今日は村上由香里さん著の「ふしぎ荘で夕食を」です。メディアワークス文庫から出版されています。一作目は読んでいなかったのですが、美味しい料理が出てくる話が読みたいと思って、買いました。
過去のある出来事で味覚をなくした夏乃子さんが住人の3名に美味しく手作り料理を振りまい、その味に舌鼓をうちつつ、不思議な力が働く深山荘でおこる出来事に料理から近づこうとする心温まるお話です。
今回は夏乃子さんが失った味覚を戻そうとしたり、突然小さな子供に戻ったりします。
夏乃子さんに片思いをしている住人の浩太も不器用ながらも、自分の想いを告げます。
突然始まる不思議な出来事に驚きながらも、心に残る料理を大切な人に振舞おうとする深山壮の人たちの温かな気持ちが伝わる優しいお話でした。
料理のレシピは載っていませんが、家庭的なご飯の作り方を物語を読みながら感じることができます。読んでいるとお腹が空きます。
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りき☆
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