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そんなわけで、行って参りました、宇宙戦艦ヤマト復活編。
ここからちょっと本編内容に触れる部分もあるので、ご注意を。
今日は封切り日。朝一から見ようと家を8:30に出発。上映は9:15からですから到着後30分ほど余裕があるので大丈夫だろう、などという考えは甘かった!
札幌ファクトリーの地下駐車場から2階へエレベーターで上って一歩踏み入れた瞬間、映画館入り口まで大行列!しかも、
1階の外まで並んでいるではないですか!!
こ、これが初日の恐ろしさか?!そんなにみんなヤマトに乗りたいのか?!と、思いましたが他にも今日封切りの作品がいくつかあるようで、それに並んでいる人も多数含まれるようです。
ユナイテッドシネマで映画を見るのは「男たちの大和」以来ですが、そのときは普通に前売り券買ってあれば、スクリーン入り口で券を渡せば入れたのですが、今回は前売り券を当日券に交換しなければならないシステムになっていたため、大行列に並ぶしかありませんでした。朝一の上映の場合早割(でいいのかな?)があるため、前売り券と金額は変わらない。せいぜい特典のポスターなどがもらえる程度。それはそれでメリットはあるのですが、やっぱり券を当日買う煩わしさが嫌なのに非常に面倒なシステムです。
さて、上映時間15分前を切り、まずいんでないかい??という状況の中、「宇宙戦艦ヤマトと云々(タイトル忘れた)をごらんになる方は前の方にお進みください!}という係の人の声を聞き、ダッシュ!!
でもその後誰も誘導してくれない・・・。いったいどこに並べば良いんじゃい!!大きな不安を抱きつつ入り口を中央突破!とりあえず前を走る前衛艦隊(ではなく、カップル?)について行き、なにやら並んでいる列に合流。
上映まで1分を切る・・・。おいおい、大丈夫なのか??前方に並ぶおっさんが(私も十分おっさんだが)激怒しながら近くにいる係の人に文句を言う。係の人曰く「予告編が上映されておりますが、本編が始まるまで5分程度はありますので大丈夫ですよ」と答えているようだ。
ようやく自分の受付の番が巡ってきた。「予告編が始まっておりますが、今からご覧になりますか?」と言うので、本編がまだ始まっていないことを確認し見ると告げ、当日券に引き替え上映会場へ猛ダッシュ!本当はトイレに行って万全を喫したかったが間に合わない可能性があるため、そのまま会場入り。
飲み物も買う余裕もないが、むしろトイレが近くなるからこの際構わんぜ!本編には間に合った。が、良いポジションがなさそうなので仕方が無く前の方に座った。
2時間くらいならばトイレは大丈夫だろうと考えていたがちょっと苦しくなってくる・・・。ちょうど話が落ち着いているあたりで、トイレに駆け込みました。まあ、DVD出たら見るだろうし・・・。
用を足して帰ってきたらいきなり戦闘開始している!!げげっ、行くタイミングを誤ったぞ。
伊武雅刀声の敵なんだけれど良い人が元味方連合軍に特攻を行い爆死!!ああ、おおよそ、そこにたどり着くまでの予想はできるのでよいのだけれど、非常に残念。惜しい男を亡くしたよ。
ではこの辺で、いくつか作品の個人的評価を。話の内容は良いと思います。私は涙もろいのであまり参考になりませんが、完結編の映像も回想シーンで登場。沖田艦長も出てきますし、結構泣きました。
絵は何度も言いますが、松本零士風ではなく、ちょっとタツノコっぽい。ガッチャマンかよ、という感じです。よって一生懸命脳内変換して見ておりました。でも古代美雪はかわいいと思う・・・。(をい)
芦田豊雄氏が作画担当してくれるとそれはそれで良いのだが、無理ですか?
絵はやっぱりCG色全開・・・。仕方がないとは思ってはいるのですが、お願いです、エイケンに発注してセル画で撮影してください。色塗り間違っていてもこの際良いです。やっぱりヤマトはセル画です。(無茶)
ヤマトと言えば特攻。当然新キャラは全員ではないけれど特攻要員!(笑)まぁ仕方がないかな。
でも、特攻はしないが機関室の双子は気に入らない。ヤマトには下品な者は要らぬ・・・。(いや、下品ではないがノリが軽い。)
女医が登場するが、戦闘機乗り。をい、劇中で出撃するが医者がいなくなったら誰が手当てするんだよ!「私が帰るまでお前が応急処置していろ!」と言われてしまいました・・・。でもそれはだめだろ?戦う女というキャラクタが現代社会で必要な要素なのかもしれないが、それ以前の問題。職場怠慢だ。自分の立場をわきまえたまえ。
島次郎登場!顔が兄・大介に結構似ている。声も落ち着きのあるトーンでよろしい!私の一押しキャラ。是非ともヤマトに乗って航海長をやってもらいたい。
徳川太助・・・。ちょっとスマートになったかなぁ・・・。でも私は山崎前機関長が良いなぁ・・・。
そしてやっぱり第三艦橋・・・。あそこと第二艦橋は危険だよ。今回は第二艦橋は無事だったようだけれど・・・。電算室が第三艦橋になっているけれど、私としてはかつて新米くんが配属された第二艦橋にあった方が良いなぁ・・・。まぁどうでも良いけれど。
波動砲6連発・・・。まあ、許してあげよう。(笑)今回の物語で結構重要な要素になってしまっているから仕方がないな。そのうち7+1発セミ・オートマチック・カートリッジ方式とか、ダブルカラム方式13連発とかになったりして(苦笑・絶対無いでしょう。拳銃じゃあるまいし。)
真田さん!さすがです。「こんな事もあろうかと」的要素は健在。まさに科学者の鏡です。尊敬します。愛しています!(嘘。でも好き。)
今回のお話の最大の見所といえは、古代雪のヌード。(違)やっぱりお色気がないと。(^^;)
地球防衛軍所属「ブルーノア」!!やっぱり宇宙空母ブルーノア!!
「ブルーノア~♪ 俺たちの使命は重い~♪」
おもちゃ持ってるぜ!って形はあれじゃないけどね。洒落であの形でやってくれたら面白かったのですがねぇ。
移民船団。人類については描かれていたけれど、(地球に残る人々も描かれていた。)他の動物については残されている描写はあったものの、連れて行く生物もいたのでしょうか?そのあたりは描かれていなかったです。でも描いたところで、所詮は人類のエゴによって連れ出されるだけであって、逆に連れ出す映像を出さない方が西崎氏の訴えたいことが強調できたのかもしれない。
佐渡先生の居る施設に勤める人たちを救出するために古代美雪が先頭に立って誘導しているシーンがあるのですが、飛行中に墜落。そこへ古代の操縦するコスモゼロ(に良く似た機体)が発見。結局美雪だけ救助されるわけですが、他の人たちは全滅したのでしょうか??自分の娘だけ救出してヤマトに戻ったように見えなくもない・・・。残酷かもしれないけれど、捜索中に遺体とかの描写があった方が良かったかなぁ。もちろん古代が救える命をほったらかしにして身内だけ救うことは無いでしょうけれど。
でもコスモゼロ(に似た機体)はかっちょよかったなぁ。艦載機のコスモパルサーも素敵だったよ。是非キット化してほしいよね。あ、でもEXシリーズはやめて。高くて買えないよ。
新乗組員コスチューム。うーん。でも古代は旧乗組員コスチュームという辺りがイカす~。航空隊のコスチュームもほぼ旧コスチュームのようだ。でも旧班長風に言うと航海長に当たる若造が、航空隊員にもなるところはちょっといやん。やっぱり次郎が艦を操縦するべし。
とまあ、ダラダラ書きましたが劇場に足を運ぶ甲斐はありました。結構楽しませてもらえました。音楽も歴代の物をアレンジ変えて使ってるのが多いし。アルフィーの挿入歌はやめてーという感じですが。
さて、終わり方もちょっと「つづく」という感じだなぁ、と思ったら第一部・完 だそうで、第二部やるって事ね?是非旧乗組員度アップ&総統・タラン登場でお願いします。もちろん歌はいさおで。楽しみにしておりやす。