鈴森丹子さん著の「おやすみの神様」です。メディアワークス文庫から出版されています。
好意を持っているけど、自分の中でその気持ちに意図せず蓋をしてしまっている4人の男女それぞれに、突然、動物の姿・人の姿になれる不思議な神様がやってきて、神様との不思議な同居生活や交流が始まります。
食い意地がはっている神様たちに振り回されながら、友達のように神様と屈託のない会話から、心の中に秘めていた好きな人への想いに気づかされるようになります。神様たちもお節介ではなく、寄り添うことで、悩める男女4人の本音を引き出し、告白する勇気をさりげなく与えているところが、とても面白かったです。
こんな神様なら出会って、友達になり、一緒にご飯食べたり、お酒飲んだりしてみたいなぁって感じられる物語です。
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