明日から7月、6月は春先から製作していた自作フライロッドが形になったのでテストを兼ねて釣行しました。製作した竿は7フィート、
4ピース、#3のグラスロッドです。自作といってもグリップ部分はパーツ単位で売っていますし思っていたより簡単でした。ガイド部分を
スレッドで固定するのに最初苦戦しましたが初めてルアー製作した作業を思うと難易度低めに感じましたかね。ロッドビルディングの最高
難度はやはりバンブーロッドではないでしょうか…作業工程を見ると自分では無理ですな(苦笑)話は戻り初製作ロッド釣行です!
【・7フィート 213.36センチ】
テストとはいえ初の自作ロッド、初めて釣れる魚でウグイだけは避けたい…ウグイ率が低そうな水辺に向かう。記念すべき初キャスト!
いきなり重たいアタリがありグラスロッドがUの字に曲がる…この製作ロッドで釣れるオレ想定は35センチ前後のトラウトなんだが(苦笑)
オマケに装備してるのはドラグ性能は無いに等しいと言われる某メーカーの3番リール…走られてもドラグは効かず、巻いても効かず。
魚とのやり取りの途中で姿は見えないが魚種も分かってしまい、外れても構わないと思うがこうゆう時はナゼか外れぬバーブレス。
#3のロッドで格闘の末、何とか釣れたのは55センチの桜鱒。この魚の立ち位置が微妙じゃなきゃ叫んで喜べるのにな。だが非常に綺麗な
魚体なので写真は撮り即リリース。初ヒットで竿が折れなくて良かったわ、グラスロッドは丈夫と聞くがUの字に曲がるのは怖かった。
【・桜鱒 北海道の河川で狙って釣るのは禁止。遡上するとエサを食べないと言われているが
初夏位までは海での習性が残っているのかルアー、フライ等で釣れる機会が多い魚。】
ちなみに釣れたフライはフックサイズ#12の猫毛ニンフ。テストとゆう事でグリップのエンドカバーは付けておらずコルクのラッピングも
剥がしていない。ドラグ性能皆無のリール…こんな状態でも釣れる時は大型魚でも何とかなるもんだな。
その後、同じポイントで当初の想定テスト相手、良型のニジマスを釣る。
大きさは34センチ。#3のグラスロッドで釣ると同番手のカーボンロッドより竿の曲がりも大きく魚のサイズ感が増して凄く楽しい!
今日はボッチ釣り…初めての自作ロッドで釣れてはしゃぐオレを見てたのは鹿の群れのみだ。
【・ボッチ釣り 一人での釣り。単独釣行。 ・はしゃぐ 調子づいて浮かれさわぐ。】
現在は製作中からロッドの雰囲気に合わせて購入しておいたリールを装着して釣行している。ロッドにネーム入れようとデカールも製作した
のだが予想通りロッドが白系じゃないと自宅で印刷出来る簡単デカールでは無理のようだ…なので自作ロッドは現在も名無しである。
ロッド強度もテスト相手がサクラだったこともあり良型ニジマスでも不安を感じない。正直近年、釣りとゆう趣味にも飽きてきていたので
自作ロッドを使用して魚に出会えるのは凄く新鮮な気持ちにさせてくれる。また水辺で過ごす時間が楽しくなりました。