。
 ベラルーシを代表する民芸品、亜麻人形について詳しくはこちらをどうぞ。
(HP「ベラルーシの部屋」内「お土産・5 亜麻人形」)

http://belapakoi.s1.xrea.com/trip/goods/ama.html


 この図書館で飾られていたのは昔の(おそらく80年代作成)亜麻人形で、今では売られていないデザインのものでした。
 。民芸品の亜麻人形にも、流行があって少しずつ進化しているのですが、昔の亜麻人形は素朴でかわいいですね。(まつげはマスカラ塗ったくってるみたいですが。)(^^;)

つれづれ写真「昔話人形」

2009-08-12 | つれづれ写真
気の毒な格好の(^^;)わにのゲーナがいるスベトラゴルスク第3児童図書館ですが、館内に「世界のおもちゃ博物館」が開設されている図書館だけあって、かわいいものもたくさんありました。
 これは民話の本が置いてあるコーナーのディスプレイ。昔のデザインがかわいくて撮影しました。

つれづれ写真「わにのゲーナ」

2009-08-10 | つれづれ写真
 せっかくなので動物つながりで、爬虫類のわにのゲーナ(と謎の生物、チェブラーシカ)です。
 
2007年にスベトラゴルスクの児童図書館の日本文化コーナーにチロ基金から日本の本やおもちゃなどを寄贈しました。(詳しくはこちらです。)

http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/208af274acdd9babb29cfdad6a54b6f2
 

http://www.svetlib.gomel.by/musei_igrushki_mira.htm


 「世界のおもちゃ博物館」が開設されているスベトラゴルスク第3児童図書館にて、このゲーナとチェブラーシカを撮影。
 どうしてこんなことになっているのか、と言うと・・・
 昔この児童図書館の壁にゲーナとチェブラーシカをぶら下げた。→本が増えたため、新しい本棚を購入したものの、場所に余裕がなく、
「ここでいいや。」
とこの場所に置いた。→しかし、ふつうの感覚なら、本棚設置の前にゲーナとチェブを取り外すのに
「もう、いいや。」
と外すのを面倒くさがった。→
と同時に
「ゲーナが全部本棚の後ろに隠れちゃったわけじゃないし。」
という判断の基準がベラルーシ人の心の中にある・・・。
「ほとんど見えているんだから、いいじゃん、これで。今さら本棚動かすの、重たいし面倒くさー。」
とここの図書館員さんたちは思っている・・・。

 これぞベラルーシ人気質ですよ、日本人の皆さん!(^^)