映画 「カンタ・ティモール」

2010-11-24 11:04:05 | Weblog
東ティモールの人たちの独立までの道のりが撮られた内容でした。

戦争の映像などもあり生々しい現実を見せつけられました。
それでも、そこに住む人たちの歌と笑顔には、もの凄い強さと信念を感じました。

24年間もの長い間、インドネシアとの戦争が続き、明日の命も保障されない状況でも
希望を捨てずに生き延びた人たちが多く出てきます。


「人は人を数えることが出来る・だが・
              人は星を数えられない」 
日本の八百万の神のように、「ルリック」という神を崇拝している人々。

自然崇拝で石にも、木にも、大地にも、すべてのモノに神が宿るとする考えは
日本人にも似ているところがありました。

最初から最後まで、美しい歌で綴られている映画です。
子供たちの最高の笑顔・男たち女たちの精悍な眼差し・
   「悲しみは消えない、けっして忘れない、だから前に進むんだ」と男性が話してました。

素晴らしい映画でした。
そして監督の広田奈津子さんの魅力的な大きな瞳が印象的でした。 

カンタ・ティモール」チェクしてみてください。



 つづく     

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