ベラルーシの部屋ブログ

東欧の国ベラルーシでボランティアを行っているチロ基金の活動や、現地からの情報を日本語で紹介しています

モロジェチノ図書館「日本を愛する人の会」 (9)

2024-03-17 | 日本文化情報センター
 今回モロジェチノ中央図書館の書庫の片隅で、着替えたりメイクしたり歌のリハーサルをしたのですが、その書庫でもコスプレの人たちは撮影会してしまうんですね。私もこそっと撮ってしまいました。でも隠し撮りしているのすっかりばれていますね。

(10)へ続く。

モロジェチノ図書館「日本を愛する人の会」 (8)

2024-03-17 | 日本文化情報センター
 コスプレーヤーのお二人は今日のイベントに向けて、衣装を手作りしました。帽子や手袋も自作です。
 かつらもいわゆる「あほ毛」を手作りしてボタンで止めています。ベラルーシには材料にになる布地が売っていないので、着物(?)の柄を自分で手描きしたりして、作るのが大変です。
 (実際のこのボーカロイドは下駄を履いているのですが、さすがに下駄ではダンスができないので、そのあたりは再現していません。)
 とにかくコスプレーヤーさんたちのコスチューム作りにかける情熱には驚きます。
 ちなみに私以外の4人の参加者は現実世界では、3人が大学生(専門は全員理系)で、1人が訪問介護のヘルパーさんの仕事をしています。

(9)へ続く。

モロジェチノ図書館「日本を愛する人の会」 (7)

2024-03-17 | 日本文化情報センター
 ここからはおまけになってしまいますが・・・
 モロジェチノ中央図書館は広くてきれいで、しかも中でいわゆるインスタ映えする写真を撮り放題なのです。
 図書館に本を借りに来るだけではなく、このようにオープンにして、とにかく来館者数を増やそうと努力しているわけです。
 せっかくなのでこの図書館にミンスクから来たので、コスプレの方々は大喜びで撮影会をしていました。
 私も自分のカメラで撮ってみましたので、何枚か公開します。
 これは図書館の中央階段です。
 
(8)へ続く。

モロジェチノ図書館「日本を愛する人の会」 (6)

2024-03-17 | 日本文化情報センター
 今回はミンスクを飛び出し、モロジェチノへ行ってよかったです。
 イベントの後は、希望者のみなさんがいっしょに写真を撮りたがってもみくちゃになりました。
 この画像は出演者のみんなで記念撮影したものです。
 モロジェチノ中央図書館のみなさん、どうもありがとうございました!
 またミンスク組4人の往復交通費を支援してくださったチロ基金支援者の皆様にも感謝しております。

(7)に続く。

モロジェチノ図書館「日本を愛する人の会」 (5)

2024-03-17 | 日本文化情報センター
 そして次はお待ちかね、バラノヴィチ出身のマルガリタさんのJ-POPです。
 会場がそんなに広くないので、マイク無しでOKの声量で2曲を熱唱してくれました。曲目は「狂乱 Hey Kids!!」(アーティスト名: THE ORAL CIGARETTES)と「前前前世」(アーティスト名: RADWIMPS )です。
 日本語でこんなに歌える人がベラルーシにいるということで、来場者のみなさんはびっくりしていました。
 
 こんなに上手に日本語の発音ができるようになったのは、日本語を教えているT先生のおかげと褒められましたが、正しくはマルガリタさんの才能と努力の賜物ですよ。

 マルガリタさんの歌も動画で聞くほうがいいので、近日中に日本文化情報センターのYouTubeチャンネルで動画公開します。しばらくお待ち下さい。

(6)に続く。


モロジェチノ図書館「日本を愛する人の会」 (4)

2024-03-17 | 日本文化情報センター
 yoskenさん、Vismutさんは、ボーカロイド曲「千本桜」に合わせてダンスも披露してくれました。

(5)に続く。


モロジェチノ図書館「日本を愛する人の会」 (3)

2024-03-17 | 日本文化情報センター
 次にミンスクのコスプレーヤー、yoskenさんとVismutさんがボーカロイドの鏡音レンとKAITOのコスプレで登場。
 yoskenさんがコスプレについてのプレゼンを発表しました。コスプレの歴史からボーカロイドの説明までしました。ベラルーシでは知らない人もたくさんいますからね。

 (4)に続く。

 


モロジェチノ図書館「日本を愛する人の会」 (2)

2024-03-17 | 日本文化情報センター
 モロジェチノ在住のyunasussygirl47さんです。
 アニメのコスプレをしているベラルーシ人は大勢いますが、日本のギャルファッションに身を包んでいる人は、yunasussygirl47さんだけではないでしょうか。
 yunasussygirl47さんも、ベラルーシで自分以外にギャルファッションをしている人を見たことはないと話していました。
 これからyunasussygirl47さんに影響を受けてベラルーシでもギャル人口が増えるかもしれません。ちなみにyunasussygirl47さんが好きなのはコギャルで、今後は姫ギャルに挑戦したいそうです。

 ミンスクからモロジェチノに到着して、yunasussygirl47さんと合流したときに、私はまちがってモロジェチノじゃなくて渋谷に来ちゃったのかとびっくりしましたよ。
 再現度が高いですよね。(コスプレではないので再現度とか言ってはいけないと思いますが。)

 yunasussygirl47さんがギャルについて、来場者の皆さんの前で語っているようすには、自分自身のギャル愛と自信を持っていることを私は感じました。モロジェチノの人たちが、地元にギャルが住んでいたとは知らなかったでしょう。今回のイベントに参加して有名人になりましたね。
 
 来場者の方からyunasussygirl47さんに質問で、「いつもそんな格好で通学しているんですか?」というものがありました。
 yunasussygirl47さんにとっては、ギャルファッションは特別な装いだそうです。(通学のときはギャルファッションではないということです。)
 でも、外出するときは必ずギャルスタイルの日本人もいると私から話すと、ベラルーシ人は驚いていました。

 (3)へ続く。



モロジェチノ図書館「日本を愛する人の会」 (1)

2024-03-17 | 日本文化情報センター
 2024年3月17日、モロジェチノ中央図書館で「日本を愛する人の会」が行われました。
 2月4日にはバラノヴィチ中央図書館でも同じ名称の日本文化紹介イベントを行ったのですが、両図書館で働いている司書さん同士がお友達なのです。
 バラノヴィチ中央図書館でのイベントを聞いたモロジェチノ中央図書館外国語文学コーナー担当の司書、タチヤーナさんから私に電話がかかってきて、「うちの図書館でも同じイベントをしてください。」と頼まれました。
 あっという間に話がまとまり、今日モロジェチノへ行ってきました。

 日曜日ということもあって会場は満席。タチヤーナさんが宣伝に力を入れたため、大勢の人が集まりました。
 それとテーマも日本のサブカルチャーということで、若い世代の人たちが入りやすくなったと思います。

 どうして今回はサブカルチャーをテーマにしたかというと・・・バラノヴィチでも参加した日本語シンガー、マルガリタさん、そしてミンスクのコスプレーヤーyoskenさんとVismutさんも出演することになった他、地元モロジェチノのコスプレーヤー、yunasussygirl47さんも参加してくれることになったからです。
 そのyunasussygirl47さんがアニメのコスプレだけではなく、日本のギャルファッションも紹介できると聞いたので、モロジェチノでは、日本のサブカルをテーマにすることに決まりました。
 
 マルガリタさん、yoskenさん、Vismutさんといっしょにミンスクからモロジェチノへ電車で出発。モロジェチノはミンスクから近いので移動も楽ですね。
 そしてモロジェチノ在住のyunasussygirl47さんと合流して、中央図書館へ向かいました。

 会場ではコスプレとかアニメの話だけが聞きたい人が多かったと思うのですが、まずは私から日本の伝統的な着物文化について紹介しました。

 画像はその時のようすです。
(後ろに写っているのが、ベラルーシの図書館ではほとんどまだ導入されていないタッチパネル式の大型ディスプレイです。地方都市のモロジェチノのほうが首都ミンスクの図書館より進んでいます。
 と言いたいところなのですが、実際にはタッチしても反応が鈍いときがあったのと、古い時代の人間である私の操作の仕方に慣れておらず、もたもたしてしまったシーンもありました。
 うちの日本文化情報センターにも導入しようかと考えたときもあったのですが、ちょっと今はやめておこうと思いました。)

 着物の紹介に続けて、次はサブカルの一つであるギャル文化について、まずは私からご紹介しました。
 ギャルと言ってもいろいろな種類がありますよね。コギャル、姫ギャル、ガングロ、ギャル男などいろいろありますね。
 このように新しい文化を生み出すことができるのが日本の特色だと思います。
 
 そして私のプレゼンよりずっとおもしろいので、本物のギャルに登場してもらいました。

 (2)へ続く。
  

2024年3月17日。ウクライナ侵攻から754日目

2024-03-17 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報
 2024年3月17日。
 ロシア大統領選の投票最終日となった今日、プーチン大統領の続投に向け仕組まれた選挙だと抗議する人々による「反プーチンの正午」運動が各国のロシア大使館前で行われました。先月死亡した反体制派指導者アレクセイ・ナワリヌイ氏の妻ユリア・ナワルナヤ氏は滞在先のドイツ・ベルリンで参加しました。
 ナワリヌイ氏の支持者は、17日正午に投票所に集まり、プーチン氏への抗議を表明するようロシア人に呼び掛けました。
 投票所に行くのは禁止されていませんからね。ただ、この時間帯に投票所に来る人が一気に増えるとなると、それは現政権に反対している人がそれだけ多いという証拠になります。

 ベルリン、パリ、ハーグ、ワシントン、イスタンブールなど各地のロシア大使館前では、同国の野党を象徴する青と白の服を身に着けた有権者らが政権批判のプラカードやウクライナ国旗を掲げ、プロテストソングを歌う姿が見られました。
 日本のロシア大使館でも投票に向かうロシア人の行列ができていた(高い投票率)とニュースになっていましたね。
 正午の抗議のために集まった人たちなのかは映像からは分かりませんでしたが。

 ナワルナヤ氏はベルリンでの投票後、投票用紙に「もちろんナワリヌイと書いた」と語りました。

 
 大統領選の投票の最終日にロシアでドローン攻撃が相次ぎ、モスクワのドモジェドボ空港にも攻撃がありました。
 ロシア軍がドローン2機を迎撃しましたが、機体の一部が近くの倉庫に落下し、屋根に穴が開いたということです。けが人はいませんでした。
 この影響でモスクワにある3つの空港では一時、飛行機の運航が制限されました。
 ロシア国防省は16日夜から17日にかけて、各地でウクライナ側のドローン35機を迎撃したと発表しています。
 ロシアの独立系メディアは「防空システムが機能しなかった」と指摘しています。選挙の日にこのように防衛システムに穴が空いていたことが露呈するのは政権側からすると嫌でしょうね。

2024年3月16日。ウクライナ侵攻から753日目

2024-03-16 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報
 2024年3月16日。
 ロシアで始まった大統領選挙2日目。ロシア中央選管の発表によると、15日終了時点の投票率は約36%。従来は1日限りだった投票日が今回から3日間とされたことや、初の電子投票の導入で、最終的な投票率は70%を超えて過去最高となる可能性があります。
 しかし妨害行為も各地で見られ、モスクワの投票所では女性が投票用紙の記入台を燃やそうとしたほか、投票箱にインクを流し込む行為は各地の複数都市でも起きています。


 今週に入ってから、ニジニ・ノブゴロドなど少なくとも3カ所のロシアの大規模な製油所がドローン攻撃を受けています。
 これら3つの製油所でロシアの石油精製能力のおよそ12%を占めるとみられていますが、ウクライナ側は攻撃について公式には認めていません。
 地元当局によりますと、今日、サマラ州のシズラニの製油所で火災が発生しました。負傷者はおらず、原因は調査中だとしていますが、複数の独立系メディアによると、火災はドローン攻撃によるもので、製油所の敷地内が攻撃され火災の範囲は500平方メートルに及ぶとしています。


 ロシア国防省は今日の戦況説明で、ベルゴロド、クルスク両州に計3カ所から侵入を試みたウクライナ部隊を撃退し、兵員約30人と戦車3両を失わせたと主張しました。

 
 ウクライナ南部クリミア半島でロシア編入の是非を問う住民投票が実施されてからちょうど10年となった今日、ロシア支配に抵抗するウクライナ女性の運動「ズラ・マウカ」の協力者が半島各地で「クリミアはウクライナ」と書かれた偽のロシア紙幣千枚以上をまきました。
 ロシアの200ルーブル札を模したもので、色もデザインもそっくりだが、ウクライナ国旗や沈没するロシア軍艦が描かれています。ズラ・マウカの代表は「クリミアに占領者の居場所ははない」と訴えました。
 ズラ・マウカの活動は2022年9月に始まり、100人ほどの女性が反ロシアのビラを配ったり、ロシア兵が買う酒に下剤を混入したりする活動を続けています。女性なので力を使った活動はしづらいですね。


 ロシアのユーチューバー、1420さんが1年ぶりにベラルーシへ来てインタビュー動画を作成しました。
 ふつうのベラルーシ人の意見が聞けます。日本語字幕付き。
 今回の質問は「ベラルーシ人は西側と東側どっちの味方?」
 リンク先はこちらです。


2023年12月日本語能力試験の結果について続報

2024-03-15 | 日本文化情報センター
 すでにご報告していましたが、昨年12月に日本語能力試験をロシアで日本語教室の生徒が受験し、合格者に認定証がベラルーシに郵送されてきました。

 今回はN3に合格した1名の記念写真を撮影しましたので、このブログでご報告いたします。(個人情報保護のため、画像の一部を加工しています。)

 2023年12月はN2とN3の2名のみの合格でしたが、N2合格者はすでにベラルーシを出国しており、記念写真はありません。

 モスクワで受験すると日本からモスクワに届いた認定証をちゃんとベラルーシに転送してくれます。
 ペテルブルグで受験した場合、日本からペテルブルグに送られた認定証はベラルーシへ転送してくれず、原則合格者本人がベラルーシからペテルブルグへ取りに行かなければなりません。
 その分、モスクワの受験料が高いのですが、やっぱりベラルーシまでちゃんと届けてもらえるとありがたいですね。
 重要なのは合格することです。

 日本語学習者に支援をくださっている皆様には生徒に代わり、厚くお礼申し上げます。今後も勉強をがんばります!
 

2024年3月15日。ウクライナ侵攻から752日目

2024-03-15 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報
 2024年3月15日。

 ウクライナ侵攻を進めるロシアで今日、政権は、投票率とプーチン現大統領の得票率を過去最高にするため、高額の賞品などで有権者に投票を促しています。
 350万点以上の賞品が用意され、電子投票をすると、最大10万ルーブル(約16万円)分の買い物に使えるポイントや遊園地の入場券などが当たります。国民なんて、お金や物につられて投票するんだよ、大衆心理なんてそんなもん・・・というロシア政権の考えが見えます。
 現大統領への忠誠心を示すため、地方の知事らも高い投票率実現に躍起となっています。極東のカムチャツカ地方では、電子投票の賞品に、自動車やヘリコプターツアー、ロシアが実効支配するウクライナ南部クリミア半島への旅行などを用意しています。投票所での投票でも、映画券や食品の引換券がもらえる可能性があると宣伝しています。
 シベリアのノボシビルスク州やクラスノヤルスク地方などでは投票方法を問わず、アパートや自動車、スマホなどが当たります。
 ロシア大統領選は極東地域を皮切りに15日の今日、開始。11の時間帯の時差に合わせて西に進み、17日に開票されます。国が東西に広がっているとこうなるんですね。

 首都モスクワなどの投票所で投票箱に染料が注ぎ込まれたり、勝利が確実視されるプーチン大統領の出身地サンクトペテルブルクで投票所に火炎瓶が投げ込まれたりするなど、一連の混乱が見られました。
 このほか、コーカサス地方のカラチャイ・チェルケス共和国や、ロシアが2014年に一方的に「併合」したクリミアの投票所で投票箱に染料が注ぎ込まれる事件が発生。抗議活動も起こっています。
 ペテルブルクで投票所に火炎瓶を投げ込んだ21歳の女性は逮捕。モスクワとシベリア地方の投票所でも放火未遂が起こりました。
 ロシア中央選挙管理委員会は、こうした行為を行えば最高で禁錮5年の刑に処せられると警告。選挙管理委は、電子投票システムに対するサイバー攻撃も1万回以上確認されたとしています。
 モスクワ時間午後5時20分現在の投票率は24.6%。電子投票の需要が高く、システムに負荷がかかっているそうです。
 今回はこの電子投票に力を入れていますが、これは票数を操作しやすくするためだという批判の声も聞こえます。

2024年3月14日。ウクライナ侵攻から751日目

2024-03-14 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報
 2024年3月14日。

 来日した国際原子力機関(IAEA)の事務局長は今日、東京都内で記者会見し、前日のロシア大統領が核戦争の準備ができていると表明したことについて、「(ウクライナで)核兵器の使用が許される状況は見られない」と述べ、ロシアへ自制を要求しました。
 3月11日の福島第1原発事故発生13年に合わせて、来日したのでしょうが、原発ではなく核兵器の話を日本でしないといけないIAEAです。


 ウクライナを拠点にプーチン政権打倒を掲げるロシア人武装組織「自由ロシア軍団」は今日、ロシア西部クルスク州と南西部ベルゴロド州で露軍拠点への攻撃を行っているとSNSで明らかにしました。
 明日から始まるロシア大統領選挙に向けて、攻撃を活発化させています。

 自由ロシア軍団は「大規模な攻撃」を予告しており、住民(一般市民)に退避を呼びかけています。ロイター通信などによると、ウクライナ国防省情報総局の報道官は今日、上記の両州が「今は活発な戦闘地域になっている」と述べました。武装組織は独自の判断で動いており、ウクライナ軍は関与していないそうです。前々からそうですね。そもそも自由ロシア軍団はロシア人の集まりであって、ロシア人だけどロシア現政権を攻撃していますから。

 
 ロシア大統領は今日、「権力の唯一の源であり、祖国の運命を決めるのはロシア国民だけだ。選挙への参加は愛国心を示すことになる」と、国民に向けたビデオメッセージで投票を呼びかけました。


 ロシアのタス通信によると、ベルゴロド州知事はSNSで、州内では今日、ウクライナ軍による砲撃で民間人2人が死亡したと投稿しました。


 ニュースサイト「キーウ・インディペンデント」によると、ウクライナ南部オデーサに今日、ロシア軍のミサイル攻撃があり、少なくとも14人が死亡、46人が負傷した。最初のミサイル攻撃後、現場で救急活動を行うため人が集まっていたところに再度ミサイルが飛来したということです。とにかく双方からの攻撃、そして被害が続いています。

2024年7月、日本語能力試験がミンスクで予定されています

2024-03-14 | 日本文化情報センター
 今日、日本語能力試験が5年ぶりにミンスクで行われることが正式に発表されました。弊センター日本語教室の生徒は大喜びです。これでロシアへ越境受験しなくてよくなりました。
 が、今年7月7日に日本語能力試験がミンスクで予定されていることは、今年の2月1日に日本語能力試験の公式HPで発表されていたのです。
 以前は2月下旬に受験料などの発表があり、申し込み締切は3月15日頃だったので、2月1日から毎日、ミンスクの試験実行委員会(日本大使館)のHPを確認しては、いつから申込受付が始まるのか調べていたのですが、全くHPが更新されていませんでした。
 HPの内容が1年前の「2023年の試験中止」が表示されるだけで、「2024年ミンスクで試験が予定されています」という表示すらなし。しびれを切らした生徒が日本大使館に電話しても、HPをチェックしておいてください。と言われるだけ。せめて「3月◯◯日にHP更新予定。日本語能力試験ミンスクについて発表します。」と言ってくれればいいのに。

 そうしたら、今日突然HPで発表されました。が、申込みの方法がオンラインではないのに、締切は3月29日。
 申込み方法がオンラインではないというのはどういうことかというと、大使館のHPから書類をダウンロードでしてプリントアウトしてそこに必要事項を記入。顔写真を撮ってきて貼って、銀行へ受験料を振り込み、領収書を同封して封筒に入れて、郵便局で封筒と切手を買って、大使館宛に郵送しないといけないということです。
 大使館は土日は休みで、ミンスク市内の郵便配達も最低2日はかかります。そして直接窓口に提出するのは禁止。封筒に入れて郵送しないといけないのに、締切日までの消印有効ではなく、今月29日大使館必着です。ということを3月14日に大使館HPにひっそり発表・・・。
 申込用紙の記入内容に不備がなければいいですが、それにしても3月26日には投函しないといけないでしょう。
 けれど、地方に住んでいる人はもっと早く投函しないといけません。
 実質の締切は3月19日ではなく、もっと早いです。

 というわけで、今、生徒全員、銀行や郵便局を走り回っています。大変です。

 しかし、隣国へ越境受験するより楽なのでみんな必死です。

 一方で2年前は申込みが全て完了した後、試験の一ヶ月前にコロナではなく、国際郵便が届かないから、という理由でいきなり中止になり、受験料が払い戻しになった経験があるので、とにかく実際に試験が行われることを祈るばかりです。