lounge chair style

音楽・アート・インテリアその他気の向くまま、ラウンジチェアにゆったりと座ってくつろぐ時間を…。

勅使河原三郎 空気のダンス

2008-04-14 | Weblog
オーバードホール大舞台の一角に区切られた特設ステージと観客席。
舞台上から吊されるアクリル製のいす、半透明の布。
それらが、ライティングにより非常に効果的に空間の中に浮かび上がる。

事前に選考された13名の10代の子どもたち。
それも半分は13,4歳の若さ。
正直言って彼らが踊る勅使河原ダンス、どこまでできるのか?と思っていた。
それは見事に裏切られた。

昨年10月から練習を開始されたらしいが勅使河原の空気を顕在化させるあの動きを「真似」るのではなく、完全に自分のものとして昇華する子どもたち。
舞台上を見る限りKARASの一員といってもよさそうなほどである。

しかし演技を終え、カーテンコールに立つ無邪気な笑顔はまぎれもなく中、高校生のそれであり、あらためてそのすばらしさを再認識した。


20代始めに勅使河原三郎を知って以来何度か彼のステージを見に出かけた。
一時は本気でにKARASに入りたいと思ったこともある。そのくらいの衝撃を受けた。

現在、さらに世界中で精力的に活動を続ける勅使河原はさらに若い人たちの能力を引き出し、世界のダンス界をリードしている。
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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
継承。 (araigma)
2008-04-15 20:34:21
かなり面白そうと思っておりました。

若い世代に勅使河原氏の精神が受け継がれていくことはたいへんうれしいことです。
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ブロガーの意見 (y)
2008-04-15 22:15:02
この機会に、この講演についてのブログを検索してみました。一般の方の意見は厳しいものもありました。評論家ぶって無責任に批判するのはたやすいこと。そうすることで、自分の地位?をあげようとするのか。美術評論ぶったブログにも非常に腹立たしくなるものもあります。
それこそがネットの無責任性でもあるのでしょうが、いかんと思います。真剣に創り上げる皆さんに申し訳ない。
返信する

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