先日NHK仕事の流儀特番「宮崎駿」。「BSアニメ夜話スペシャルとことん!あしたのジョー」。仕事の流儀は毎週録画。ジョーは何気なくテレビをつけたらやっていたので見ていたら引き込まれてしまいました。
映画作家としての宮崎。1年近くにわたっての取材。毎回を長編の最後と言いながらさらに新しい作品に挑み続ける姿。構想が徐々に形になっていく様を感じることができました。真の作家人。
「なぜこれだけ名声を得てもつくり続けるのですか?」(この質問も愚問だと思うが…)
「名声?そんなものは関係がない。過去に何をつくったか、そんなものは今の自分にとって意味がない。」「メッセージをあからさまに伝えようとしてもそれはつまらないものになってしまう。」「意味がわからないものにこそ力がある。」「仕事だけをやっていてもよいものはできない。自分が今やりたいことを自由に楽しむ。その積み重ねがあって初めて作品に生きてくる」
次回作(崖の上のポニョ)またみたいと思います。
あしたのジョー。再放送で一通り見た覚えがあります。映画も。テレビアニメにおける監督、作画作家の力改めて知りました。今までテレビアニメイコール原作漫画の焼き直し、ぐらいにしか考えていませんでした。よく考えてみればコマ割した静止画をどのような構図で、動きで、色で、音響をつけ動画化するか…、これは大きく異なることです。そこに監督をはじめとするアニメに関わる人たちがやっていたことなんですね。
そして何よりも感じたのは新しいものを作り出そうとする気概。一つの芸術表現として若い20代から30代のスタッフたちが命を削って作っていたことに心を動かされます。だからこそ当時社会現象にまでなり、(力石の葬儀が行われたり)子どもから若者までの心を捉えたのでしょう。映画監督塚本晋也がインタビューをしていましたが、現在見直して改めて感動していました。わたしも見直してみたくなりました。
映画作家としての宮崎。1年近くにわたっての取材。毎回を長編の最後と言いながらさらに新しい作品に挑み続ける姿。構想が徐々に形になっていく様を感じることができました。真の作家人。
「なぜこれだけ名声を得てもつくり続けるのですか?」(この質問も愚問だと思うが…)
「名声?そんなものは関係がない。過去に何をつくったか、そんなものは今の自分にとって意味がない。」「メッセージをあからさまに伝えようとしてもそれはつまらないものになってしまう。」「意味がわからないものにこそ力がある。」「仕事だけをやっていてもよいものはできない。自分が今やりたいことを自由に楽しむ。その積み重ねがあって初めて作品に生きてくる」
次回作(崖の上のポニョ)またみたいと思います。
あしたのジョー。再放送で一通り見た覚えがあります。映画も。テレビアニメにおける監督、作画作家の力改めて知りました。今までテレビアニメイコール原作漫画の焼き直し、ぐらいにしか考えていませんでした。よく考えてみればコマ割した静止画をどのような構図で、動きで、色で、音響をつけ動画化するか…、これは大きく異なることです。そこに監督をはじめとするアニメに関わる人たちがやっていたことなんですね。
そして何よりも感じたのは新しいものを作り出そうとする気概。一つの芸術表現として若い20代から30代のスタッフたちが命を削って作っていたことに心を動かされます。だからこそ当時社会現象にまでなり、(力石の葬儀が行われたり)子どもから若者までの心を捉えたのでしょう。映画監督塚本晋也がインタビューをしていましたが、現在見直して改めて感動していました。わたしも見直してみたくなりました。