「北極星に願いをこめて」 (右脳のひらめき)

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鬼祓い厄祓い その255 〜因縁のあるジュエリー〜

2019年05月10日 11時20分49秒 | 銀の風(霊能力・霊視・念力・霊聴・透視)

こんにちは。

 

ゴールデンウィークは、結局、ゲームのイベントを走って、ますますゲームが上達し、ついでに、なんか変なモノを持ち込まれて四苦八苦してた。

 

Sさんの紹介って、どうしてこうも魑魅魍魎なんだろう。

 

今回は、広い邸宅住まいから、身内を全て失くしたある奥様から預かった、ジュエリー。

 

くださるって言うけど、わたし、自分お気に入りでないと、大事にしないタイプ。

 

と言うわけで、クラフトマンが、確かにわたしの使い古しの宝石を転売しちゃってたので、リフォームを兼ねて相談に行ってきた。

 

とか、言いたいところだけど、クラフトマンは、それをひと目見て、工房から出てけと言う有様。

 

仕方ないので、クラフトマンとお茶しに行って、そのジュエリーを眺めた。

 

うーん。クラフトマン曰く、どうしても嫌な気がするジュエリーなんだそうだ。洗ったり、磨き直したり、リフォームでなんとかならない。これ、家傾くぞと。

 

嫌な気がするから、お宅に持っていくんでしょう。と言ったら、冗談じゃない、扱ってるうちにウチが潰れるわ。と。

 

で、ちょーっとちょーっと、なんか閃いたの。御徒町に、因縁のあるジュエリー買い取り大好きっ子のおじさんが居たなと。

 

それで、クラフトマンにお礼を言って、因縁のジュエリー買い取り魔に、アポ取って行ったわけ。

 

すごーく誉めそやしてさ、予想以上の倍以上の金額で買いたいけど、本来の持ち主の意向はどうかって。これ、喜ぶ外国の方がいるんだって。もう、セッティングも、全て、パーフェクト。

 

んで、奥様にお尋ねしたら、凄い顔で、「縁は異なこと」と、ぐしゃぐしゃに笑うんだよ。Sさんが、心折れたわたしに帰り、パフェを奢ってくれた。

 

何があったのか、オチが知りたいよ。ああ、やっぱいい。

で、預けておいた魔王に買い取りをお願いし、お金は、奥様の口座に振り込んで頂いた。

 

ウチはね、鬼がいるから、そのジュエリー持ってても、家が傾くことはないんだって。実際、凄い怪奇現象が起きたけど、大した部類じゃない。

 

中国から帰りたての鍼灸の先生が、そのジュエリーを見たいというので、見せに行ったら、また凄まじいものですね。僕、そういうのは信じないんですけど、これ見てると、心病んじゃうって言うんですよ。

 

ジュエリーは、洋行帰りが流行ってた頃、欧州から買って帰ってきたんですって。

 

因縁のあるジュエリー好きの方がいて良かったですけれど、一応ジュエリー売れたの、地金や石を考えても、高い値段なわけ。どこかの王朝の形見かとも思ったんですけれど。

 

だからと言って、コレクションする気なし。

 

Sさんが奥様を今、頻繁に訪ねてる。

 

 

わたし思うんだよね。縁ってあるんだって。きっと、魔王はひと目見て、買い手が思いついたんだと思う。

 

ああ、そこから先は、もう知りたくない。

 

 

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