先月ですが友人がいつでもエゾシカの群れが見れる場所があると言うので苫小牧方面に行ってきました。
【・苫小牧(とまこまい)道外在住の方は冬の北海道は雪に埋もれるイメージと思いますが非常に降雪が少ない地域です】
到着です、前方に見えるのは「苫東厚真発電所」です。2018年の北海道胆振東部地震の際の緊急停止により大停電のきっかけとなった施設。
写真では伝わりにくいですが近くで見ると結構な巨大感を感じる。これが北海道全域を停電に追い込んだ火力発電所か…ミッドガル感あるな。
【・ミッドガル コンピューターゲーム「ファイナルファンタジーⅦ」に登場する架空都市】
目的のエゾシカは聞いたとおり、すぐに見つかりました…釣りなどで木々を背景に見る機会が多いのでコンテナの背景が新鮮です。
佇むエゾシカのオス2頭…手前のオスの角が大きくて迫力がある。
群れを見続けていると何か違和感を感じる…メスがいない…全てオスの群れなのだ。エゾシカの知識は浅いので調べて見ると繁殖期が終わ
るとオスだけの群れ、メスだけの群れになるそうだ。てっきり争いに勝ったオスが大きな群れを形成するかと思っていたのだが違うのだな。
少し離れた場所にはメスの群れ…出産時期は6~7月だそうだ。
札幌から訪れた自分は「エゾシカの群れ近~っ」と盛り上がっていたが苫東では日常の光景なんだろう…通り過ぎる他の方は見向きもしない(笑)
帰り道に雲が晴れ夕日が見える。工業地帯に見るエゾシカは新鮮だったな…また訪れる機会があれば好天だと嬉しいな。