ベラルーシの部屋ブログ

東欧の国ベラルーシでボランティアを行っているチロ基金の活動や、現地からの情報を日本語で紹介しています

2024年1月6日。ウクライナ侵攻から683日目

2024-01-06 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報
 2024年1月6日。
 今日は正教のクリスマスイブです。 
 ロシア大統領は今日、ロシアのクリスマスを前にウクライナ侵攻で戦死した兵士の遺族をモスクワ郊外の大統領公邸に招きました。
 これについて、遺族への謝罪や、自らの責任に触れた言葉はなかったと西側のマスコミが報道していますが、別に驚かないですよね。
 大統領からすると、お城みたいにとても豪華な大統領公邸に、戦死した遺族(もちろん全員は呼べないので、選んでいる)を入れさせてあげただけで、「自分はいいことをした。心の癒やしになることをした。今度の選挙で、この人たちは私に投票する。」と思っているでしょうから。
 この選ばれた遺族たちですが、とってもラッキーというわけではなく、この大統領公邸に入る前にボディーチェックをさんざん受けたと思います。
 



2024年1月5日。ウクライナ侵攻から682日目

2024-01-05 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報
 1月2日に羽田空港で起きたJAL機と海保機の衝突炎上事故で、JAL機の貨物室内にいた2匹のペットを助けられなかった件で、「かわいそうだ。ペットの命も人の命と同じように大切なはず」「いや人命が優先だ」と議論が起きていますね。
 ペットユーザーらからは「ペットを機内持ち込みできるようにして欲しい」との声が高まっています。
 しかし、そうしたところで“手荷物”扱いとなるため、緊急脱出時には置いていかないといけません。
 私はペットを絶対飛行機に乗せるのはやめようと思いました。

 と、ここで急に思い出したのですが、去年の夏、日本へ一時帰国したとき乗ったベラビア航空の飛行機。機内にペットを持ち込んでいた乗客がいました! 私の座席の斜め前に座っていましたよ、猫を連れたベラルーシ人が。
 どうやらベラビア航空の規則では、ペットの機内持ち込みはOKのようです。
 もちろん条件があって、体の大きい動物はだめ。必ずケージに入れて、フライト中絶対外に出さない、ペットのために座席を用意。つまり乗客一人分の料金を支払うこと。ケージはその座席に乗せておくこと。・・・といった条件があるようです。
 離着陸の際にケージにシートベルトをかけていたかどうかは私は覚えていません。
 この猫はすごく大人しくて、ほとんど鳴いていませんでした。座席の料金を払っていても、猫に機内食は出ていませんでした。(当然か・・・)
 他にも長時間のフライトの場合はだめだとか他にも規則があると思います。
 ベラビア航空を利用してペットと移動したいと思った人は、事前に問い合わせてみることをお勧めします。機内持ち込みOKですので。(ただし事故が起きたとき、やっぱりペットは置いていけと言われるかもしれません。私が乗った飛行機は事故は起こさなかったので、どのように対処されるのかはっきり私は知らないです。)
 


 

 

2024年1月4日。ウクライナ侵攻から681日目

2024-01-04 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報
 2024年1月4日。

 ロシア大統領は今日、ウクライナでの「特別軍事作戦」で軍などと契約を結んだ外国人とその家族にロシア国籍取得を認める大統領令を発表しました。
 ロシア軍をはじめ「軍事組織」と最低1年間の契約を結んだ外国人が国籍を申請できるとしており、民間軍事会社ワグネルのような組織にも適用される可能性があります。
 ここまでして、ロシアに貢献し、さらにロシア国籍がほしいと希望する外国人とは、どのような人たちなのでしょうか。
 無国籍で彷徨っているような人なのでしょうか。
 今までどんな過去を持っている人たちなのでしょうか。
 国籍がもらえると言っても、戦闘のときに死んでしまったら元も子もないのに。それでも一か八かの賭けに出る人がいるのでしょうね。

2024年1月2日。ウクライナ侵攻から679日目

2024-01-02 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報
 2024年1月2日。
 
 ウクライナ当局によりますと、今日、首都キーウと第2の都市・東部ハルキウにロシア軍の大規模なミサイル攻撃がありました。
 住宅などに直撃する被害があり、2日夜現在、5人が死亡し、130人がけがをしているということです。
 ウクライナ大統領はSNSで、「さまざまな種類のミサイルが100発近く打ち込まれ、少なくとも70発を撃墜した」と明らかにしました。つまり大部分は撃墜できたからまだましだったということです。

 日本では地震。その救援物資を被災地へ運ぼうとした海上保安庁の飛行機とJALの旅客機が羽田空港の滑走路上で衝突・・・
 地震が起きていなかったら、この事故も起きていなかったはずなのに。人間の運命とは・・・と思わざるをえません。

2024年1月1日。ウクライナ侵攻から678日目

2024-01-01 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報
 2024年1月1日。

 2022年に始まった戦争が2023年が終わってもまだ続いたまま迎えた2024年。
 ウクライナのメディアによると、12月31日の夜から1月1日にかけ、ウクライナの広い範囲で90機のイラン製ドローンを使ったロシア軍の攻撃がありました。
 ウクライナ空軍は、そのうち87機を撃墜したとしていますが、南部オデーサでは迎撃した際に破片が集合住宅に落下し、15歳の少年が死亡しました。
 また、西部リビウでも破片の落下で博物館などに被害がでています。
 あーあ、新年早々というより攻撃を受けながらの年越しです・・・。
 日本ではお正月に地震と津波が起こるし・・・。自然災害は人間の力で抑止できませんが、戦争はできるはずなんですが。今日から1年後のお正月はどんな状況で迎えているでしょうか。