「北極星に願いをこめて」 (右脳のひらめき)

I'm your polar star in the journey of life.

一辺死んでこい

2013年11月26日 19時36分54秒 | 精神哲学 ~魂の筋力をつける朋塾~

こんばんは。

息子によく言うことがある。「一辺死んでこい」もしくは、「やってから死ね」。

ひどい言葉だと思う人も多いと思うが、うちの息子は両方共、やる前に尻込みをするタイプであり、やらせるまでに凄く大変な煽りが必要である。だけれど、実はやってみると楽しいことを勧めているわけなので、親として良心に恥じることはない。

後は、食べ物に関して、姑と舅と暮らした同居経験の中で、食べることに関して罪悪感を覚えるトラウマができてしまった。それまでは、なんでも沢山食べて、幼稚園では二段弁当箱で行く二人だったのだが、姑たちとの同居で、舅の糖尿病より食べることの制限を舅にさせることより、どうも、食べることに罪悪感が出てしまい、両方共、その時点からめっきり食べることをしなくなってしまった。

なので、そのトラウマを解消すべく、色々やっていて、やっと、最近、次男はよく食べるようになり、長男は、わたしが、大変に脅したので、食べるようになった。脅したのは大差ない。わたしの兄は、身長が155センチしかない。わたしが、156センチで、父は152センチだった。

非常に、美男子であった父は、食糧事情が悪く、背丈を充分伸ばすほど食生活に恵まれた青春時代ではなかった。兄の場合は、典型的な過度な両親の期待の中で、過緊張してしまい、喉をほどんと通らずに20歳になり、一人暮らしをするようになって始めて、食生活に溺れ始め、せっかくの美しさを損ねる、糖尿病になった大叔母と同じような美食家となり、今じゃ、もはや、背丈は低いわ、デブだわ、しかも、消化器の医者なのに、息が臭いという、三重苦を背負っている。

そこで、そのようになってしまっては負の連鎖であり、わたしの22の婚活の最大条件は、背の高さ、学歴の高さ、頭の回転の良さだったので、その条件の主人を見事にゲットしたのだが、残念ながら、長男は、同居生活の中で、萎縮してしまい、食事をしなくなってしまったので、ここは、

 

「お前、食べないと、一生ちびだぞ。背が低いと、就活のアドバンテージがない。イケメンは大概背が低いが、女より背が低いと、将来悲観するぞ。」

 

一生懸命脅したら、食べるようになってきた。

 

母親であるわたしは、息子の前であまり食べることがないので、そこも問題かとは思うが、とにかく今、言うことは、

 

「食べ物を見ていても減らないし、背が伸びない。まず、口に入れろ。口に全て詰め込んでから、物事考えろ。少なくとも、まず、まずいものを食べさせようと思っているわけではなく、お前の両親の幼い頃の食生活よりは、数段美味しいものしかないはずだ。まず、口にほうばってから、どうしたらいいか、考えろ。」

 

というところから、「やってから、死ね。」「やってから、後悔しろ。」という格言が生まれるようになった。

 

今思うと、わたしも、随分やってから後悔することばかりの人生であるが、後悔したくないので、やらないよりは、少なくとも腹をくくって構えることができる。巷じゃ、その腹をくくることさえ嫌がる人が多いのだが、明らかにリスクだと思うこと以外は、やってみてから死んでもいいのではないかと思う。

その選択の中には、先に、「先細りになって崖っぷち」という選択肢があるものがあるが、基本、うちの息子の選択肢は、先細りになるものではない。先細りになって崖っぷちになる選択肢は、やらないほうが得作である。

さて、そんな中で、やってから死ねという訳で、また、無茶な仕事ぶりを展開し、死んだ(笑)。

鬼神に迫る勢いで、無茶ぶり全開であるが、これも、一種の趣味なので、おっさんは、既に諦め顔である。

 

 

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