言葉にできない

嬉しくて嬉しくて・・・

いや、言葉にしちゃってるんですけど。
((((((((^^;;)

『あなたを抱きしめる日まで』見て来ました。

2014-03-17 01:37:13 | 映画
『あなたを抱きしめる日まで』予告編


実話です。

フィロミナという老婦人が若い時に修道院で産んだ息子の行方を捜そうとし、
彼女を取材する為に同行する元記者のやり取りで進みます。

1950年代アイルランドで、父親に育てられ、性の知識も無い17歳の女の子が一夜?の出来事で妊娠、彼女を疎んだ父親は修道院に入れる。

修道院でアンソニーを出産。
彼女と同じ境遇の若い女の子たちと暮らし、
そこで出産、世話になる代わりに4年間の労働(奉仕)が義務付けられ、
子どもに会えるのは毎日1時間のみ。

ある日アンソニーは仲良くしていた女の子と共に養子に出され、
フィロミナはその行方さえ知らされず。
50年という月日が流れる。

母から兄の存在を知らされた娘が元記者のスティーブンに声を掛け、
そこから話が動き出す。

2人で修道院に行き、アンソニーの行方を調べようとするが当時の書類が火事の為に焼失したと言われ、フィロミナには親権を手放すと宣誓書に彼女がサインした書類が渡される。
火事で失われたはずの書類なのに、何故それだけが残っているのか?
元BBCの記者だったスティーブンは何かがあると直感。

教会が女の子たちから取り上げた子供達はアメリカに売られて行ってた。
人身売買の証拠を消すために裏庭で起きた『火事』を地元の人間は知っている。

探し当てたアンソニーはもう亡くなっていたが、
フィロミナは彼の自分に対する気持ちを知りたくて妹や彼のパートナーであるピートを訪ねる。

そうしてわかった事はアンソニーが自らが還る場所として選んだのは修道院だったこと。
その事実さえも修道院側は隠していたのだった。

フィロミナが出産した当時もいたシスター・ヒルデガードが言う。
『自分は神に身を捧げ、純潔を守ってきた。なのに何故彼女たちを助けなければいけないのか?』
と、↑↑↑こういう意味のことを言ってたんですが、
字に起こしてしまうと正確じゃないかも。

フィロミナはシスター・ヒルデガードを『赦す』と言い、
スティーブンに『赦すというのは自分にも大きな苦しみを伴う。』と告げる。

スティーブンは『私は赦せない。』とシスターに吐き捨てる。

アンソニーの墓の前で彼女の胸に去来するものは。。。。

宗教がどーのこーのというのは私には信じるモノが無いので
言いようが無いんですが、
シスター・ヒルデガードの言葉は神に仕える修道女と言うより、
女性としての嫉妬が現れていると思いました。
未知なる世界を知る若き(自分とあまり年齢も変わらない)女性に対しての。。。。

と、蛇足の感想ですが、
これは実話で、こういうケースがたくさんあって、お互いに探し合っている母と子が現在も相当数いるんだそうです。

これって国が変わっただけで、ちょっと昔に読んだ本にあった人身売買の為のアジアの妊婦工場
の存在とあまり変わらないんじゃないかと思いました。
富める国が貧しい国を搾取すると言う意味で。

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