一日一歩

名古屋の下町育ちで、春日井市民歴42年。人間らしく生きることの大切さを、人生の中で学びました。

大晦日

2021-12-31 17:13:38 | 日記

大晦日

年越の寒波襲来で、北海道、本州日本海側では大変な大雪となっているようです。

幸い高蔵寺ニュータウンは車の屋根にうっすらと積もる程度で、正月三が日は、天気に恵まれそうです。

 

私の様な金もない後期高齢者の年末年始の楽しみは、孫たちの顔を見ることと、テレビを見るくらいです。

楽しみにしているNHK紅白は大きく様変わりせざるをえない状況のようです。

おおとりは北島三郎でなくては、年が越せない世代ですが、時の流れがそうさせるのでしょう。

 

あと二時間で紅白歌合戦が始まります。

新しい年が、皆様にとって良い年となりますように、心よりお祈り申し上げます。


あらためてカメラの歴史を学びました・・カメラ オブスキュラ

2021-12-29 18:49:33 | 写真

先日のブログで春日井の女性写真家・藤井昌美さんを紹介したのですが、藤井さんのブログを読ませて頂いて、あらためてのカメラの歴史について学び直したところです。

実は私の所属するカメラクラブでカメラの歴史について学ぶことは全くなかったのです。

古代の人は、真っ暗な部屋の中で、小さな穴から入ってくる光が壁に上下左右反対の像を結ぶことを知っていたようです。古代の文献にも記載されているようです。

近代になってその原理が利用され始めました。箱に小さな穴を開け、投影された像をなぞってリアルな絵を描く技法の補助道具が誕生しました。

カメラ オブスキュラ」です。

ラテン語で「暗い部屋」という意味でカメラの語源となった言葉です。

その後レンズを装着することにより、画像の明るさ、精細さが増し、小型化されていきます。

1825年フランスのジョゼフ・ニセフォール・ニエプスによって、カメラ オブスキュラの画像を初めて定着させることに成功したのを契機に、今日で言う「カメラ」としての歴史が始まったとのことです。

日本ではカメラ創生期の写真としては、徳川慶喜の写真が有名ですね。

ニコンのサイトに子供向け「カメラ オブスキュラ」の作成方法が紹介されていました。

カメラの仕組みを学ぼう

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参照 写真家 藤井昌美とカメラ オブスキュラで港まちの風景をのぞいてみよう

 


岩西ナンキンハゼ通り

2021-12-10 22:55:18 | 日記

私たちの町内の一角に、秋になれば素晴らしい紅葉を見せてくれるナンキンハゼ(南京櫨)の通りがありますよね。

中日新聞さんから東に入っていく通りです。

春は小学校、中学校周辺の桜、秋はこの通りのナンキンハゼとなるのですが、なぜか、殆どの時期、紅葉になる前に市による枝払いがされていてナンキンハゼの紅葉を観賞することができませんでしたが、昨年、今年とみごとな紅葉を見せてくれたのです。

撮影しました。

木によって緑から黄色へと銀杏のような色づき方をするのもあれば、いろはモミジのように色とりどりの葉を散りばめたようなもの、ワインレッド一色のもの、他の木が散っても青青しているもの、それぞれ個性があってとてもおもしろいです。

 

ナンキンハゼはその紅葉も見事ですが、もともとは大陸から渡ってきた樹木で、江戸時代にはろうそくの原料としてその実が使われるようになったという歴史を持っています。

今でも和ろうそくを作る上で貴重な原料となっているようです。

この時期、そろそろナンキンハゼの実が落ちているのではないかと、今日見に行ったところ、枝払いの工事車が入っていました。

残念!!!!

ナンキンハゼの実からロウを抽出するブログがありました。初めてのことで悪戦苦闘の様子が伝わってきました。

https://www.kato-kensetu.co.jp/trackblog/k065.html

 

ただ、落葉の量も半端ではないので、道沿いのお宅は落ち葉拾いが大変です。

こういう働きがあって、ナンキンハゼの紅葉を見せて頂いていることを忘れてはならないと思います。


守山リス研究会 北山克己代表の訃報

2021-12-05 07:06:49 | 日記

 

春日井市の身近な自然豊かなところと言うと高蔵寺ニュータウン北部の少年自然の家やグリーンピアを思い出される方も多いと思います。

一方東谷山フルーツパークは、春日井市に隣接した名古屋市と瀬戸市にまたがる東谷山の丘陵地を利用したテーマパークとなっていて、ニュータウンの住民にとっても憩いの場となっています。

私は定年直後から東谷山の丘陵地で畑をやっている知人の手伝いに行くようになりました。三方を小高い山に囲まれ、その下を愛知用水が流れ名古屋市とは思えない自然豊かな場所です。東谷山頂上の尾張部神社に向かう南口は、神社の駐車場も有り、そこでいろいろな方と知り合うことができました。

定期的に森林公園、東谷山に生息するリスの調査をされている守山リス研究会代表の北山克己さんと知り合ったのは今から10年ほど前です。

当時東谷山に猿やイノシシが出没するようになり、知人の畑もトウモロコシやサツマイモを食べられてしまいました。檻を設置し、イノシシが捕獲されるたびに北山さんに連絡すると、すぐに駆けつけて、個体の性別を確認し、身長や体重を測定し記録されていました。

北山さんはリスばかりではなく、この地域に生息するあらゆる生物の調査をしながら、子供たちを山に案内していました。なごや環境大学講座の一環の活動のようで、教科書や図鑑では分らない、現地の匂いを通して自然を教えるというものでした。

十月十一日に突然亡くなられたとのこと。前日まで元気に野外で活動されていたそうです。

享年72才。

ご冥福をお祈りします。

後継者の方も育っているということをお聞きして安心しました。北山さんの自然を愛する気持ちが途切れることなく伝わっていくことを祈りたいと思います。

Youtubeにアップされたばかりの、北山さんの活動の様子を紹介した動画を見つけました。