鬼祓い厄祓い その158 ～ 見せてくれる夢～

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	今度これ買って見たい。多分、使わない。着けてくれ場所ないです。虹色に光るのは、CZだからだけれど、それも綺麗よ。
	ジュエリーキャッスル（Jewelry Castle）

こんばんは。

 

今度は不気味な話。

 

寝てたら、こんな話が聞こえた。

どうやらわたしは死んだらしい。葬式は、内輪でと、言ってあったので、訪ねてきた人がいたらしく、そいつとは、もう20代から会ってない。

故人は苦しまずに亡くなりましたか？と、尋ね、主人が答えられず、長男が答えた。

「苦しんだようですが、最期は幸せそうな顔でした。眠ってるようでした。」

次男が続けて言った。

「もっと、母には長生きしてもらいたかったですが、母は、いつも精一杯頑張ってました。ここまで頑張ってくれた母が誇らしいです。」

訪ねてきた人は、「最後に会った時の彼女は、甘ったれでどうしようもない奴でした。でも、あれから、苦難を乗り越え、家族を心の支えにして、修羅場を乗り切ったのですね。よくやったと思います。」

誰もが、そう言って、無言にむせび泣いた。

 

わたしは恐らく死ぬのだろう、その心の準備かと思ったら、父と鬼がいた。

 

父は、そこから数日後、こんな夢を見せた。

どうやら父は亡くなったらしい。わたしは、夕方、家に帰ってきて、父の死を看取った。葬式の後、色々な今の自分と同い年の叔母達に報告している。

「父は、夕方6時に逝きました、苦しんだようですが、末期の顔は眠ってるように笑っていました。父は幸せだったと思います。幸せな人でした。父は、6時に逝きました。」

わたしは、涙でグチャグチャだった。

鬼はそこに来て、静かに言った。

 

「人が亡くなって悲しまない者はいない。生きるか、死ぬかは、今のお前に掛かっている。僅かな、生存率でも、お前は賭けに勝ってきた。もう、賭けをする気力は失せたか。」

 

「これってさ、見送る側と見送られる側の心境なんだね。」

「どちらを選んでも、主の心のままに。」

 

「うーん。息子にこれを言わせるのか。激しいな。高校超えてないと無理だな。あと8年か。」

父は、夢の中で、どんなでも、例えどんなでも生きてて欲しかったと、自分の母に思ったとポツッと言った。

 

 

重い夢だわ。

 

んじゃ、ちょっと考える。

で、昨日、サマーバケーションで、技術開発指導とカンファレンスに行かないかと、職場以外から打診があった。費用は向こう持ち。つまり、息子と亭主の飛行機代を何とかすれば、ビバ、海外出張で、シンガポール。

 

家族と相談して受けた。

これが、生きる気力になるならと。

 

ダイヤモンド狂想曲が終わって、モチベーション下がったんだよね。でも、少し実務はしたかったところ。行くか。

 

キラキラした指輪とネックレス眺めて、やってみるか。

少なくとも、あの台詞は、大学生で言わせてやりたい。

フラグ、斬ってやる。

 

 

朋