こんばんは。
前に、ジェイとダイという二人の子たちが、わたしの周りにいるという話をここで書いた。
それから、名前から、ヒスイではないかとか、ヒスイなら糸魚川ヒスイではないかという憶測まで飛んで、そして、色々な人に心当たりを聞いた。
聞いたんだけれど、今ひとつ、決め手になる事がなくて、分からなかったのね。
先日、久しぶりに、精霊が出てくるタイプの夢に当たった。妙に、半分まどろんでいるような、半分夢ではないような、そんな状態。時々、空恐ろしい声とか聞こえるのね。それで、ジェイとダイがいたのよ。あぁ、いたいた、君たち。ねぇ、どこから来たの?どこへ行くの?
そしたら、二人の男の子がこう答えるのよ。
「いやだな、僕たち、あなたのところに着たんですよ。」
「うーん。誰も呼んだ覚えもないし、もしかして、君たちは雪のとこのツインズ?」
「違いますよ。僕たちはそれぞれ、守護精霊なんですよ。」
「んじゃ、もしかして、石?」
「あーぁ。違いますって。僕たち、誰のところに行っていいか分からず、迷子になっていたんですよ。実は、帰るところを探していたんですけれど、あなたがおなりになったといううわさを聞いて、あなたのところに着たんです。」
「・・・・・・・・(おなりになるとか、意味不明なんですが、なんになったんですか、わたし?)」
「でも、あなたのところにどうやって行ったらいいかわからなくて、前、夢であなたに、名前を名乗ったんです。」
「そりゃまた、ウルトラメルヘンなお話で(苦笑)。」
「別におかしくないじゃないですか。あなたには普通の話でしょう。」
「うーん。おなりになるとか、意味が分からないんで教えてもらっていいですか。わたし、全く、君たちに心当たりがない。」
「(顔を見合わせて)やっぱね。このひと、そういう人なんだって噂があったんだけれど、本当なんですね。」
「そういう人ってどういう人だ。」
「基本なんでもウェルカム(大笑)。」
「・・・・・・・・・・・・・・・・一応、ひととおり、拒んでいるつもりなんだけれどね。」
「あなた、台湾に先日行ったでしょう。」
「行ったよ。ろくな観光ができないで、ディムサムで終わっちゃったんで、苦労したんだけれど。」
「くすくすくす。ほら、この人、気がつかないんだよ。僕ら、あなたのピアスにいたんですよ。あなたは、その前から龍が守護に変わったと分かっていたし、飛行機もなんだかドラゴンがいるみたいだと考えていたじゃないですか。」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・え?ピアスに?いつの間に?あぁ、そう言えば、落としそうだったから、落とさないキャッチを買ってピアスしていったわ。」
「そう、僕ら、あなたのダイヤのピアスにいるんですよ。嫌だな、もしかして、台湾の龍山寺には、自分が行きたくなかったから行けなかったとか思っていませんか?」
「・・・・・・・・・・いや、そりゃ、やけにスムーズに、色々なところで、観音には案内されたけれど、やけにどこでも、龍に出会うのは失敗したとは思ったよ、でも、あれ、道教の寺でしょ?龍関係ないでしょ。あれって、メインは観音でしょ?」
「違いますよ。あなたが縁を結んだんじゃなくて。」
「・・・・・・・・・・・・。まさか。まさかだとは思うが、途中、台湾に寄ったが、あの龍山寺の奴か?」
「・・・・・・・結局あそこ行けなかったでしょ。僕たち、あそこに行かれると返されちゃうんですよ。それじゃ困るんです。」
「凄く凄く意味不明だが、台湾で、龍山寺というと思い当たる人は一人しか居ない。」
「そうです。昔、あなたが子供を授かりたいとき、あなたの義理のお母さんは、子供が授かりますようにと、御座石神社で願いましたよね。そして言いましたよね。あそこは、特に、XX家によく効く神社だと。」
「うん、言ってた言ってた。まさか、本当に、ご利益があるとは思ってなかったんだけれど。」
「それで、あなたの義理のお母さんは、ついでに、龍山寺に、祈ったんですよ。子供が無事に生まれますようにって。」
「・・・・・・・・・・。うん。きっと、あの人なら、やるとは思ったけど。」
「それで、僕たちは、その願いの元なんです。僕たちは、この家の子供を守る役目があるものなんです。」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「ただ、僕たちは、願いの元に返してほしくないんです。僕たちの役目は、子供の守護なので。」
「ってことは、うちの息子の守護かい。」
「息子さん達もそうですし、すべてのあなた方の家の守護なんです。」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・それなら、あっちの姑のほうに出たほうが早くないですか。そもそも、あっちが願ったんだし。」
「そうなんですけれどねぇ。僕たち、迷子になっていたんですが、あなたが、おなりになったので。」
「おなりになったってなんだ。何、その節操のない、願いの元は。普通、願掛けしたら解くでしょ。解いていないんだったら謝りますから、解かれてくださいよ。」
「違うんです。僕たちは、そもそも願掛けのもとじゃありません。ずっと、願掛けとして、子供の一生を守ってくれるようにお願いされて、その後、道が分からなかったんですよ。」
「そうなんです。全く二人で分からなくて、それで、とりあえず、あなたは、夢でよく話しやすい人だと聞いたので、とりあえず、夢に出てみたんです。」
「・・・・・・・・・・・ってことは、うちの姑の言ってた、よく効くという類の神社系統のお使いかい?」
「はい。そうです。だから、名乗ったときに、あなたの姓を名乗ったでしょ?」
「なんか、よくわかんないけれど、サルボボのような感覚でいいのかな。失礼なようだけれど。」
「中々、たどり着けなくて困っていたんですが、あなたが、たまたま、龍に縁が強い人に出会って」
「あぁ、とらさんか。」
「その方のところの精霊さんに教わって、あなたに、ダイヤを購入させて。あなたは、通常、精霊を石で持ち運ぶと聞きましてね。」
「・・・・・・・・・微妙な感じだな。」
「一個で二人入れるかと思ったんですが、意外ときつくて。二個目を買ってもらって。」
「・・・・・・・・・・・あの値段はやっぱり、そういうことか。天界経費って奴か。ダイヤが、0.2キャラットで、3万円っておかしくないかと思ってたんだが。」
「まぁ、多少無理がありましたが、僕たちは、あなたが、この家の代にたたれたので、守護に着たんです。」
「わたしがおなりになったというのは、それは、わたしが、この家の次世代を生んだ人間であるということになったんだな。」
「そうです。あなたが、ご母堂です。」
「ってことは、わたしが引退する時は、誰かにこの石を譲るということなんだな。」
「僕たちは、一応、この家の守護のものなんです。だから、次のご母堂が、石で管理されなければ、別に石に入らなくてもいいんですよ。」
「そういう理由で、うちの子か。」
「ハイ、僕らも、お世話になります。お守りしますが、あくまでお守りするのは、代を次いだ女性のみになります。」
「息子の守護だって言ったじゃないか。」
「ええ。次世代の坊ちゃん方の守護のために、その母親を守るという役目になっています。」
「どうりで、台湾で、行けなかったんだな。」
「ええ、僕らも必死だったんで、行かれると困ったんで、あえて、予定をずらせていただいたんですが、でも、台湾には着てほしかったんです。」
「迎えがないとね。くすくすくす。」
「そうそう、ちゃんと、おなりになったかたに、迎えに来ていただかないといけないのでね。」
「・・・・・・・・・・・・・・複雑。わたしは、長男の嫁辞めたんだぞ。」
「でも、ここの家の次世代のご母堂です。」
「古い家ってのは、変なこと、ひとつや二つくらいはあるけれど、それじゃ何で、今までは、ぜんぜん守ってくれなかったの?」
「それはですね。ちょっと、ここでは話せないんです。」
ってことで、どうやら、わたしは、女帝になったらしい。まぁ、継ぐ不動産も遺産もないし、そもそも、恐らく、跡取りの感覚を主人は捨てたので、なにひとつ、もう継ぐものはないのだが、女帝になったらしい。
・・・・・・・・・・・・・・ってことで、なんで、守護がぞうさんから、いきなり龍に変わったのかは、分かりました。後は、分からんです。意味不明なエントリとして、読み解けたら、あなたがわたしに教えてください。おながいします。(苦笑)。
ちなみに、姑は、龍って字があったら、手当たり次第に拝む人です。龍山寺って一種のチェーン店かと思ったんですが、どうなんですかね。チェーン店って、皇祖神社とか、住吉大社とか、そういうチェーン店。
久々に、きつねのくろかんぶっしゅを思い出しました。
朋
知らない身としてはどうにも。。。
命と愛の相続を言えば良いのか、そう言う観点でみると
我々の言う家督の相続は天から観ると何も意味を持たないのかも知れませんね。それで、女帝になられたのか?と。
推測ですが、詳しくはメールで
メール拝見しました。
メールにお返事書きたいんですが、まだ調べております。
ところで、姐さん、流石に見立てがお上手ですね。
見事に推理されましたね。わたしもそう来るとは思いませんでした。
ちょっと驚きです。
ところで、お宅の龍は働き者ですよ。
少なくとも、うちの所のやつのように、自分は何もしないで
「私だけを働かせる」者とは、段違い平行棒です(苦笑)。
羨ましいですね。
詳細は追って、メールします。
ありがとう。