週末の天気は大荒れになるとか・・・家に立て籠もろう。釣り記事、ルアーリペアの続きを書いていきます。
①側線を書く為、中央に沿ってマスキングテープを貼ります。慣れないうちは3枚ほど重ねて貼ると良い。
②ルアー本体と貼ったテープの境界の段差を利用してケガキ針で線を引いていきます。
③こんな感じ。教則本にある洋裁用ルレットで線を書いても構いません。自分に合った道具が良い。
④さあ、ここからが本番です。鱗を刻み込んでいく作業です・・・その前に刃の使い方を。
上段の写真の紙を切る様にカッターを引いていくのは、よろしくない。下段の写真の様に置いた刃を
動かさずに青矢印の弧を描く様に押し付けていく・・・手首を使いゆっくりと弧を描くのがコツです。
強すぎると勿論アルミは切れてしまいます、弱すぎても刻みが浅くなる。何本か作ると体得できます。
①まずは1回目の斜線を刻んでいき
②同様に逆方向からの斜線をクロスさせて刻み鱗模様を作っていきます。
③こんな感じです。違いが分かりやすいように側面下段の斜線は1回だけ刻み込みました。
どうでしょう?魚っぽくなってきましたね。極端な話、この状態で目を付けて完成させても十分釣れる。
個人的な考えですがルアーのカラーは魚の反応以前にルアーマン自身が楽しむ為にあると思っています。
だってボックス開けて金と銀のルアーのみだと寂しいでしょ(笑)実際に魚が豊富な場所はどんな色のルアー
でも釣れる。そんな楽園はクマだらけで命がけですが。次回は自己満足の為に塗装を施していく予定です。
塗装前に行なうディッピング作業の回数ですが人それぞれみたいですね。私はセルロースを通常より
薄めてコートするので回数は多めです。強度が欲しい人は回数を多めに行なうのが一般的と思います。
今回の鱗を刻む製作方法は昔にノースアングラーズとゆう雑誌で紹介されていた製作法です。
当時もルアーを作っていましたがアルミの貼り方が製作本のやり方は自分には合わず、アルミシール
を使う方法が非常にありがたかった。鱗を刻む作業が面倒に感じる方もいると思うが私には合っていた(笑)
お気に入りの曲でも流しながら、のんびりと鱗を刻んでいただきたい。塗装編は雪解け前には書きます。