こんにちは。
私の母方の祖父は、凄い酒乱でした。１升買っておくと３日で飲んじゃうので、自身で規制できなかったんだと思います。色々本人にストレスがあったんだと思いますが、私は基本的に、酒の上でのトラブルは嫌いですし、いい機嫌になって、真夜中に迷惑かけにくる人も嫌いです。PTAで飲み会があって、いい機嫌になったのか、夜電話を貰って、「朋もぉ来るって言ったのにぃ」と留守電に入っていても、その後直ぐに掛けなおしましたが、本人からは音沙汰なしです。先日、他の人から伺いましたが、私が参加だと思い込んでいたようでした。
私、元々アルコールが分解できない体です。脂肪分が分解できず、全て血液上に出ちゃう人間なので、そういうもんだと思っています。子供の頃から、酒は、パウンドケーキのラム酒で酔っ払って、二日酔いになるほどで、未だに、高級なパウンドケーキがいただけません。
そんな私は、実家にいた高校生の頃、親が何か飲み物を作っているので、飲んでみると甘くてすっぱくて美味い。ドンドン飲んでいるうちに、酔っ払って前後不覚になった事があるんです。皿を誰かに差し出して、杯を誰かと交わしていたそうなんですが、実家は両親が寝た後は誰も起きていない。
で、高校生の頃は、ディスコで謝恩会とか、お疲れ会とか多かったんです。私の出身高校は、酒で新聞を飾ること、私の上の代で一回、下の代は急性アルコール中毒で、東亜会館前で転がっていたらしいんですね。何かと問題が多い高校であったんですよ。進学率が異様に高いのですが。
そんな中で、高校を出て、実は友人と２０になる前に、ディスコで、ウォッカを呷り、どっちが先に負けるか、競争をしたんです。結局、私は４杯で意識不明。相手は５杯目で意識不明、相手は男の子なんですが、周りの皆は仲良く私とそいつの手を丁寧にハンカチで結び、渋谷のラブホテル街の裏ゴミ箱に捨ててったんです。
もう、気がついたら、凄い臭気で。自分の吐しゃ物と、ラブホテルのごみの臭い。髪の毛にしかもこびりついて。結局、家に帰って怒られて、髪の毛を洗ったけれどどうしようもなくて、それで、長かったロングヘアを切ったんですよ。
愚かでしたね。
それ以降、我を忘れるような飲み方はしなかったです。けれど、父が亡くなって、NYに着たての頃、呷るように、酒を飲んでましてね。飲まないと眠れなくなったんです。本当は、あんまり酒を飲むと眠りが浅くなるんですが、その当時の私は、様々な事に憤りを感じて、長男を寝かしつけた後、呷ってたんです。ひどい場合は、キッチンドランカー。朝、酒臭いので、シッターさんを頼んで何とかして、自分では自暴自棄だった。けれど、止めたんです。
だって、馬鹿みたいなんだもん。
結局、即止められたかっていうと、私、意志力は強いので、止めたんです。スパッと。結局、臭いをかぐのも嫌で、今じゃ、高級なパウンドケーキでさえも、むせこんで、具合が悪くなってしまいます。せっかく買ったトカイワインも、飲む機会がないまま、芳醇を通り越して、腐敗へ辿っている気がしますが、いいんです。ラベルと壜が、自分の自慢です。
お酒に酔って飲まれている姿は、祖父で十分見てきました。母も強いのですが、実は母も飲まないです。意図して飲まないです。一度、キッチンドランカーになったのですが（なんせ、料理酒まで飲む）、彼女は止めてしまいました。日本酒は気軽にのめるからこそ、彼女はワインを料理酒に使い、自身を止めたそうです。あんまり酸っぱくなると、飲む気がなくなるというか。
父は、呑めない人でしたが、人並みに、大叔父たちなどがワインのコレクションをしあっているのを見て、嗜み程度に飲んでいました。しかし、彼は独自のオタク嗜好が高く、毎回飲んだラベルをはがし、感想を書いて、結局、その資料を貰ったんですが、何年モノはどうだったか、分析して書いてあるんですね。凄い資料ですよ（苦笑）。それ以来、当たり年ってこういうもんなんだなって知識だけは増えましたね。あぁ、父の癖で、その年にはどういう天候だったかまで書いてあります。
それを、子供ながらに舐めろといわれ、ほんと遠慮して歩きました。それが大丈夫なら、母のラムレーズンのアイスクリームも大丈夫だったはずです。私、高級なラムレーズンのアイスでさえ、どうも・・・なんですよ。きっと、そういう体なんだと思います。
祖父のことは、ひどくトラウマになりました。飲んだ途端、罵倒観音です。凄かったです。けれど、飲まずにはいられなかったんだとは思うんですが、私は酒飲みが嫌いになりました。主人が、付き合い当初、すましてウォッカトニックを飲んでいる私の前で、ホットウィスキーを頼むんですね。
これがまた、臭いが嫌で嫌で。もう、トラウマアゲインなんですよ。
結局自分は辛党なのかとも思ったんですが、ジントニック、ウォッカベースであればロングアイランドアイスティも呑みましたけれど、米国で気がついたんですよ。
実は、カクテルドリンクを、「Without アルコール」か「Non アルコール」にて、ジュースになるスペシャルコマンドを覚えたんですね。
そこからですか。ピナコラーダもうまいし、マイタイも美味い。頑張ると、今じゃ、ブルーハワイさえ、アルコールなしで飲める。いやぁ、いいコマンド覚えましたよ。これですよ、これ。今まで、失敗して飲めなかったカクテル、総なめ。
ってことで、酒の席って事もありますけれど、私参加しないです。自分が楽しくない席に、行って楽しめるか。
朋
私の母方の祖父は、凄い酒乱でした。１升買っておくと３日で飲んじゃうので、自身で規制できなかったんだと思います。色々本人にストレスがあったんだと思いますが、私は基本的に、酒の上でのトラブルは嫌いですし、いい機嫌になって、真夜中に迷惑かけにくる人も嫌いです。PTAで飲み会があって、いい機嫌になったのか、夜電話を貰って、「朋もぉ来るって言ったのにぃ」と留守電に入っていても、その後直ぐに掛けなおしましたが、本人からは音沙汰なしです。先日、他の人から伺いましたが、私が参加だと思い込んでいたようでした。
私、元々アルコールが分解できない体です。脂肪分が分解できず、全て血液上に出ちゃう人間なので、そういうもんだと思っています。子供の頃から、酒は、パウンドケーキのラム酒で酔っ払って、二日酔いになるほどで、未だに、高級なパウンドケーキがいただけません。
そんな私は、実家にいた高校生の頃、親が何か飲み物を作っているので、飲んでみると甘くてすっぱくて美味い。ドンドン飲んでいるうちに、酔っ払って前後不覚になった事があるんです。皿を誰かに差し出して、杯を誰かと交わしていたそうなんですが、実家は両親が寝た後は誰も起きていない。
で、高校生の頃は、ディスコで謝恩会とか、お疲れ会とか多かったんです。私の出身高校は、酒で新聞を飾ること、私の上の代で一回、下の代は急性アルコール中毒で、東亜会館前で転がっていたらしいんですね。何かと問題が多い高校であったんですよ。進学率が異様に高いのですが。
そんな中で、高校を出て、実は友人と２０になる前に、ディスコで、ウォッカを呷り、どっちが先に負けるか、競争をしたんです。結局、私は４杯で意識不明。相手は５杯目で意識不明、相手は男の子なんですが、周りの皆は仲良く私とそいつの手を丁寧にハンカチで結び、渋谷のラブホテル街の裏ゴミ箱に捨ててったんです。
もう、気がついたら、凄い臭気で。自分の吐しゃ物と、ラブホテルのごみの臭い。髪の毛にしかもこびりついて。結局、家に帰って怒られて、髪の毛を洗ったけれどどうしようもなくて、それで、長かったロングヘアを切ったんですよ。
愚かでしたね。
それ以降、我を忘れるような飲み方はしなかったです。けれど、父が亡くなって、NYに着たての頃、呷るように、酒を飲んでましてね。飲まないと眠れなくなったんです。本当は、あんまり酒を飲むと眠りが浅くなるんですが、その当時の私は、様々な事に憤りを感じて、長男を寝かしつけた後、呷ってたんです。ひどい場合は、キッチンドランカー。朝、酒臭いので、シッターさんを頼んで何とかして、自分では自暴自棄だった。けれど、止めたんです。
だって、馬鹿みたいなんだもん。
結局、即止められたかっていうと、私、意志力は強いので、止めたんです。スパッと。結局、臭いをかぐのも嫌で、今じゃ、高級なパウンドケーキでさえも、むせこんで、具合が悪くなってしまいます。せっかく買ったトカイワインも、飲む機会がないまま、芳醇を通り越して、腐敗へ辿っている気がしますが、いいんです。ラベルと壜が、自分の自慢です。
お酒に酔って飲まれている姿は、祖父で十分見てきました。母も強いのですが、実は母も飲まないです。意図して飲まないです。一度、キッチンドランカーになったのですが（なんせ、料理酒まで飲む）、彼女は止めてしまいました。日本酒は気軽にのめるからこそ、彼女はワインを料理酒に使い、自身を止めたそうです。あんまり酸っぱくなると、飲む気がなくなるというか。
父は、呑めない人でしたが、人並みに、大叔父たちなどがワインのコレクションをしあっているのを見て、嗜み程度に飲んでいました。しかし、彼は独自のオタク嗜好が高く、毎回飲んだラベルをはがし、感想を書いて、結局、その資料を貰ったんですが、何年モノはどうだったか、分析して書いてあるんですね。凄い資料ですよ（苦笑）。それ以来、当たり年ってこういうもんなんだなって知識だけは増えましたね。あぁ、父の癖で、その年にはどういう天候だったかまで書いてあります。
それを、子供ながらに舐めろといわれ、ほんと遠慮して歩きました。それが大丈夫なら、母のラムレーズンのアイスクリームも大丈夫だったはずです。私、高級なラムレーズンのアイスでさえ、どうも・・・なんですよ。きっと、そういう体なんだと思います。
祖父のことは、ひどくトラウマになりました。飲んだ途端、罵倒観音です。凄かったです。けれど、飲まずにはいられなかったんだとは思うんですが、私は酒飲みが嫌いになりました。主人が、付き合い当初、すましてウォッカトニックを飲んでいる私の前で、ホットウィスキーを頼むんですね。
これがまた、臭いが嫌で嫌で。もう、トラウマアゲインなんですよ。
結局自分は辛党なのかとも思ったんですが、ジントニック、ウォッカベースであればロングアイランドアイスティも呑みましたけれど、米国で気がついたんですよ。
実は、カクテルドリンクを、「Without アルコール」か「Non アルコール」にて、ジュースになるスペシャルコマンドを覚えたんですね。
そこからですか。ピナコラーダもうまいし、マイタイも美味い。頑張ると、今じゃ、ブルーハワイさえ、アルコールなしで飲める。いやぁ、いいコマンド覚えましたよ。これですよ、これ。今まで、失敗して飲めなかったカクテル、総なめ。
ってことで、酒の席って事もありますけれど、私参加しないです。自分が楽しくない席に、行って楽しめるか。
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