ぬけヨガ神戸◎しちみのブログ ~猫とさかな通信~

神戸でヨガと畑、始めました♪
ヨガで深まる心地よさを共有したくてぬけヨガクラスやイベントしたり、畑で野菜を育てたり~◎

Omとがらんどう

2016-02-11 | 神戸でぬけヨガ
おはようございます!
ぬけヨガ神戸の、しちみです◎

次回のアトリエfは、1月17日水曜日。
大きな窓から射し込む太陽の光が、
あたたかくて気持ちいいですよ~♪

先日、大阪の『生活ヨガ研究所』へ行ってきました。
ヨガのクラスを受けに……ではなく、
「Om(オーム)」のグループチャンティング
というものに興味をひかれ、参加させてもらったのです!

1年前のわたしだったら、
「オーム? グループチャンティング? あやしい…」
とか思って参加してなかったかも~(笑)。

実際には、
ちーーーーーっともあやしい雰囲気なんてないし、
あやしい人たちの集まりでももちろんなく、
たとえてはいけない気もしますが、たとえて言うなら、
奈良のお寺を見て回っているような感じ。

空がひろくて、
静かで、
退いて眺めても、
近寄ってみても、
精緻で無理がなく調和がとれている。
釘を使わず建てられた自然になじむつくり、
廊下を歩くたび目に入る庭の描きだすもの。
……そんな感じ(って、どんな感じだ)。

みんなで輪になって座り、
輪の内側にもうひとつ小さな輪をつくり、
内側の人は外を向いて座る。

あとは、「オーム」の輪唱。
オームオームオームオームオーム………
15分くらいで鐘がなり、
内側に座っていた人は大きいほうの輪へ移動。

そして、再び「オーム」の輪唱
15分くらいで鐘がなり、
内側に座っていた人は大きい輪へ移動。

オームオームオームオームオーム………

45分間、ずーっと「オーム」を繰り返します。
最初のうちは、なんとなく喉が疲れるような感じだったのが、
喉も呼吸も慣れてくるのか、
最後のほうは自然に出てくるくらいのラクさ加減。

途中で飽きることもなく、
長いとも短いとも感じず、
輪唱の"輪"のなかでひろがっていくような、
大きな波にのっているような、
ゆ~っくりとぐるり、
ぐるりと巡っているような、
お仏壇に置かれているチーンとなる鐘、
正式には「鈴(りん)」というそうですが、
その鈴のなかをスケートボードのすごい技みたいに、
ゆ~っくりと滑っているような、
深くひろがる夜空のような、
なんとも心地のいい時空間。

途切れることなく続く輪唱の声に、
場の空気が振動して、共鳴して、
何かがいい具合に……というか、
もともとあった通りに、
調整されていくのかもしれないなぁ、
なんて思ったり。

がらんどう、にいるような感じがしたり。

頭蓋骨が振動してどんどんひろがって、
大きく大きく大きくなって、
がらんどう、になったり。

からだ全部がひろがってひろがってひろがって………
がらんどう、
みたいな気がしたり。
そのがらんどうなからだを眺めていたり。

ずいぶん高い声を出している人がいるなと思っていたら、
あとでうかがったのですが、
"倍音"なのだそう。
おおお~♪

なんとも貴重でおもしろい体験でした。
「あやしい」とか思わずに参加してよかった(笑)。


ちなみに。
輪の中心が最も振動しエネルギーの高まるところとのことで、
もし病を得ている人がいるならその方の名前を紙に書いて、
真ん中に置くよう言われました。

ありがたいことに、
わたしの身近な人たちはみなさん健やか。
どうしようかな~と思いつつ、
感謝の気持ちで、
家族の名前を書きました。

そしてわたしの名前。
こちらは、
「あちこちしちゃう心が調和しますように」の気持ち。

オームの輪唱が始まってから、
何人かの方の顔が浮かんできました。
意外な方の顔もありました。
人間ではないものもたくさん思いました。
「快癒されますように」
「調和されますように」
「満たされてありますように」


思い遣る気持ち、
いつも忘れずにいたいなぁ~。

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