娘は時々、いきなり私に本を押し付けて、
『これ、読んで。』と言う時があります。
昨夜も12時過ぎになってから、PCに向かっている私の所に
一冊の本を持って来ました。
『涙があふれる いのちの言葉』
という本でした。
寝静まった部屋の中で、PCの画面から外した眼をその本にやり、
パラッと開いて見ると
そのページは第1回きみまち恋文大賞受賞作の、
80歳の女性が戦死されたご主人に宛てたものでした。
当時の軍事郵便は検閲があり、その頃自由に書けなかった気持ちの万分の一かを書いたとの事。
最後の一節に
私はお別れしてからずっと、あなたを思いつづけ、愛情を支えにして生きて参りました。
もう一度あなたの腕に抱かれ、ねむりたいものです。
力いっぱい抱きしめて絶対はなさないで下さいね。
この手紙を最初から読んでいると、
80歳の女性の言葉がとても若い恋する女性のものに思えて、
その感情を今でも持てることを羨ましく、微笑ましく読んでました。
この本の中の言葉は 自死した人の遺書、死を予見した人の遺書、
特攻隊員の家族に向けた遺書、子供の詩、詩人の詩の一節等‥
色んな言葉が収められている。
私が微笑ましいと感じたその女性の言葉も、その人の歴史があって・・
他の言葉を発した一人一人の生にも歴史があって・・
重みがあるものだと思います。
この本の前書きに
生きるのがつらい時、ほんの少しでも力になれたら、という祈りをこめて、「涙があふれる いのちの言葉」を綴りました。
とあります。
さびしいときは
心のかぜです。
せきして、はなかんで
やさしくして ねてたら
1日でなおる
*
僕が生まれたのには
理由がある
生まれるってことには
みんな理由があるんや
詩人・原田大助
『これ、読んで。』と言う時があります。
昨夜も12時過ぎになってから、PCに向かっている私の所に
一冊の本を持って来ました。
『涙があふれる いのちの言葉』
という本でした。
寝静まった部屋の中で、PCの画面から外した眼をその本にやり、
パラッと開いて見ると
そのページは第1回きみまち恋文大賞受賞作の、
80歳の女性が戦死されたご主人に宛てたものでした。
当時の軍事郵便は検閲があり、その頃自由に書けなかった気持ちの万分の一かを書いたとの事。
最後の一節に
私はお別れしてからずっと、あなたを思いつづけ、愛情を支えにして生きて参りました。
もう一度あなたの腕に抱かれ、ねむりたいものです。
力いっぱい抱きしめて絶対はなさないで下さいね。
この手紙を最初から読んでいると、
80歳の女性の言葉がとても若い恋する女性のものに思えて、
その感情を今でも持てることを羨ましく、微笑ましく読んでました。
この本の中の言葉は 自死した人の遺書、死を予見した人の遺書、
特攻隊員の家族に向けた遺書、子供の詩、詩人の詩の一節等‥
色んな言葉が収められている。
私が微笑ましいと感じたその女性の言葉も、その人の歴史があって・・
他の言葉を発した一人一人の生にも歴史があって・・
重みがあるものだと思います。
この本の前書きに
生きるのがつらい時、ほんの少しでも力になれたら、という祈りをこめて、「涙があふれる いのちの言葉」を綴りました。
とあります。
さびしいときは
心のかぜです。
せきして、はなかんで
やさしくして ねてたら
1日でなおる
*
僕が生まれたのには
理由がある
生まれるってことには
みんな理由があるんや
詩人・原田大助
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