「北極星に願いをこめて」 (右脳のひらめき)

I'm your polar star in the journey of life.

もう一度 立ちあがろう 無駄でもいいから 立ちあがろう

2010年09月22日 22時15分26秒 | 浄化行きへのプロセス Go West

こんばんは。

実はここの所の私は、かなり投げやりでした。実際に、病が季節を超えるかどうかさえ、怪しく、自分は疲労しきって、朝も昼もうつらうつらでした。そもそも、盆を過ぎて、それでも自分の顔に湿疹が出て、医者に何度通っても、確固たる完治を見ない。かゆみはマックスを迎え、具合の悪さは、日々増えるばかりでした。

もう、諦めちゃおうかな。今年の季節、猛暑超えるの、もうやだな。諦めていいかな。もう、結構やったしな。

そんな時、ゲゲゲの女房の、イトツが亡くなる日の収録を見ました。

風間杜雄さんの演技でしたが、私の父の亡くなる一年前位に良く似てらして、その日の放送を見て涙が止まりませんでした。「なんだ、もう終わりか。面白かったな」とは、生前亡くなる寸前の父のセリフでした。実際、イトツのように生きたのは、私の祖父でしたが、イトツと同じく、父は最後に、執筆に入りたいと、良く病床で自分の小説を書いていました。その姿に父を見て、思わず思いました。

もう、諦めていいか。お父さん、よく頑張ったって言ってくれるかな。

どうしても、病で、色々検査しても、見つからない理由は、理由にありました。その薬たちを止めれば、再発の危険性や、命のリスクは高くなる。今まで、随分、騙し騙し、やってきました。薬のアレルギーである事は、血液検査で明確でした。膠原病を疑われたのですが、全く数値も出ず、そこには、薬疹であるという事実しか残りませんでした。

けれど、正直、片手いっぱい飲んでいると、どれがどれだか分からない。けれど、それがなきゃ、猛暑は超えられなかったのも事実。顔の湿疹の激しさや、薬疹のひどさに、アイスノンを抱えて眠る日々が続きました。当然ですが、髪の毛は、洗うごとにごっそりと抜け、私自身、もう、これが最後だと覚悟を決めました。

死を見つめて生きていく事が、これ程きついとは思わなかったけれど、私はむしろ、死を忘れていたくて、目線を逸らしていた自分が自分を粗末にしたのだなと考えました。自分は、自律神経の起こす頻脈を、どうしても薬で抑えたかった。けれど、投薬が重なっても重なっても、私の恒常性は、元の頻脈に戻すばかり。結果、考えて考えて考えた先に、私は最後の賭けに出ました。

もう、皮膚科の先生に、薬疹って言われなかったら、もう諦めよう。もし、薬疹だと言われたら、薬を止めて行こう。何が起こるか分からないが、肝臓の値がどうなっているか確かめないで、この湿疹一つで、勝負に出てみよう。苦しかったら救急に来てくださいねとは、医者は言う。けれど、来られた医者は、たまったもんじゃないから、そっけなく追い返されてきた。

が故に、辛抱強く、医師の診察日まで、アイスノンを抱え、泣きたい時には、遠慮なく、イトツの画像を見て涙を流し、出来る限りが終わった時こそ、人間の真価が出ると言い聞かせました。薬疹のかゆみは尋常ではなく、痒い時には、皮膚の下で無数の虫がうごめくような痒さを覚えるんです。前に、そうなった時は、正直本気で自殺を考えました。

今回も、何度通っても、そうだとは認められない。そりゃそうなんです。私が医師だったら、今回何とか、何でも飲んで乗り切ってくれと思うと思います。それ程、どの薬も減らせる事は出来ない。自分も分かっています。

そうして、今日、モノの見事に病院で、状態を再現させて、そうして、薬を減らして行く事、変えていく事となりました。割と病院に、この所は四六時中通ったのですが、まだまだ、落ちつくまでに通いそうです。

実は、今日、6月の入院の時、同じ部屋だった方にお会いしました。その方は、完全に混乱されるほど、長い事昏睡状態にあり、意識を戻された時の、CCUでの混乱ぶりを話されていらっしゃいました。他に色々楽しい話も多数弾んだ方でした。彼女に、「お出になられたのですね。おめでとうございます。」と申しましたところ、彼女に、「4週間に一度になったのよ。あなたは?あんなに早く出て、どうなの?」私は苦笑しながら、「入院自体は検査目的だったので早かったのですが、今は、ほぼ、外来、週参ですわ。皆勤賞を頂いても良いかなと。」と申しました。

出あう人あれば、行き交う人もある。そして、目の前の彼女は、死の淵から立ち直って、ここまで治っている。この彼女に出来て、私にはできないはずがない。もう一回、立ちあがろう。もう一遍だけ、頑張り抜こう。薬を止めても案外、私の恒常性だから、いい感じに動くかもしれないじゃないか。まだ、私の活動写真は終わりじゃない。面白い所まで、もち返して、終わりとなりたい。

そう考えて、これから、新たに戦い抜く事といたしました。
霊視等のご依頼を時々頂きますが、出来る範囲でしかできないのと、現在、フィールドワークは全く無理な事ご理解ください。そして、家族の為に、もう一度、立ち直る決意を固めまして、本日、出会った人に希望を見せていただきました。

どんな人との出会いも、粗末には出来ないと深く考えさせられました。

頑張ると決めたからには、やらなきゃならぬ。ならぬならぬで、為さねばならぬ。
オヤジが生前、申しておりました。今一度、立ちあがるつもりです。



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9 Comments

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(涙) ()
2010-09-30 18:28:10
Unknownさま

一応、補足でエントリを出しました。私の見解とはこんなもので恐縮です。何故苦しみ続けるかと聞かれたら、恐らく、そこに苦しみがあるからだと答えると思います。

愚問ではなく、皆が聞きたかった事だと思います。

どうもありがとう。
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わざわざ (Unknown)
2010-09-30 15:40:32
ご返答、ありがとうございました。

ずっとギモンだったんです。なぜ、そこまで苦しまれるのか。

かの人達は、健常者であり、想像力逞しく、専念する時間があり、体力、共に旺盛のように見受けます。
いかにも楽しげに、悠々と世の中を泳いでいるようで、

朋さんとの、あまりの現実の違いに、合点がいかず。
愚問でした。
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(苦笑) ()
2010-09-30 13:41:04
Unknownさま

スピリチュアルの人を敵に回すつもりではありませんが、

やらないこと=本当の現実

である公式は、暗黙の了解かと存じます。というか、宇宙人とコンタクトしても治らないし(失笑)、ウォークインされるような不届きな事をしでかした覚えもなく(苦笑)、かと言って、全否定するつもりはありません。

自分の心からアプローチして病を治すのに、宇宙人が必要な人も、どこかにはいるんじゃないですか。私は、精霊の存在や介入は分かりますが、全部乗っ取られるような、粗末な自分ではないつもりです。

私は、ニトロで狭心症が起きる極めて稀なケースです。それが、不動明王の所為かとか、神からのギフトかと、言っている暇があったら、まず、自分を治す最善の道を尽くす。それだけです。

夢を破壊してしまったら、ごめんなさい。あくまで、チャネリングと言うのは、生活の余暇でやるもんで、「遊び」だと捉えています。私は、未熟故、そう思うだけかもしれません。

よろしくお願いします。
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素朴なギモン (Unknown)
2010-09-30 10:52:17
なんですが、一部でハヤリの、宇宙人とのコンタクトや、魂のウォークインとか、で、リタイアしちゃったり、宇宙人のテクノロジーで痛みを取ったり、

朋さん程の方だったら出来ちゃいそうなのに、

やらない…という事は、

やはり、これが本当の現実、という事ですか?
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コメントありがとうございます ()
2010-09-26 20:41:06
たくさま

そうそう、Oリング。忘れてました。まず、ペンデュラムでやってみるかと思いましてね。オカルト棚のグッズが、結構紛失しているので、今、懸命に探してはいたんです。

自分では、処方してもらった薬の情報を手にして、1個1個指でさして、手をぶんまわして調べたんですけれど、自分的には、どれもアウトじゃないんですよ。実は。

Oリング、うちだと、主人でやる事となるんですけれど、やってみようと思ってはおります。こっちのほうが、正解率高いかな。

いい情報ありがとうございます。
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Unknown (たく)
2010-09-26 15:19:42
>薬のアレルギーである事は、血液検査で明確でした。

>けれど、正直、片手いっぱい飲んでいると、どれがどれだか分からない。

何種類か飲まれててどの薬の影響かわからないのかと思いました。
もしご参考になれば。

漢方薬でいつも三種類程処方してくれる西洋医学の医院に通っていたとき。
漢方薬をチョイスするのに一種類毎にあうかあわないかオーリングテストをしてました。
結果、調剤薬局では処方されたものが不思議な組み合わせになるらしくいろいろきかれたものでしたが、自分にあった物で大分快方に向かいました。
オーリングテスト、以前調べたとき一人でする方法もありました。私は手く出来ず。。。
確かに、医院でオーリングテストをしたとき、二人でやるものを中々上手く出来ず、間に看護士さんが入ってしてました。
こうする事によって看護士さんの影響がでる事もあるそうで、逆に悪化した処方箋のときもありました。

よかったらお試ししてみて下さいね。
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コメントありがとうございます ()
2010-09-25 11:08:35
ねこっちさま

壁のバームクーヘン。そのまま、剥いても剥いても終わらないですね。

バウムには「年輪」と言う意味があるのですが、尽きせぬ艱難辛苦と共に、長い年月、心に積もった悲しみの年輪でもある気がします。

共に頑張りましょう。

ponkoさま

まぁ、ぼちぼち行きますよ。北海道とか、東北や長野、京都などのフィールドワークには当分行けそうもないんですけれどね。

ありがとう
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いつまでも (ponko)
2010-09-24 16:33:54
お待ちしてます!
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壁のバームクーヘン (ねこっち)
2010-09-24 00:44:21
無気力と立ち上がれない日々がが続いた今日この頃。
だけど、悲しいかな日常に流れさてく。
思い出してみて、君が負けそうになっている今日って日はどこかの誰かが諦めたくたかった明日だって事と、その手がどんなに遠くても繋がっている事を。
どこかの歌詞に勇気づけられました。
どんな時でも立ち上がります。
ともさんに勇気もらいました。ありがとう!

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