Blowin' In The Wind (Bob Dylan Cover) by Jessica Rhaye and the Ramshackle Parade
素敵な曲を見つけました。
ジョーン・バエズを彷彿させるような透き通った声に魅せられました。
ジェシカ・ラファイ・・・いいですね。
元曲と詩はボブ・デュランです。ノーベル賞の授賞式をボイコットした詩人。彼らしいーですね。
How many roads must a man walk down
(男はどれほどの道筋を歩いていかなければならないのか)
Before you call him a man?
(人ととして認めてもらうまでに)
How many seas must a white dove sail
(白い鳩はいくつの海を渡らなければいけないのか)
Before she sleeps in the sand?
(砂浜で眠るまでに)
Yes, and how many times must the cannonballs fly
(砲弾はどれほど飛ばし合わなくてはいけないのか)
Before they’re forever banned?
(永遠になくなるまでに)
The answer, my friend, is blowing in the wind
(友よ、その答えは風に吹かれているのだ)
The answer is blowing in the wind
(そう、答えは風に吹かれている)
Yes, and how many years can a mountain exist
(山はどれほどの時を超えて存在し続けられるのだろうか)
Before it is washed to the sea?
(海に浸食されるまでに)
Yes, and how many years can some people exist
(ある人々はどれほどの時間を有するのだろうか)
Before they’re allowed to be free?
(自由を許されるまでに)
Yes, and how many times can a man turn his head ※01
(人はあと何回顔を背け)
And pretend that he just doesn’t see?
(見なかったフリをするのだろうか)
The answer, my friend, is blowing in the wind
(友よ、その答えは風に吹かれているのだ)
The answer is blowing in the wind
(そう、答えは風に吹かれている)
Yes, and how many times must a man look up
(男はあと何回見上げなければならないのか)
Before he can see the sky?
(空を見ることができるようになるまで)
Yes, and how many ears must one man have
(人はいくつの耳を持たなければいけないのだろうか)
Before he can hear people cry?
(人が泣いているのを聞くまでに)
Yes, and how many deaths will it take ‘til he knows
(死をあとどれ程もたらされるのだろうか)
That too many people have died?
(多くの人が亡くなってきたと気づくまでに)
The answer, my friend, is blowing in the wind
(友よ、その答えは風に吹かれているのだ)
The answer is blowing in the wind
(そう、答えは風に吹かれている)
https://ongakugatomaranai.com/bobdylan_blowininthewind/(参照)
60年代後半から70年代前半にかけて、米国を中心にベトナム戦争反対の運動が広がりました。
折しも、日本では大学紛争の最中で、ベトナム反戦、沖縄返還問題、70年安保へと若者は走りました。
私も風に吹かれて、茅ヶ崎の「ただの市民が戦車を止める会」の集会に参加していました。
機動隊の前で座り込んだとき、私は最前列。
「ヘルメットもか被らず何やってんだ!頭かち割れるぞ!」という声とともに、ヘルメットが飛んできました。
「反戦青年委員会」と書いてありました。
オレ、違うんだけど・・・?と思いつつも、気がついたら被っていました。
写真が毎日グラフに大きく載りました。
その後、どうなったかって・・・機動隊の楯でボコボコにされた学生もいましたが、私はあざができたぐらいですみました。
深まりゆく秋の深夜の座り込み闘争。終わったあとは終電もなく、みんな寒さに疲れ切った様子。
どこからともなく、暖かいおにぎりが配られ、そのおにぎりのおいしかったこと。
今でも、忘れられません。