
おくりびと
レディースディの金曜日、
と2人で行きましたが、
館内は珍しく年配の方が多かったです。
やはりモントリオール映画祭グランプリと話題になっているせいでしょうか。
あらすじ
楽団の解散でチェロ奏者の夢をあきらめ、故郷の山形に帰ってきた大悟(本木雅弘)は好条件の求人広告を見つける。
面接に向かうと社長の佐々木(山崎努)に即採用されるが、業務内容は遺体を棺に収める仕事。
当初は戸惑っていた大悟だったが、さまざまな境遇の別れと向き合ううちに、納棺師の仕事に誇りを見いだしてゆく。
納棺師という職業はそれほど昔からあるものではないようです。
成人して両親、弟、祖母と葬儀に関わった事がある私ですが、
納棺の儀というのは経験がありません。
用事を言いつけられ、戻った時には終わってた・・というパターン。
『何処に行ってたんだ ○○は・・
』てな。。。。
納棺師というテーマは主人公を演じた本木雅弘が提案したものとのこと。
さすがに興味を持ち魅せられただけあってその振る舞いが美しかったです。
端正な顔立ちの所為か実際の年齢よりは若い感じに思えました。
その表情が切なく見えたり厳かに見えたり可愛く見えたり・・この人も表情が豊かです。
奥さん役の広末涼子は・・とても若い奥さんです。
パンフレットを見たら、役の上ではわかりませんが実年齢差15歳なんですね。
この人は表情が決まってしまっていてちょっと残念でした。
アップのアングルだと際立ってわかりやすい。
ですが、そのパンフレットの中のインタビューで役作りについて語っている(美香を分析している)様子を読んでちょっと見る目を変えました。
彼女なりに考えた結果なんですね。
NKエージェント社長の山崎努さん
この方好きです。演技ももちろんなんですが、脇に徹して後進を際立たせるように思うんです。
世紀末の詩の時の竹之内豊の時も感じたんですが、どっしりとした存在感でいて主役を食わない。
私と
の間では、今『困った事に。』がブームです。
その他吉行和子、笹野高史、余貴美子などのベテランが脇を固めます。
エピソードの中に5分ほど遅れて行った家の主に怒鳴られるんですが、
その怒鳴った山田辰夫さんの様子に不器用な男の妻への愛が感じられ、
ここでは泣きましたね。
この山田さんの事を山崎努さんがインタビューの中で褒めています。
もう1つ ラストは30年前に生き別れた父親の納棺を執り行うんですが、
主人公の、業者には一指たりとも触らせないという強い気持ち、奥さんの『夫は納棺師なんです。』とキッパリした口調に納得しました。
石文のエピソードは脚本を書いた小山薫堂氏が独立させて絵本として発売しているようですが、
その30年前に交わした父との石文。
亡くなった父が握っていたのは・・その石文でした。
記憶に定かではなかった父の顔が思い出と共にはっきりと思い出される。
自分は忘れられたわけではなかったのだと改めて父の愛情を感じられた主人公。
実生活でもこういうシーンて大事かもしれないですね。
さて・・ここまで書いて思い出したことがあります。
納棺の儀に立ち会った事がないと書いた私ですが、
どうやら母の時は立ち会ってるよう・・・
私の口紅を使うか叔母のにするかとその場で話したように思います。
頭からスポッと記憶が抜けています。
レディースディの金曜日、

館内は珍しく年配の方が多かったです。
やはりモントリオール映画祭グランプリと話題になっているせいでしょうか。
あらすじ
楽団の解散でチェロ奏者の夢をあきらめ、故郷の山形に帰ってきた大悟(本木雅弘)は好条件の求人広告を見つける。
面接に向かうと社長の佐々木(山崎努)に即採用されるが、業務内容は遺体を棺に収める仕事。
当初は戸惑っていた大悟だったが、さまざまな境遇の別れと向き合ううちに、納棺師の仕事に誇りを見いだしてゆく。
納棺師という職業はそれほど昔からあるものではないようです。
成人して両親、弟、祖母と葬儀に関わった事がある私ですが、
納棺の儀というのは経験がありません。
用事を言いつけられ、戻った時には終わってた・・というパターン。
『何処に行ってたんだ ○○は・・


納棺師というテーマは主人公を演じた本木雅弘が提案したものとのこと。
さすがに興味を持ち魅せられただけあってその振る舞いが美しかったです。
端正な顔立ちの所為か実際の年齢よりは若い感じに思えました。
その表情が切なく見えたり厳かに見えたり可愛く見えたり・・この人も表情が豊かです。
奥さん役の広末涼子は・・とても若い奥さんです。
パンフレットを見たら、役の上ではわかりませんが実年齢差15歳なんですね。
この人は表情が決まってしまっていてちょっと残念でした。
アップのアングルだと際立ってわかりやすい。
ですが、そのパンフレットの中のインタビューで役作りについて語っている(美香を分析している)様子を読んでちょっと見る目を変えました。
彼女なりに考えた結果なんですね。
NKエージェント社長の山崎努さん
この方好きです。演技ももちろんなんですが、脇に徹して後進を際立たせるように思うんです。
世紀末の詩の時の竹之内豊の時も感じたんですが、どっしりとした存在感でいて主役を食わない。
私と


その他吉行和子、笹野高史、余貴美子などのベテランが脇を固めます。
エピソードの中に5分ほど遅れて行った家の主に怒鳴られるんですが、
その怒鳴った山田辰夫さんの様子に不器用な男の妻への愛が感じられ、
ここでは泣きましたね。
この山田さんの事を山崎努さんがインタビューの中で褒めています。
もう1つ ラストは30年前に生き別れた父親の納棺を執り行うんですが、
主人公の、業者には一指たりとも触らせないという強い気持ち、奥さんの『夫は納棺師なんです。』とキッパリした口調に納得しました。
石文のエピソードは脚本を書いた小山薫堂氏が独立させて絵本として発売しているようですが、
その30年前に交わした父との石文。
亡くなった父が握っていたのは・・その石文でした。
記憶に定かではなかった父の顔が思い出と共にはっきりと思い出される。
自分は忘れられたわけではなかったのだと改めて父の愛情を感じられた主人公。
実生活でもこういうシーンて大事かもしれないですね。
さて・・ここまで書いて思い出したことがあります。
納棺の儀に立ち会った事がないと書いた私ですが、
どうやら母の時は立ち会ってるよう・・・
私の口紅を使うか叔母のにするかとその場で話したように思います。
頭からスポッと記憶が抜けています。

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