ベラルーシの部屋ブログ

東欧の国ベラルーシでボランティアを行っているチロ基金の活動や、現地からの情報を日本語で紹介しています

ベラルーシのコロナウイルス感染者34万1539人。死者数2403人

2021-04-16 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報

 2021年4月16日の書き込みです。

 ベラルーシのコロナウイルス感染者数は341539人になりました。1日の新規感染者数は1516人です。1日の新規検査数は18875件と多いのですが、新規感染者数が急増したと思います。

 死者数は2403人です。

 331972人が回復しました。

 562万件を超える検査数となりました。

 

 ベラルーシでは第三波が始まったと公表されましたが、その後特に新たな対策が打ち出されてもおらず、さらに15日以降、今までコロナウイルス関連の医療を担当していた医療従事者に与えられていたボーナスや追加の給与など打ち切られることになりました。

 ベラルーシの病院は国立国営がほとんどなので、国に予算がないことの表れだと思います。一方で国民の不安払拭のために、こんなにたくさん人工呼吸器用の酸素ボンベがありますとニュースで報道したりしています。

 公共交通内ではマスク着用義務が言われていますが、違反に対する罰則もないままなので、ミンスクの地下鉄やバスではおよそ半数の乗客がマスクをしていません。学校での対応も学校によりばらばらです。

 


2021年4月15日。今日も雨

2021-04-15 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報

 2021年4月15日、今日も天気が悪いです。

 

 現在、ベラルーシは新しい憲法作成にあたり、内容を審議中なのですが、選挙に投票できる年齢を「18歳以上」から「20歳から70歳まで」に制限する可能性があることを発表しました。もちろん決定ではないです。またベラルーシは18歳が成人年齢です。

 国民が大反発するのが目に見えるようです。70歳以上の高齢者は候補を選ぶ判断能力もないということでしょうか。ベラルーシ大統領もあと3年もすれば、投票権を失うということですね。

 

 今日も雨の中、白と赤の服装の女性が大勢でデモ行進中です。逮捕されて有罪判決が出るのが分かっているのに・・・

 ワールド・プレス・フォト・オブ・ザ・イヤー2021のスポット・ニュース部門で、ベラルーシの新聞社で働いているカメラマン、ナジェジダ・ブジャンの作品が2位に入賞しました。オクレスチナ収容所で夫の解放を待つ妻の写真です。

 

 バラノヴィチ市の団地内のゴミ捨て場で、女性のバラバラ死体の一部が発見されました。すでに50代の男性が容疑者として上がっているそうですが、どうも、動物虐待のニュースといい、やはり世相がすさんでくると、猟奇殺人も増えてくるのかと心配になってきます。


ベラルーシのコロナウイルス感染者34万23人。死者数2393人

2021-04-15 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報

 2021年4月15日の書き込みです。

 ベラルーシのコロナウイルス感染者数は340023人です。とうとう34万人台です・・・。1日の新規感染者数は1222人です。1日の新規検査数は19263件で多いので、この数は微減と言っていいと思います。

 死者数は2393人です。

 330483人が回復しました。

 560万件を超える検査数となりました。


2021年4月14日。雨

2021-04-14 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報

 2021年4月14日、雨が降り、急に気温が9度まで下がってしまいました。

 ベラルーシ人でニューヨークの法律学校を卒業し、ヒューストンで弁護士をしているゼンコヴィチ氏が、モスクワ市内で拘束され、ベラルーシに護送され、KGBに収監されました。今取り調べ中です。

 若いときから反政府運動をしており、2005年ごろアメリカへ移住した経歴の持ち主だそうです。ベラルーシ国籍とアメリカ国籍を持っているそうですが、原則、この組み合わせの二重国籍は認められないはずですが・・・例外もあるので。昨年の反政府デモ活動にも参加していた疑いがあり、仕事でロシアに滞在中、ホテルにロシアの警察が来て連行されたと妻が取材で話しています。その後すぐにロシアからベラルーシへ護送されたようです。

 

 4月26日国立ドラマ劇場でアレクシエーヴィチ原作「チェルノブイリの祈り」の舞台を上演する予定でしたが、今日中止が決まりました。

 元初代ミス・ベラルーシで、今はロシアで歌手の活動を続けているアンジェリカ・アグルバシュが、7月のスラヴャンスキー・バザール音楽祭に出演しないことを発表しました。

「今、ベラルーシは歌どころではない。」とも。この人はロシアですでに反政府系の歌を歌っているので、ベラルーシに入国できるかどうも疑問です。

 

 ベラルーシ大統領はアゼルバイジャンの首都バクーを訪問中。今後アゼルバイジャンからベラルーシへの石油輸出量を増やすことを提案しました。(問題なのはその石油代をベラルーシ政府が支払えるかどうかということですが。目処が立っているのでしょう。)

 

 ベラルーシ政府は国内の政治思想犯に関するサイトを閲覧を制限することを決定。すでに実行しています。

 

 また動物虐待のニュースです。ノボポーロツクで犬をエアガンで撃っていた男が逮捕されました。罰金刑ですむようです。うちの町内の猫を狙った犯人はまだ見つかっていません。すでにこちらでもニュースになっていて、3日おきに1匹ずつ殺害しては幼稚園や学校のそばに死体を置いて、わざと登校してきた児童に見せつけて影で喜ぶということをしているそうです。どうも精神状態のおかしい人が増えてきそうで不安です。

 

 25歳の女性が地元のチャットで大統領選管理委員会長だったエルモシナ氏に対して、ひどいあだ名をつけて呼んだ(書き込んだ)ことにより、逮捕され、今日裁判です。25歳の女性は、身に覚えはない、その書き込みはすでに見つけることはできない状態(削除されたか、あるいは最初から投稿されていなかったのか。)で、罪を認めませんでした。証拠のスクリーンショットを取り調べ中に見せられたそうですが、本人は自分の書き込みではないと否定しています。 


ベラルーシのコロナウイルス感染者33万8801人。死者数2383人

2021-04-14 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報

 2021年4月14日の書き込みです。

 ベラルーシのコロナウイルス感染者数は338801人になりました。1日の新規感染者数は1166人でした。1日の新規検査数は18874件と多いので、新規感染者数は微減と言っていいでしょう。

 死者数は2383人です。

 329135人が回復しました。

 558万件を超える検査数となりました。

 

 ベラルーシの各病院では、受付などの直接医療行為を伴わない医療事務などに就いているスタッフで、年齢が高い人はコロナのリスクが高いと考えて、退職する人が増えているそうです。ますます人手不足です。

 


2021年4月13日。領空侵犯

2021-04-13 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報

 2021年4月12日午後9時ごろ、未確認の飛行機がポーランド側からベラルーシの領空を侵犯したと国防相が発表しました。その飛行機はポーランド領空にすぐ引き返したようですが、4月13日、在ベラルーシ・ポーランド大使は国防省に呼び出され、説明を求められました。

 ロシアはウクライナとの国境地帯に4万人を超える兵力を集結させており、ベラルーシはポーランドとの国境に近い地域で軍事演習をしています。

 とにかく、緊張状態が続いているので、今、領空侵犯などすると大きな問題に発展する可能性があります。

 

 ドイツの企業がベラルーシの国営企業との提携を凍結する決定です。

 ベラルーシ保健省は、ニベア製品の国内への輸入と販売を当分禁止しました。ニベアがホッケーのワルードカップのスポンサーなのですが、今年の会場がミンスクである場合は、スポンサーを下りると発表したため、その報復のように見えます。ただ、今回の決定を発表しているのが保健省なのですが、品質検査のためとしています。

 

 反政府派の元水泳選手、ゲラシメニャ選手が世界選手権大会で獲得した金メダルをオークションにかけました。まだどれぐらいの値段がつくか分かりませんが、落札額は全て、ベラルーシ反政府派スポーツ選手のために使うそうです。

 

 著名な海洋生物学者が、研究のための出国を政府から拒否されたため、もう我慢ができなくなりましったとリトアニアに移住しました。すぐに研究所に就職できたそうです。

 

 ベラルーシ政府はアゼルバイジャンから100万トンの石油を輸入することに合意したと発表しました。従来の輸入量より25%増です。 

 


ベラルーシのコロナウイルス感染者33万7635人。死者数2373人。第3波始まる

2021-04-13 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報

 2021年4月13日の書き込みです。

 ベラルーシのコロナウイルス感染者数は337635人になりました。1日の新規感染者数は754人です。1日の新規検査数も9180件と少ないです。

 死者数は2373人です。

 327848人が回復しました。

 557万件を超える検査数となりました。

 

 ベラルーシ保健省はベラルーシにコロナウイルス感染第3波が始まったと正式に発表しました。

 これから対策を厳しくするということです。例えばマスク着用義務である場所で違反者は罰金を払わないといけないなどが例に挙げられていますが、正式な決定ではありません。このような罰金刑を課すと言っても取り締まる人の確保も問題だし、それに対応が遅すぎると思います。つまり対策として効果はないということです。

 


2021年4月12日。春らしくなりましたが

2021-04-12 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報

 2021年4月12日、気温が17度にまで上がり、すっかり春らしくなりましたが、明後日にはまた気温が10度も下がるそうです。

 これで体調を崩す人が出てきそうでいやですね。

 

 ベラルーシ国内ではユーロニュースが見られなくなるようです。 

 

 巨大企業ナフタンやグロドノ・アゾトで、従業員が数千人規模で健康診断を受けられず、あるいは健康上の問題があるとして、就業できなくなる可能性が出てきました。(個人的には何か裏があるのだろうと感じていますが。)

 

 スイス国籍で反政府活動に参加して、治安部隊員の覆面を剥ぎ取ったとして、逮捕され、更生収容所に収監された女性について。刑務所で禁固刑になったわけではないので、更生収容所では懲役刑、つまり仕事をさせられます。

 女性なので縫製の仕事を課せられたのですが、治安部隊の軍服を縫うよう指示されたそうです。治安部隊員の覆面を剥ぎ取ったから、禊として治安部隊の軍服を更生収容所で縫えば、更生されるとでも思っているのでしょう。つまりそういう考えに沿った更生プログラムがあるということです。

 しかし、女性は縫製作業を拒否。まだ縫製の仕事に不慣れだからという理由ですが、心の中では、反政府デモ参加者に暴力行為をしている治安部隊の軍服なんか縫いたくない・・・と思っているでしょうね。これでこの人が更生できるのかどうか。

 

 2020年におよそ1100人のベラルーシ人がEU各国に難民申請したそうです。(そのうちの130人がポーランドですね。)しばらくすると、シリア難民のように、ベラルーシ難民が問題になってくるかもしれません。ただ、ベラルーシ難民は、キリスト教徒がほとんどで、言葉の壁も低く、外見もヨーロッパ人だから、目立たないし、さらに高学歴あるいは専門性の高い人で、若い世代が多いので、各国にとっては、優秀な人材、労働力として、重宝されるように思えます。

 

 

 


ベラルーシのコロナウイルス感染者33万6881人。死者数2363人

2021-04-12 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報

 2021年4月12日の書き込みです。

 ベラルーシのコロナウイルス感染者数は336881人になりました。1日の新規感染者数は843人です。1日の新規検査数も9180件と減ったので、新規感染者数も減りました。

 死者数は2363人です。

 327087人が回復しました。

 556万件を超える検査数となりました。

 

 コロナウイルスが流行し始めてから、保険に加入する人が増えたそうです。しかし、保険会社は書類に不備があるとかで、なかなか死亡者保険を払ってくれないそうです。という話が広がり、保険に入る人も減ってきたそうです。

 


2021年4月11日。あれから10年。

2021-04-11 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報

 2021年4月11日。

 ベラルーシは今日は地下鉄構内での爆発事故からちょうど10年で、追悼式が行われました。

 これに呼応する形で反政府デモ活動は行われていません。

 ちなみに4月26日にはチェルノブイリ関係の追悼集会が例年通り行われる予定ですが、それに対する許可がほしいと市役所側に書類を提出しています。しかし、今年許可が下りるかどうか、市役所の対応が注目されます。

 

 現在、ベラルーシ・ルーブルは価値を下げていますが、生活防衛のために銀行でベラルーシ・ルーブルをドルなどの外貨に両替しようとする人が増えています。しかし、両替所にはドルはありません。

 これは両替所のドルがすぐに両替されてしまうので、なくなってしまう・・・あるいは、国立銀行が各銀行に両替用のドルを渡していない・・・あるいは銀行がドルなど外貨を金庫に保管して、両替所に運んでいない・・・のいずれか、あるいはいくつか、あるいは全部、あるいはその他の理由のせいです。

 ベラルーシ・ルーブルの大暴落が近々起こるのでは・・・とみんな心配しているということの表れですね。気が重いです。

  10年目と言えば、2011年7月にもベラルーシルーブルの大暴落が起きたので、(思い出しただけで目眩が・・・)また同じことが繰り返されるのかと思うと気が重いです。

 

 ベラルーシでは4月30日までに絶対、ひまわり油の価格が15%値上げされると発表されたので、あわてて買いに走る人が出ています。

 特にそれを見越して従来の価格で販売しますと大々的に宣伝した某スーパーには、買い物客が押し寄せ、買い占めているそうです。

 

 

 


ベラルーシのコロナウイルス感染者33万6038人。死者数2354人

2021-04-11 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報

 2021年4月11日の書き込みです。

 ベラルーシのコロナウイルス感染者数は336038人になりました。1日の新規感染者数は1175人です。1日の新規検査数は18537件なので、新規感染者数は減ったと言ってよいでしょう。

 死者数は2354人です。

 326487人が回復しました。

 555万件の検査数となりました。

 

 知人のお母さん(60歳)が亡くなったときの話を聞きましたが、地方に住んでいると、重症化した場合、人工呼吸器が足りないため、大きい都市の専門病院に搬送されます。しかし今その搬送(転院)がスムーズに行われていないそうです。

 その女性は先週金曜日の午後にやっと転院でき、大きな病院で人工呼吸器をつけてもらったのですが、手遅れで、日曜日の朝に亡くなったそうです。もう少し早く転院できたら・・・遺族は悔やんでいます。

 ところが、すぐに「死亡してから二十四時間以内に遺体を引き取ってほしい。(遺体安置所に場所がない。)」そして、助けられなかったことに関して病院の対応に過失はないので、裁判に訴えることはしませんと一筆書かされたそうです。

 


2021年4月10日。変わらず風は寒く

2021-04-10 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報

 2021年4月10日、変わらず冷たい風が吹いています。

 ベラルーシでは2000人の医師が、そしてやはり2000人の看護師が不足しているそうです。コロナ禍で仕方がないような気もします。いまだに医療崩壊が起きていないのが不思議です。これだけ医師が国外へ出国しているのだから、当然の結果ですね。

 

 ベラルーシでは新党結成の際、ベラルーシ国内に居住しているベラルーシ人のみが結成できるという法律が発令されました。ババリコ氏は結成できますが、ラトゥシコ氏は認められないですね。しばらくしたら、服役中、裁判中の人も結成できないという法律があわてて作られると思います。

 

 今日も白と赤の旗や風船が上げられています。

 そして、ソ連国旗を掲げてデモをする人たちもいます。

 

 水泳の五輪メダリスト、アレクサンドラ・ゲラシメニャ選手の写真が、出身大学であるベラルーシ経済大学で飾られていましたが、最近別のスポーツ選手の写真に変えられていました。

 

 13歳の女子中学生が、反政府スローガンと思われる言葉を道路にスプレーらしき塗料で書いたところ、警察に連行されました。

 

 現在服役中のジャーナリストに、名誉のジャーナリスト賞が贈られました。

 

 元保健大臣でグロドノ州知事で、次期大統領候補の一人と元大統領が推しているとされるカラニク氏は、しばらく投稿していなかったフェイスブックに投稿を再開することにしました。ちなみに大統領はフェイスブックなどはしておらず、インターネット利用は、健康に良くないとしています。

 カラニク氏はフェイスブックを再開した理由を、国民の中には国営テレビを見ていない人もいるから、と説明しました。

 

 ベラルーシの治安部隊は、「状況を自分で判断して、必要と思われたときには武器を使用することを許可してほしい。」と訴えました。

 


ベラルーシのコロナウイルス感染者33万4863人。死者数2344人

2021-04-10 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報

 2021年4月10日の書き込みです。

 ベラルーシのコロナウイルス感染者数が334863人になりました。1日の新規感染者数は1433人です。これを前日より減ったと報道しているメディアもありますが、1日の新規検査数も18718件と減っています。

 死者数は2344人です。

 325108人が回復しました。

 553万件を超える検査数となりました。

 

 ベラルーシでは今治療中です、という患者数がだいたい7000人ぐらいですが、今のところ医療崩壊は起きていません。

 ウクライナは入国に対し、コロナウイルスに罹患していない検査結果を提示しないといけませんが、陰性結果を提示しているのにも関わらず、35人のベラルーシ人が国境地帯で足止めされています。

 つい最近も子どもは検査しないでいいということなので、親だけが検査結果を提示したところ、子どもの検査結果はないからと子どもだけウクライナに入国拒否されたというケースがありました。


2021年4月9日。春は名のみの

2021-04-09 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報

 2021年4月9日。天気は晴れましたが、冷たい風が吹いています。

 3月下旬、マクドナルドでコーヒーを飲んでいた姉妹が逮捕されました。突然治安部隊がやってきて、身分証明書の提示を求めました。そのとき何も見せられるものを持っていなかったので、逮捕。今日15日間の禁固刑の判決が出ました。

 

 白と赤の服装、パラソルを持って反政府デモをしていた女性たちが一斉に逮捕されましたが、それにも関わらず、他の15人の女性が白と赤のパラソルを持って、ミンスク市内で抗議活動を行いました。

 

 警察主催の自転車競技が行われ、国旗を掲げた自転車に大勢の警官が乗って滑走。国営テレビでニュースになっています。

 

 ミンスク市の学校教師の女性が反政府デモ活動に参加していたため、逮捕され、禁固刑になっていたのですが、釈放された後、すでに教職を解雇されていたことが分かりました。これに対して、また抗議するそうですが・・・。

 

 野党メンバーのババリコ氏やラトゥシコ氏が新党結成を宣言している中、ベラルーシ大統領は、ベラルーシ社会は多党政治の経験がない、と発言して牽制しました。

 野党リーダーのチハノフスカヤ氏は自分が新党を立ち上げるつもりはないと取材で回答しています。あまりに野党政党が乱立して、票がばらけるのも・・・と私は思いますが。

 

 野党メンバーで弁護士のマクシム・ズナク氏は逮捕されすでに7ヶ月刑務所の中ですが、この間に、支援者からの励ましの手紙3000通を読み、150冊の本を読んだそうです。さらには90の短編を執筆、数十編の詩も作ったそうです。内容は分かりませんが、釈放されたら出版されるでしょう。個人的には刑務所の中の図書室が気になりました。

 

 すでにベラルーシを出国したノーベル賞作家、スベトラーナ・アレクシエーヴィチは、反政府デモ参加者たちを題材にした新作を執筆中だそうです。やっぱり安全なドイツに出国しておいてよかったですね。


ベラルーシのコロナウイルス感染者33万3430人。死者数2334人

2021-04-09 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報

 2021年4月9日の書き込みです。

 ベラルーシのコロナウイルス感染者数は333430人になりました。①日の新規感染者数は1622人で、急増しています。しかし、1日の新規検査数は20258件と、こちらも増えています。

 死者数は2334人です。

 323748人が回復しました。

 551万件を超える検査数となりました。

 

 ベラルーシ保健省は、国営テレビ番組内での取材に対し、すでに92000人がコロナウイルスのワクチンを接種したと答えました。

 

 だいたい1日に10人ずつ亡くなっていますが、最近死者の中に20代の若い世代が増えてきているそうです。死者の詳しい情報、年齢や持病の有無など公表されていないので、若い人の死者数が増えているというのは、あくまで噂レベルですが、気になりますね。  

 

 ベラルーシの人口が2020年、6万人減少したと独立系メディア、ベルサトが報道しました。死因はさまざまですが、やはりコロナウイルスが大きく関係しているようです。もっとも2020年にコロナウイルスのせいで亡くなった人の数は1日平均10人と多めに見積もっても約3650人なので、この6万人のうちコロナウイルス以外の死因で亡くなった人がたくさんいるということになります。